平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ブブゼラの羽音

2010-06-19 18:28:07 | Weblog
 ワールドカップ南アフリカ大会の名物となったブブゼラですが、民族楽器の位置付けには少しばかり無理があるようです。ブブゼラは1990年代に一般的になり、それ以前では1965年頃が確認されるという新しい楽器?です。楽器と言うよりは、ただの騒音源ですが。

 ブブゼラの音が不快なのは、蚊の羽音と同じく、500Hz(ヘルツ)が基音だからです。ブーンという音が500Hzと知っている人は、自動的にブブゼラも500Hzだと分かるのです。この音が少し高くなった880Hzは、NHKの時報のポーンという音になります(予報は440Hz)。ブブゼラは低調波として250Hzも出しますから、蚊の羽音よりは低く感じます→ブブゼラの周波数特性

 放送の場合、ブブゼラの周波数分布は単純ですから、デジタル処理による逆波長(逆相信号)を加える事で相殺し、気にならない程度に音を消す事もできます。しかし、それをやらないところを見ると、ブブゼラは意図的に広められた楽器かもしれません。『ヨハネの黙示録』を成就させようとする組織によってですけど…。『ヨハネの黙示録』第九章の冒頭に次のようにあります。

"第五の御使いが、ラッパを吹き鳴らした。すると私は、一つの星が天から地に落ちてくるのを見た。この星に、底知れぬ所の穴を開く鍵が与えられた。そして、この底知れぬ所の穴が開かれた。すると、その穴から煙が大きな炉のように立ち上り、その穴の煙で、太陽も空気も暗くなった。その煙の中から、イナゴが地上に出てきたが、地のサソリが持っているような力が彼らに与えられた。彼らは、地の草やすべての青草、またすべての木を損なってはならないが、額に神の印がない人たちには害を加えても良いと、言い渡された。彼らは、人間を殺す事はしないで、五ヶ月の間苦しめる事だけが許された。"

 このような黙示は解釈が難しいですが、枝葉の装飾を無視して幹だけを見れば、いろいろと面白いものが見えてきます。例えば、イナゴは本来、草や木を損なうものですが、「損なってはならない」と命令されています。この矛盾は、9節のように、「(イナゴが放つ)その羽の音は、馬に引かれて戦争に急ぐ多くの戦車の響きのようであった」とあるように、音が合図となる事を強調しているのです。

 地の底からイナゴの羽音のような音がしたら、神の印を持つ人たちは戦争の警戒しなさい。黙示録はそのように書いているので、続く第六の御使いがラッパを吹き鳴らした後に、2億の騎兵隊の描写となるのです。ですから、天から地に落ちた星は探査衛星はやぶさだったと分かります。はやぶさの帰還は、底知れぬ所の穴を開ける鍵だったので、はやぶさが地球に近付いたら、あちこちで陥没などが誘発されたのです。もちろん、メキシコ湾の海底油田もその一つです。

 4月からの数ヶ月で、メキシコ湾の海底油田から黒い煙(原油)が上がり、またグアテマラで巨大な穴が開き、中国で不気味な物質が地表に噴出しているのです。この地の底が開いた理由ですが、「天=男、地=女」という事から、世界中で起こっている、女性に対する性的な虐待や侮辱が神の怒りの根元だと分かります。旧約聖書に記される、末日には「女の隠し所をさらす」という描写とシンクロしているのです。

 アメリカのポルノ産業がメキシコ湾の海底油田事故を誘発し、中国の女性虐待や人身売買が地割れを誘発し、韓国の売春がタンカー事故を誘発しているのです。海も女性の属性ですから、海が汚れるのは女性が汚れるのと同じなのです。また、異教(サタン)の信仰も姦淫と同じ罪とされていますから、カルト容認の国が地と海を怒らすのです。

 『ヨハネの黙示録』は時系列が一貫していません。書かれている事が巻物のように順番に起こるのではなく、一枚の絵に鏤(ちりば)められたいろいろなエピソードが、ある時は繋がって相関関係を築くのです。ですから、章や節ごとに読み解いても、それが全体の中でどういう位置付けなのかの理解が無くてはダメなのです。

 はやぶさが帰還し、地に落ちた星として、地の底を開く鍵が与えられた。地の底が開いたなら、あらゆる大災害は起きて当然だし、ノアの洪水の原因だった水が再び湧き上がって来ても不思議ではありません。北京を飲み込む巨大な地底湖も、天井の岩盤が崩壊するかもしれないし、巨大なダムも崩壊するかしれません。ブブゼラの音は警報の音。イナゴの羽音は、鳥に象徴されるイスラエル12部族の日本が、イナゴを駆逐する役目であると物語っているのです。

注意 底知れる所とはヘブル語でアバドン(Abaddon)で、英訳でも「奈落」である。

      エフライム工房 平御幸
コメント (4)
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