仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




私が子どもだった頃、梅干しは必ずそれぞれの家で作っていたように思います。このため、たいていの家では畑や庭先などに梅の木を植え、その実を収穫して漬け込んでいました。


【トキワツユクサ】

それと、普通に梅干しと言われていますが、塩と紫蘇と一緒に漬け込んだ梅はそのままの状態で瓶などで保存され、干すということはありませんでした。
ご飯のお供に梅干しは常用でしたが、紫蘇も白いご飯に乗せると鮮やかな紫色のご飯になり、これだけでも食が進んだものでした。


しかし、最近は家庭で梅を漬けることも少なくなったのか、実った梅は収穫されずに道路に落ちています。スーパーマーケットなどでは綺麗な梅が結構な値段で売られており、そのギャップを残念にお思います。ただ、売り物にするには”綺麗”で”整った”梅で無いと駄目なようで、そこまで手間暇をかける余裕はありません。


【フウトウカズラ】

梅干しとは別に、梅酒もよく作っていました。子どもですから梅酒をたしなむというわけにはいかず、もっぱら浸かった梅をいただいていましたが、それでもアルコールのおいしさと、酔っ払うという感覚をはじめて覚えたのもこの頃でした。

[Photo : Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14mm]

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