江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

江別カルタ① 「い」

2016年04月04日 | 江別カルタ詠み句と取り札

江別カルタ 「い」の句ご紹介!

 生き生きと
 学ぶ喜び
 文京台

 昭和39年(1964年)4月、江別市は理想的な市街地を形成するため、都市計画法に基づく用途地域の指定を受け、住宅は住宅地域に、商店は商業地域に、工業は工場地域にと、それぞれの指定のtいい気に棲み分けすることにより、快適な生活空間を確保することをねらいとして実施しました。

 40年代に入ると、この年の指定用途地域には文教地区指定はありませんでしたが、宅地化への傾斜と共に、一方においては道都札幌に隣接し、後背地に野幌森林公園があるという条件は、文教地区としても注目されていました。
 こうした矢先、昭和40年(1965年)、北海道立図書館、北海道女子短期大学(現北翔大学・短期大学部)が札幌から移転することとなり、建設が始まりました。

 S42年当時の北海道女子短期大学  S42年4月新築移転した道立図書館


既設の酪農学園のキャンパスと共に文教都市構想の気運を一気に高めていきました。
 その後、昭和42年(1967年)開学した札幌商科大学(現札幌学院大学)の他、北海道立教育研究所、北海道埋蔵文化財センターなどの研究機関、北海道農業共同組合学校などの専門学校の集積が進み、一大文教ゾーンへと変貌を遂げました。

 昭和43年5月、西野幌地区が用途地域の追加指定を受け、現在の文京台地区一帯が新たに住居地域と住居専用地域に指定され、風俗営業関係などの建築が制限されることになりました。
 また、同じく5月には、野幌原始林が北海道100年記念事業の一つとして道立自然公園に指定されました。そして、森林保全区域など整備されることが正式に決まりました。



(ご参考)
当ブログ2012年11月 26日(水)「学校教育の多様化2」
当ブログ2014年  9月   5日(金)「本日!北翔大学短期大学部創立記念日!」
当ブログ2014年  8月 14日(木)「法人創設75周年!北翔大学短期大学部開学50周年!」
当ブログ2014年  4月 10日(木)「民間のスポーツ施設」
当ブログ2013年  6月 21日(金)「江別・2世紀への決意」
当ブログ2012年11月   7日(水)「学生と下宿」
当ブログ2012年11月   4日(日)「文教地区建築条例」
当ブログ2012年11月   3日(土)「用途地域の指定」


註:江別カルタ解説書<江別創造舎制作江別カルタより>
  江別市総務部「えべつ昭和史」311-312頁一部引用
写真:江別カルタ「い」の句


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