アメリカのカルフォルニア アナハイム コンベンションセンターで1月16日から始まるNAMM 2020 で、KORGが ARP 2600 を限定生産で売り出すことを発表するようです。
ARP 2600 FS | Welcome Back
ARP 2600のデビューは1971年。モジュラー・システムを、ポータブルで、プレイアビリティの高いシンセサイザーとして独自のポジションを築いたシンセなのだそうです。
ARP 2600は、フロントパネルのほとんどのスライダーやスイッチがそれぞれ特定のコントロール・ソースとあらかじめプリパッチされていて、パッチ・ケーブルを使用しなくてもすぐに演奏することが可能。さらに、パッチ・ケーブルを使って内部接続をキャンセルし、パッチングによる音作りの可能性も備えている。また接続可能なシグナル・フロー図がフロント・パネルにプリントされている。
我が愛機 KORG MS-20 の原型ですね。
受注生産で、価格はオープン(市場想定価格 363,000円 税別)だそうです。発売日は、1月下旬 を予定しているとのこと。
このところ、アナログシンセに対する再評価が進み、各メーカーとも力を入れていますが、これをステージで生演奏するのは難しいし、更にコンパクトなアナログシンセでも、そのまま、バンドの主力としては使いにくいのではないでしょうか。
ということは、スタジオレコーディングや一部のオタク(私のように、つい試してみたくて買ってしまうような)が使うことを狙ったものが、アナログシンセブームのような気がするのですが、いかがでしょう?