仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




私の写真歴は長いのですが、一時期ビデオ撮影に凝ったことがありました。


写真は一瞬を記録しますが、ビデオは一瞬の変化を連続して記録できます。
ビデオに興味を持ったのは、青々とした田んぼの若苗の上を風が渡っている様を撮りたいと思ったからです。

当時はまだビデオではなく8ミリ”フィルム”が主流でしたが、そこに8ミリビデオが登場、すぐに高画質のHi8が開発されました。
最初は画質的に満足できなかったものが、Hi8によって納得できるものになり、早速に購入しました。


そうすると、当初の目的(風を撮る)以外にもその楽しみが広がり、記録としての利用度も高く、すっかりカメラは脇に置かれることになりました。
ビデオ撮影に主体が移ると、その次は撮りっぱなしの素材を編集して、一つの物語に仕上げる作業が楽しくなりました。
ただ、編集には時間が掛かるし、機材もそれなりに必要でした。

しかし、8ミリビデオからデジタル(DV)に移り、さらにはメモリーカードに記録する様になるともう、新たな機材を導入する余地がありません。
新しい技術、機材の置き換えは趣味の世界では経済的になりたちません。



そして結局、カメラ=写真が再び日の目を見る様になり、また、写真も記録から表現、作品作りへと目的も変わってきました。
写真にしろビデオにしろ、記録するということは一番大事な要素ですから、それが根本に変わりはありません。
でも、そこからちょっと進んで(離れて)、自分の表現したいことを写真に置きかえることで今の自分の楽しみがあると思っています。

[Photo : Nikon D800 / TAMRON SP 180mm MACRO]

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