SNSのメンバーに作らせているミニアンプですが、随分と小さいケースにした人がいて、果たして実装がちゃんと出来るか心配になり、自分でも作ることにしました。丁度、日立のプリアンプを修理しているところですが、故障箇所を見つけるときに、パワーの小さいミニアンプは便利なのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/76/ec94d425f40353b8d75ed0bf010aae87.png)
というのも、故障したプリアンプに入力された信号を、パターンに添って追跡する調べ方があります。アンプは基本的にアースは共通ですから、出力のアースは固定し、出力のホット側だけを信号検知用の針として使います。信号を増幅するトランジスタの出力にホットの端子を当てると、リレーがオフでもパワーアンプに信号を送れます。プリアンプが故障していた場合、ノイズが強大なパワーアンプに入ります。これだとスピーカーが壊れて危険なので、パワーのないアンプをパワーアンプの代わりに使うのです。今回作ったミニアンプでもテスト用にはパワーは大きすぎるほど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/53/193ff08900619351ad9a20479491c239.png)
ミニミニアンプの大きさは、幅が10センチで奥行きが12センチ。平らなお豆腐のパックの大きさです。今回はパネル面積が小さかったので、リアパネルのスピーカー出力端子は、LRのアース共通としました。普通は4個の端子が必要なのですが、ヘッドフォン等と同じく3端子です。ヘッドフォンプラグ(オス)は、先端からLチャンネル、Rチャンネル、共通アースとなっています。
ケースが小さくて基板がちゃんと入るか色々調べましたが、スペーサーを使って底板に固定する場合、横並びにピッタリさせる必要があります。このケースは基板が入るスリットが2段あるので、失敗した自作基板をカットして、ミニ基板のアダプタを作りました。幅83mmで奥行きが60mmです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/74/f0f08b1430152adfa4adf0960000c373.png)
アダプタの製作過程 1.線引
ハンダ付けする前に基板のコピーを撮っておけば苦労しなかった orz
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/48/fd11318180cdb7f3b0845eb514eb0c6d.png)
アダプタの製作過程 2.穴開け
ミニドリルで無数の穴を開けておくと糸鋸で苦労しない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/40/815c1968c968847a8e907e16ee9e3047.png)
アダプタの製作過程 3.裏から見たもの
固定には3mm径のプラスチックネジとナットを使う
アダプタを使ってケースに嵌めるメリットは、配線の長さ調整などでハンダをやり直す場合、パネルの端子側でなく基板側で加工できる事にあります。ボリュームや入力端子は、配線を一度したら、やり直すのは結構大変なのです。基板だと簡単にケーブル交換ができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/55/11b2d7114059345d62d5f9ac3743220c.png)
ミニミニアンプの欠点は、軽いので猫パンチで簡単に吹っ飛ぶことです。ペットが足を引っ掛けたら大変です。スピーカーケーブルやACアダプタのケーブルが邪魔にならないように、セッティングには注意が必要です。なお、まだLED照明は付けていませんが、スイッチ自体が光る自照式スイッチに改造したいと思っています。
エフライム工房 平御幸
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/76/ec94d425f40353b8d75ed0bf010aae87.png)
というのも、故障したプリアンプに入力された信号を、パターンに添って追跡する調べ方があります。アンプは基本的にアースは共通ですから、出力のアースは固定し、出力のホット側だけを信号検知用の針として使います。信号を増幅するトランジスタの出力にホットの端子を当てると、リレーがオフでもパワーアンプに信号を送れます。プリアンプが故障していた場合、ノイズが強大なパワーアンプに入ります。これだとスピーカーが壊れて危険なので、パワーのないアンプをパワーアンプの代わりに使うのです。今回作ったミニアンプでもテスト用にはパワーは大きすぎるほど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/53/193ff08900619351ad9a20479491c239.png)
ミニミニアンプの大きさは、幅が10センチで奥行きが12センチ。平らなお豆腐のパックの大きさです。今回はパネル面積が小さかったので、リアパネルのスピーカー出力端子は、LRのアース共通としました。普通は4個の端子が必要なのですが、ヘッドフォン等と同じく3端子です。ヘッドフォンプラグ(オス)は、先端からLチャンネル、Rチャンネル、共通アースとなっています。
ケースが小さくて基板がちゃんと入るか色々調べましたが、スペーサーを使って底板に固定する場合、横並びにピッタリさせる必要があります。このケースは基板が入るスリットが2段あるので、失敗した自作基板をカットして、ミニ基板のアダプタを作りました。幅83mmで奥行きが60mmです。
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アダプタの製作過程 1.線引
ハンダ付けする前に基板のコピーを撮っておけば苦労しなかった orz
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アダプタの製作過程 2.穴開け
ミニドリルで無数の穴を開けておくと糸鋸で苦労しない
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アダプタの製作過程 3.裏から見たもの
固定には3mm径のプラスチックネジとナットを使う
アダプタを使ってケースに嵌めるメリットは、配線の長さ調整などでハンダをやり直す場合、パネルの端子側でなく基板側で加工できる事にあります。ボリュームや入力端子は、配線を一度したら、やり直すのは結構大変なのです。基板だと簡単にケーブル交換ができます。
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ミニミニアンプの欠点は、軽いので猫パンチで簡単に吹っ飛ぶことです。ペットが足を引っ掛けたら大変です。スピーカーケーブルやACアダプタのケーブルが邪魔にならないように、セッティングには注意が必要です。なお、まだLED照明は付けていませんが、スイッチ自体が光る自照式スイッチに改造したいと思っています。
エフライム工房 平御幸