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娘と交代で綴る わたしの暮らし日記

笹倉鉄平世界展

2006-08-17 | できごと ー その他
もともとイラストレーターから画家活動に転じて15年。


画業15周年記念の作品、「ヴァカンス」

2枚組みの絵。2つの窓を通して1つの景色を眺めている
ような感じに見えるのが不思議ですね。
吸い寄せられるように見入ってしまいました。

フランス マルセイユから1時間ほど入った所、小さな港町カシーを
描いた作品。
「その穏やかな揺らぎは、まるで疲れた神経をほぐす如く心地よく目
に映る。そんな魅惑的な感覚を、ストレートに表現しようと試みた。
もしも自分がヴァカンスをとるなら、“これぐらいのこんな”街が
ちょうどいいと思った。
ここ暫く心に描き探していた理想のモチーフに近く、制作意欲を
かきたてられた。」という本人のコメントにいっそうひかれた私です。

2001年にはフィレンツェに架かる「ポンテ・ヴェッキオ」を描いた
作品「祝福」が「イタリア.フィレンツェ.日本.文化経済交流協会」
公認作品にもなり、あまりにも有名です。

有名すぎて、今更・・・という方もいらっしゃるのでは?
絵についての知識はありませんが、何よりその作品によって
癒されたり、エネルギーをもらえるものが自分にとって
最高のものだと思います。
彼の独特の光と影の幻想的な世界は何ともいえません。


我が家のリビングに飾ってある作品「サントロペ」

出会って早9年、いまだに作品の前に立つと
鳥肌がたつほどの感覚です。