私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

*一縷の望み*の「縷」って何のこと?縷紅草を調べていて分かったこと。

2022年10月06日 | 思うこと

先日、縷紅草の記事をアップしましたが
「るこうそう」とキーを打っても
「縷」の漢字が出て来ません。

「留紅草」でも良いのですが
やはり
この花には「縷紅草」の漢字が似合います。
どうしても「縷」を出したくて
どうやったら「縷」が出せるのか
漢語林で調べてみました。





すると、縷(る)は意味として
「糸」「糸のように細長いもの」
「詳しい」「こまかい」とあって

縷説・縷言ー詳しく細々と述べる、またその言葉
縷述ーーーーーーーーーーー詳しく述べる。縷陳
縷切ーーーーーーーーーーー細かに切る。きざむ
縷縷ーーーーーーー糸のように細く長く続くさま
細々と述べるさま。細かいさま

などの言葉が羅列されてあった。


そこで「縷」の漢字を出すには
「るせつ」と打って「縷説」を出して
「説」をはずして「縷」の漢字を使うという
そんな裏技(?)を使わなければなりませんでした。

* * *

なるほど!
「縷」って糸のように細長いもの
詳しいとか細かい
そういう意味だったんだね。

そこで思い出したのが
「一縷の望み」という言葉。

正確に辞書で調べたこともなく
何となく「わずかな望み」と理解していたけれど
ここで「一縷」の意味が一筋の細い糸と分かって
「その望みが叶う可能性はごくわずか」だと
真にその言葉が理解出来たのでした。






コメント (26)
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