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みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

リアルなモノクローム写真を作る GIMP 「G'MIC」プラグイン

2020年10月05日 | カメラ

  わたしの愛機 LUMIX GX7 の 最新型 GX7 MarkIII には、フォトスタイルに、ハイコントラストでダイナミックなモノクローム写真に仕上げることができる「L.モノクロームD」があり、その画質調整に、モノクロフィルム写真の質感を表現する「粒状」モードをが搭載されています。

 


 

 

 フィルムによるモノクロ写真は、光に反応して黒くなった銀を定着させたもので、一粒一粒の銀の粒子が集まり写真になっている。この粒子感がモノクロ写真の質感を生み出すので、これを表現することが必要になるからです。

 この機能のない わが初代 GX7 で撮った写真を、画像処理ソフト GIMP で実現します。

 まず、GIMP に500種類以上のフィルターを追加できるプラグイン G'MIC を導入します。

 では、この写真を使って試してみます。

 

 まず、メニュー[画像]→[モード(M)]→[グレースケール(G)]でモノクロに変換します。

 たしかに、このままでは、全体がクリアで、いかにもカラー写真の色を抜いただけという感じですね。

 G'MIC プラグインをインストールすると、メニュー[Filters]の下の方に[G'MIC-QT]が追加されるので、これを選択すれば、[G'MIC]パネルがポップアップします。

「G'MIC」パネルで、フィルタ[Degradations]→[Add Grain(粒)]を使う。これが粒状性を画像に追加するフィルターです。

 どうですか、ざらっとした感じが加わっています。

 

 [G'MIC]パネル のフィルターには、「Black & White」 という、モノクローム写真を作成するドンピシャなフィルターもあるので、これを使って Grain 量を調整することもできます。

 ただ、調整が細かくて試行錯誤が必要です。できあがりはわざとらしくなく、いい感じかもしれません。

 

 こんな楽しいことが、簡単に実現できるなんて、いい時代ですね。

 

 

 



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