昨日、藤井聡太七段が「第49期新人王戦」決勝三番勝負の第2局で出口若武(わかむ)三段に勝ち、通算2連勝で新人王戦初優勝を決めましたね。
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これまでの新人王戦最年少優勝記録は、森内俊之九段が1987年に達成した17歳0カ月だっのを、16歳2カ月ということで、最年少記録を31年ぶりに更新というおまけつき。
第1局の勝ち方の様子で、第2局で決めてくれるだろうと思っていましたが、やっぱりでした。
相手の出口三段は決勝までに、澤田六段(藤井七段29連勝中、屈指の大熱戦を演じた)、井出四段(藤井七段を第7期加古川青流戦準々決勝で破った)を破ってきていますから、相当な実力です。プロ棋士の間では、藤井七段に2勝して優勝したら、プロ棋士にしていいんじゃないかと言っている人も多かったとか。
というか、とにかく新人王戦といっても、現在の新人はみんな無茶無茶強いですから、決勝戦に出ただけで、他のタイトル戦のように昇段させてあげてもいいと思うんですよね(優勝のご褒美は、3段リーグの次点1回分~次点2回でフリークラスで昇段~だそうで、そんなケチらなくても、と言いたくなるようなご褒美です)。
なんか、来年から基準が変わるような予感がします。
とにかく、今年に入って藤井七段は棋戦優勝2回となり、竜王戦のクラス優勝賞金とか今回の賞金(推定200万)を含めると、年収は2千万を超えるだろうとの噂です。
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実力にやっと年収がついてきた感じですね(2000万円でトップテン入りぐらい)。
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