仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




今年の2月に亡くなった祖母の初盆が、叔父の家で行われました。
葬儀の時もそうでしたが、不幸事が頻繁にあるわけはありませんので、初盆の行事にしてもわからないことが多く、お寺さんや親類などに相談しながら祭壇や飾り付けを行っていました。


日暮れ時には、迎え火として松明を灯します。竹竿の先に肥松(松の根元のよく油の入った部分)を小さく束にして結びつけ、それを庭先に立てます。
最近は焚き火をすることも難しくなりましたが、松明の燃えるのを眺めていると、色々なことが思い出されます。


そして16日には送り火を点け、水棚やこれらの竹なども一緒に燃やしますが、竹の節が炙られて勢いよくパンと弾けると、その音に乗って亡くなった人の霊が帰っていくと言われています。お盆のお祭りは、遠い昔の懐かしい夏の日を思いださせます。

[Photo : RICOH GRD2]

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