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椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

2020年秋 その2

2020-10-05 16:55:55 | 暮らしから

青森の家は両親が90歳を迎えた4,5年前あたりから草取りと雪囲い程度の手入れになっていたとか。

かつては自慢にしていたヒマラヤスギが大きくなりすぎて・・・・・

玄関には母が好きであったシュウメイギクが咲いていました。

ヒマラヤスギにまじって、ムクゲが・・・・・

呆然としているわけにはいきません。

両親が契約していたALSOKの警備を今の状況に合うように変えてもらってその工事をしてもらいました。

そのときに、インターホンの修理してもらうことができて、取り換えなくてもよかったりしました。

また、両親がずっと頼んでいた八甲田造園というところにヒマラヤスギの枝切りと庭の手入れを依頼しました。

 

来ていただいた方にお話を聞いてみると、その両社の方にはずっとお世話になっていたようで、

口をそろえるように、父は怖い存在だったのだとか。

父はふつうとは違って、外面(そとづら)が怖くて内面(うちづら)は優柔不断気味に見えるタイプであったように思います。

 

父の在宅看護をお願いした時期があって、2,3人の看護師さんが来られて母の愚痴を聞き、父の入浴の世話をしたりして下さってほんとうにありがたい時間となりました。

主人の場合は、3、4人がかりで移動式の浴槽が部屋に持ち込まれたんですが、父の場合は1人の看護師さんが家の浴室で入浴をさせてくれたのです。その看護師さんはやさしく母親のように接してくださいました。

父は上機嫌でニコニコしていて冗談をいってみたりして、その笑顔がいいとほめられていました。

看護師さんたちが帰って、ふとベッドの父をみると父の目に涙が。

あの涙は、看護師さんのやさしさに対してと、そして自分が年老いた悔しさの両方だったのではないか、と思い出したりします。

 

認知症とはならなかった分、あれこれの苦悩があったといえるのかもしれません。

また、ヒマラヤスギは、年老いた父の苦悩をつぶさに見ていた、ということかもしれません。


2020年秋 その1

2020-10-03 16:55:20 | 暮らしから

9月25日から28日まで、母の一周忌と実家のあれこれの用事で出かけてきました。

まだコロナの影響が心配で、今回もホテル青森に泊まることにしました。

連泊だとGoToトラベルを使わなくても安く泊まることができます。

以前に比べて、宿泊客が増えてきました。

朝食は17階で陸奥湾が一望できるところで和食か洋食を選べるようになっています。

若い男性の方たちの多くは、ホテルやレストランのサービスに対して「ありがとう」「ごちそうさま」を言えるようですが

高齢の男性は無言だったりします。

日本人はどういうわけかちょっとした感謝の気持ちを表すのが苦手だ、とのこと。

 

私が高校の産休代替の講師をしていて、修学旅行の付き添いで出かけるという機会がありました。

そのときに宿泊したホテルで、生徒のための食事のマナー講習会が開かれました。

40歳をだいぶ過ぎていましたが、私も参考になることが多くて

食べた後をきれいにする、ということが忘れがちだったというか。

片づける人のことを考えて、食べ散らかしたままにしないで形を整えるということは大事だと思います。

 

「ありがとう」「ごちそうさま」「おいしい」といった言葉と気遣いを増やしましょう。


災害と土地登記

2020-09-21 13:29:04 | 暮らしから

神戸の義姉の家の隣家との境界について、折半でフェンス工事をすることになっていたのですが・・・・

一部、別のお宅との境界があり、境界が直線にならない?とかで話し合いが必要になった状態のまま、コロナ自粛となりました。

コロナ禍が収まったころに義姉のお見舞いとその件のために出かけることにしております。

 

大震災のあった土地の測量・登記などで問題が出なかったのかどうか。→ こちら

身近な問題に目を向けて、問題解決に必要な人たちを支援していく必要があると思います。

 

地方創生なら、土地の有効利用ということがどうしたらできるのか、災害に強い土地はどこかを考える必要があると思います。

また、外国人の土地所有の制限も必要ではないでしょうか。

 

日本のあれこれの問題は、複雑でどこから手を付けたらいいのか、わからないからそのまま、

というわけにはいかないと思います。

今年は暑すぎたりしたせいか、ポーチラカがあまり元気がなくて・・・

ようやく今頃になって咲いていたりします。


相続登記で

2020-09-16 14:24:35 | 暮らしから

弟との話し合いで、青森の実家の土地と建物を相続することになりました。

コロナ禍であまり気が進まなかったんですが・・・・・

これからブログ記事にしていきますので、何かの参考にしていただければと思います。

銀行や郵便局で預貯金の相続には、必要な書類について丁寧に説明をしてもらえますので確認しながらそろえていけば大丈夫です。
何度も足を運ぶといったことにならないように、確認することが大事です。

相続について、以前とは違うところは法定相続情報証明制度というものがあります。→ こちら

証明書を必要な分を多めに用意しておくことが大事だったりします。

青森の法務局に相談窓口があって、コロナ禍の中であったので、電話で必要書類と司法書士会の連絡先を教えてもらいました。

 

出かけた3日ほどの間に事務手続きを済ませようと思い、青森司法書士会に電話し、司法書士の方でホテルから歩けるところの方を紹介してもらいました。

司法書士相坂まさかず事務所で登記を依頼し、無事済ませることができました。

 

日本の土地の登記についても問題が山積していて空き家問題を難しくしているようです。

ここは司法に関わっている方たちの踏ん張りどころかもしれませんね。

 

(追記)

金融関係と司法関係の方たちと顔見知りになって信頼関係を築くことができれば、後見人制度というものが機能していくと思います。

青森あたりがモデル地区によさそうに思います。

金融機関の仕事に社会的な機能が加わることにもなるのではないかと思います。


2020年夏 その5

2020-09-15 14:55:47 | 暮らしから

2020年夏を振り返りますと、新型コロナウィルスにおびえつつも、相続の手続きなどで所沢と青森を何度か往復してどうにか手続きが完了したのでほっとしたりしております。

主人や両親の心身の衰え方を見てきたことから、こういった往復や手続きが、たとえばあと5年後には自分でできるのかどうか・・・・

今でも心配性の二男などには、まだ大丈夫だと思っているのが既に老化だ、などと言われております。(泣

 

振り込め詐欺もどんどん進化していて、また勧誘の電話も多くなったりしています。

これは、働く世代に仕事が無くなっている、ということではないでしょうか。

高齢者にしてみれば、信頼・安心を与える仕事のあり方を早急に考えてもらいたいと思います。

 

この夏の私の体験から

家の玄関の鍵が壊れてしまいました。電話帳とネットで修理に来てくれる業者を探しました。

 1時間ほどで来てもらえました。けっこう高額でしたが、不安を感じることもなく、私としては満足しました。

その鍵の合鍵をつくる必要があり、駅の近くのお店に出かけましたが、すぐにはできない種類とのことでした。

 取り寄せてもらって、こちらの都合の良いときに出かけて作ってもらえました。

どちらも比較的若い方たちでした。今は、こういった製造ではなく修理関連の仕事で依頼が多いわけではないでしょうから、高額になっても仕方がないと思います。

払える人は高めに、払えない人は安くみたいな料金体系の幅があったとしてもよい、と思ったりしました。

ただ、ぼったくり防止には、何らかの団体への登録といったものがあればよいのかもしれません。

主人の姉が95歳で神戸におりまして、一人暮らしで在宅介護を受けております。子どもはいませんし姉や弟は亡くなっております。

幸い、従妹の娘さんに当たる方にあれこれの手続きなど必要なことをお願いできていて、ケアマネージャーさんをはじめヘルパーさんのお世話を受けています。ただ埼玉も兵庫もコロナ感染がまだある中では、私は様子を見に行けない状態です。

後見人制度というものは相続人を含めての信頼関係とか費用とか、難しいものがありそうです。成人後見人制度については こちら

2人とか3人でチェックする、実例、実績がわかるようにする、ということが必要そうです。また、時間がかかる、気苦労が多い仕事の評価が、たとえば家事などもそうでしょうが、今までよりも変わっていくのではないでしょうか。

ヘルパーさんに介護保険が適用されて、高齢者が助かる反面、その感覚で何かの仕事の労賃が高過ぎると思ったりすることもあるようです。

最低賃金が低いといわれる日本は、これから若い人が暮らせるには仕事はどうあるべきか、を考える必要があると思います。

外国人労働者を増やせばよい、といった単純な結論にならないことをお願いしたいと思います。

 


2020年夏 その2

2020-08-25 19:18:15 | 暮らしから

2014年に主人が亡くなって、今度は青森の両親の遠距離介護ということになって2016年6月に父が、昨年2019年10月に母が亡くなり、この6年ほど青森に何度も出かけておりました。

その間、布製のキャリーケースがいつも一緒だったんですが、ついに持ち手がボロボロになってしまって。

愛着のあるものだったので、アマゾンで似たような持ち手を探したんですが・・・・・

今はプラスチック製のものが多くて、革製の持ち手を購入してみたんですが発送に時間がかかるものだったんです(泣

届いてもうまく取り付けられるかどうか・・・・

 

そろそろ片付けなどに青森に出かける必要があって、ゆっくり待ってもいられず、キャリーケースを西武所沢で購入しました。

どうしても金属やプラスチックのものは買う気にならず、しかし日本製で布製のものはけっこう高かったりします。

あれこれ迷った挙句、割引されていた旧型の分から選びました。

 

家に戻ってから、パンドラの箱のような働きでもあったかのように思い出すことがありました。

このブログの初めのほうにあるように、まちづくりのボランティアでお助けマンという活動をしていたとき、ちょっと変わった依頼を受けたことがありました。

70歳代の女性の一人暮らしの方が、スーツケースの修理だったか交換だったかで、有楽町まで同行してほしいということだったのです。

タクシーで駅に出かけ、空いている時間帯に電車に乗って出かけました。

その間、いろいろのお話を聞きました。独身でお勤めをされ、お母様とずっと一緒に暮らしていて数年前に亡くなられたとか。

外国旅行に出かけたことなども興味ふかいお話がありました。

私はそのころ主人が存命中で、在宅での数学の問題集の校正のような仕事もしていたので、時間のゆとりがなくて・・・・

 

もっとお話を聞いておけばよかった・・・・・今頃になって強い思いにとらわれたりします。

まちづくり活動に参加したことで、多くの高齢の方たちにお会いすることになりました。

その結果、お葬式にも参列させていただくことになり、もしかしたら、私のせいで寿命を縮めたのではないか、と何度か思ったりしてきました。

いっぽうでは、その方たちに支えられているという気持ちもあります。

 

高齢化社会というのは多死の社会ということになっていくのかもしれませんが、けっして空虚なものではないと思います。


2020年夏 その1

2020-08-20 00:29:49 | 暮らしから

今年の夏はコロナと猛暑で記憶に残ることになりそうです。

こういうときは、別のほっとした話を書いておきたくなります。

 

青森の弟から重要な書類を送ってもらったんですが、1週間経っても届かない・・・・

ということがありました。

簡易書留とかレターパックとかにしてくれればよかったんですが・・・・

定形外郵便で送ったとのこと。

パソコンで検索して郵便局Q&Aというサイトをみつけ → こちら

電話をしてみました。

普通郵便では難しいということでしたが、あきらめずにファックスで送ってもらった定形外郵便のレシートから

受付の郵便局と日時、重さを伝えて調べてもらうことをお願いしました。

 

それから数時間後、届けてもらうことができました

なんと郵便番号と、住所の丁目以下が間違っていたのです。(弟も高齢者になっていたとは!)

 

高齢化社会では、また地方では郵便局は、必要な存在ではないでしょうか。

宅配便もたいへんありがたい存在ですが、地方分散としていくなら、やはり郵便局を改革しつつ残していく必要があると思います。

また青森の実家の電気・水道などの料金の口座はゆうちょ銀行以外だと不便だったりします。

日本の郵便局は途上国の手本としていくべき1つとなるように思われます。

というか日本は自然に恵まれた羨ましい途上国になるという選択もありそう。