お昼を食べに長生郡白子町へ。
剃金(そりがね)という変わった地名のところにある「味浜亭」さん。
因みに剃金は「そり(長方形の土地)・かね(曲)」で南白亀川の流路が曲がっている部分に位置する長方形の地」という意味だそうです。千葉県は難読地名の宝庫です。
洋食屋さんということになっている(確かにスパゲッティナポリタンを食べている人が結構いました)のですけれど、ランチの刺身定食と
箱膳を頼みました。
これが、どれもおいしい。千葉は結構「うすあじ」なんですね。特にカンパチの刺身が脂がのっていて最高でした。刺身定食についていたイカもおいしかったです。
リーズナブルでおいしいこの店は御贔屓にしたいです。お勘定の時の店の方の笑顔も最高で、ファミレスでは絶対に味わえないサービスですね。
お昼を食べただけで帰るのはもったいないということで、前から気になっていた「笠森観音」へ行ってみることに(とにかく白子町付近を走ると、いたるところに看板が出ている)。
町営の無料駐車場に停めます。
長南町のマスコットキャラクターは「ちょな丸」。
名産品がちりばめられており、顔は「レンコン」、ちょんまげは「しいたけ」、胸には「紅花」の家紋、袖口に「枝豆」柄の模様が入った着物をまとい、「長南袖凧」のように風に乗って空からみんなを見守っている姿だそうです。
延々と坂道を登っていきます。
坂を登りきったところに観音堂(笠森寺)があります。この間参拝した玉前神社の次にレイラインに位置しているパワースポットだそうです。
パワースポットにふさわしい荘厳な趣です。岩の上に『四方懸造り』という構造で本堂が造られています。
まだまだです。更に急な階段を登って本堂に向かいます。
階段を登りきったところで、拝観料を収めます。
本堂は撮影禁止なので、御開帳のときの写真を。
十一面観世音菩薩で、午と丑の年御開帳が行われるそうです。次は3年後ですね。年男ですから、その時はぜひ拝観したいですね。
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拝観料を納めないと拝めない絶景。あちらは、わが家がある方向でしょうか。
山門近くにある土産物店で招き猫グッツが買えます。
ゲットしました。
鐘楼堂の鐘をついてから帰路につきます。
周辺の山々は「県立笠森鶴舞自然公園」に指定されており、その中でも観音山は「国指定天然記念物笠森自然林」として保護されているので、せっかくだから首都圏自然遊歩道という大層な名前の付いた回り道を通って帰ります。
保護柵のない危険な尾根を歩きます。千葉県は自己責任が徹底しています。当たり前のことですが、今の日本国民は人任せで危機意識がなさすぎますよね。
食事のついでに寄った感じだったのですが、非常に興味深く、楽しめたお寺でした。おまけにパワーももらったような気になりました。
帰り道の途中、お気に入りの長柄町の「産直広場 太陽」で野菜を買って帰りました。