平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

日立型 御神輿の担ぎ方

2015-02-08 02:10:18 | バレーボール
 日立リヴァーレはようやくトンネルを脱出しましたが、レシーブ率80%と驚異的な数字。リベロの佐藤あり紗さんは前に落ちるボールに反応がよく、持ち前の反射神経で強打を何度も上げる活躍。栗原選手も良い守備でしたが、センタープレーヤーの和田選手も後衛で見事な守備がありました。ブロックも効果的に出て、守備がリズムを作って一発で仕留める。粘りの岡山が粘る前に決める見事な戦いでした。

 佐藤美弥さんのトスワークも多彩で、栗原選手やパオリーニ選手が打ちやすいタイミングで上げているように見えました。内瀬戸選手も遠井選手も万遍なく点を上げたように、多彩すぎて、マッチポイントはパオリーニ選手が自分によこせと催促して決めたみたいです。

 この試合で目立ったのが、選手の自主性。セット間のインターバルで、佐藤あり紗さんがコーチのノートパソコンを見ていましたが、データを元にスパイクコースを読むIDバレーでしょうか。試合を通じて、選手にゲームを組み立てている意識が感じられ、またプレー一つ一つに意思が込められている感じがしました。それが、上から指令される一方の岡山を後半に突き放した理由だと思います。

 また、試合開始時に、選手の多くが髪型を変えてきたのが目立ちました。プロ野球選手も、スランプの時には理髪店で気分転換すると聞いたことがありますが、大相撲でも髷を結う床山さんはお相撲さんのリフレッシュに一役買っているそうです。佐藤美弥さんのお団子がほつれ気味で、短いポニテの和田さん共々、なかなか初々しい感じがしましたね。

 試合前にお風呂に入って、ニコ生はタイムシフトなので駅まで買い物に行きました。ところが、パンを買っていると子連れの女が図々しく押してくる。ミスドで奥の席に腰掛けたのが災いして、母親に連れられた無神経な子供に気分を害される。挙句の果てには、隣の4席のテーブルに陣取った子連れの母親が、僕が出られないように通路を塞ぐ形で、椅子を斜めにして荷物を置く無神経さ。

 それで、日立のピンチと感じて外に出ました。ミスドで紙ナプキンを貰ったら三枚だったので、日立が3セット取るだろうとは思っていました。ところが度重なる親子連れの無神経さで嫌な予感となった訳ですが、ミロード旧館の3階で試合途中をメールで確認したら1-1のタイセット。ストレート勝ちはなくなったので5階に行って、勝ち点を確保してから4階に移り、空中通路で新館に戻って、それから1階に降りて帰りました。結果は4セットで決着。


ハレーションを起こして分かり難いが白い紙ナプキンは3枚
3枚もあったのでピコーンと来て撮影することに ヽ(^。^)ノ


 帰ってニコ生の書き込みを見ていたら、ほどなく試合は終わったのですが、タイムシフトを見て唖然としました。第2セット中盤を5点差で負けていた時こそ、僕がミスドの奥で出口を塞がれてウンザリしていた時間だったからです。あのまま座っていたら第2セットも落としていたかも。

 栗原選手のインタビューで、全員でという言葉が強調されていました。実際その通りだったのですが、日立リヴァーレはキャプテンの遠井選手がおとなしくて、タイムアウトの時も声が聞こえてきません。日立は御神輿担ぎ型のチームなのです。

 トヨタ車体のように、キャプテンが大声で引っ張る牽引型のチームは、お祭りに例えると山車(だし)を引っ張るのと同じ。京都の祇園祭も岸和田のダンジリも牽引型の祭りです。対して、日本の多くに御神輿を担ぐお祭りがあります。この二つは歴史的に少し違うのです。

 山車のルーツは、出エジプト後にイスラエル12部族が、部族の旗を先頭に行進した名残です。ダン族が行進の殿(しんがり)を務めたので、ここからダンジリ=ダン尻という祭りが出来たのです。尻の別の読み方ケツは、ヘブライ語で最後を意味する言葉です。ちなみに、先頭はユダ族で、ユダ族のシンボルの獅子は、ヒエログリフで「先頭」を意味するハタと読まれます。これが秦氏や旗の由来です。旗は五輪の行進を見るまでもなく、大昔から先頭を意味するのです。

 対して、御神輿のルーツは契約の箱にあります。契約の箱は、2本の棒を閂(かんぬき)に通して担ぎ上げたのです。しかも、契約の箱を担いで川を渡ったので、日本の神輿の多くは川渡御(かわとぎょ)と呼ばれる、水の中の行進をします。また、契約の箱は祭司レビ族が担ぐしきたりになっていたので、他の12部族の者は触ることも出来ませんでした。下手に触ると災いを招く障(さわ)りになったのです。

 御輿を担ぐ時のワッショイとは、「我は背負う(しょ・う)」が訛った物です。牽引型の山車は「ヤーレ」という掛け声が多く、こちらは「神(や=ヤハウェ)有れ」から来ています。御輿は軽いほど良いと言われますが、日立リヴァーレは神輿を担ぐタイプのチームなので、キャプテンはおとなしくても良いのです。神輿に乗っていればよいのですから。

 祭司レビ(藤原氏)の子孫である、佐藤あり紗と佐藤美弥が神輿の音頭取り。栗原は栗がクリストス(キリスト)なので、やはり神輿に乗る方です。もっとも、十字架を担うのも仕事ですが。また、「エン」と読む字は祭司に関係するものばかりなので、遠井選手も祭司の系統だとは思います。遠は、死海(塩=エン)のあるオリエントを指すからエンなのです。オリエントもエンが入っているでしょう。

 なお、佐藤美弥さんの弥も、ヤハウェを一字で表したものです。ヤハウェとは、「神(や)は栄(は)える」が縮まったもので、「神の栄光は美しい」という意味が美弥なんですね。栄光とは、体の外まで光る霊体の輝きで、後光や光輪として美術に描かれて来たものです。例えではなく本当にあるものなのです。あの人は光っていると言うでしょう。霊格の高い人は本当に光っているのです。

    エフライム工房 平御幸
コメント (4)
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