先日、縷紅草の記事をアップしましたが
「るこうそう」とキーを打っても
「縷」の漢字が出て来ません。
「留紅草」でも良いのですが
やはり
この花には「縷紅草」の漢字が似合います。
どうしても「縷」を出したくて
どうやったら「縷」が出せるのか
漢語林で調べてみました。
すると、縷(る)は意味として
「糸」「糸のように細長いもの」
「詳しい」「こまかい」とあって
縷説・縷言ー詳しく細々と述べる、またその言葉
縷述ーーーーーーーーーーー詳しく述べる。縷陳
縷切ーーーーーーーーーーー細かに切る。きざむ
縷縷ーーーーーーー糸のように細く長く続くさま
細々と述べるさま。細かいさま
などの言葉が羅列されてあった。
そこで「縷」の漢字を出すには
「るせつ」と打って「縷説」を出して
「説」をはずして「縷」の漢字を使うという
そんな裏技(?)を使わなければなりませんでした。
* * *
なるほど!
「縷」って糸や糸のように細長いもの
詳しいとか細かい
そういう意味だったんだね。
そこで思い出したのが
「一縷の望み」という言葉。
正確に辞書で調べたこともなく
何となく「わずかな望み」と理解していたけれど
ここで「一縷」の意味が一筋の細い糸と分かって
「その望みが叶う可能性はごくわずか」だと
真にその言葉が理解出来たのでした。