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椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

主人から聞いた話〔5〕

2014-10-11 08:15:54 | 藤村瞬一
主人が亡くなってから、お手紙をいただいたり、いろいろな方にお会いして主人との思い出話を話していただく機会があったりします。

主人が45歳のときに結婚しましたので、それ以前については主人からの話を聞いただけでしたので意外な面を知ることになっております。

夫婦というものは相手のことはよくわからないのではないか、と思ったりします。
対外的に一心同体となるため、その夫婦としての人格みたいなものは自分が見えない?
お互いの欠点は見えすぎるほどであったとしても、などといろいろ考えます。

そもそも主人の考え方は右寄りだったのか左寄りだったのか、がよくわかりません。

主人は朝日新聞社を受験して3次選考までいったのに落ちて産業経済新聞社に入社し
新入社員代表で挨拶したんだとか。
他社の新入社員歓迎会が盛大に行われたと聞いていて、産経新聞社ではあっさりだったので
もっとお酒を飲ませてください、と言ってあとで上司から叱られたとか。

政治部ではなくて編集に回され、見出しをつける仕事をしていたんだそうです。
新聞の見出しのつけ方や配置の仕方などを聞かされました。

特派員の話もあったようですが、辞めようと思っていたころで断ったようです。
主人の勘が働いたのかもしれません。
同じころの方たちが後にニュースで取り沙汰されたりしました。

主人が新聞社を辞めて大学院生であったころ、さまざまな方にお世話になって書くアルバイトをしていたようです。
フリーランス・ライターといったところなんでしょうか。
会社の社史を書く仕事だそうで、日本の現代史を具体的に見つめることになったのではないでしょうか。

左派の方の仕事のお手伝いもしたそうです。
思想的に尊敬していたのだけれど、税金対策の所得隠しに駆り出されそうになった
という話をしておりました。

新婚時代に古い団地に住んでいましたが、左派の学者として高名な江口朴郎先生がお泊りになり
緊張したことを思い出したりします。
大学の会議が長引いて電車に間に合わなかったか、だったと思います。

朝食に生卵を出しましたら、江口先生がかき混ぜるのがよくできなかったのが印象深く思っております。





日本を高齢化社会のモデル地区に 



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