最初に「ごめんなさい」を言わせてください。 新しいスタッフが入ってますます活気に満ちてきた当クリニック。ちょっと操作を間違えてせっかくのコメントを消してしまいましたぁ(泣)ごめんなさいっ・・・
さて、気を取り直して(勝手に取り直していますが)○長より「院長の漢方講座」の前ふり(?)をさせていただきます。
「客死」って知っていますか? 客死→出張先等で、心ならずも最期を迎えてしまうこと・・・
上海には20万人近くの日本人が単身赴任で働いているんですって。その方々は、仕事や遠隔地にいるストレスを抱え、なれない食生活(脂っこい食事、飲みすぎ等)に戸惑い、あげくに動脈硬化がすすんでしまう・・・。だから、心筋梗塞や、脳梗塞で「客死」される方が多いと聞きます。
そこで・・・「田七人参(でんひちにんじん)」の登場です!!! 院長、どうぞ~!!!
田七人参の効能
田七人参は三七人参とも言われ、漢方薬学では化瘀止血薬に分類されています。
化瘀止血とは、「瘀血を取り除いて、その結果止血する」という、やや難しい概念ですが、
現代薬理学で説明すれば、血液をサラサラにすると同時に出血を止めるという、
やや矛盾するように感じる特殊な止血薬です。
古来より「止血の神様」と言われてきた田七人参の薬理作用を現代風に列挙すれば
以下のようになります。
1. 田七人参はβ―リポ蛋白、中性脂肪などの血清脂質を減少させ、
善玉コレステロールを増加させる。
2. 動脈硬化指数の有意な改善効果がある。
3. 高脂血症、心血管の動脈硬化症に有効性が認められる。
4. 脳動脈硬化症の防止、脳梗塞の防止作用が期待されている。
5. 捻挫、打撲による腫れをのぞき(消腫作用という)、痛みを除く(除痛)
今や、中国大陸で働きまわる日本の猛烈サラリーマンの多くが、
心臓の冠状動脈や脳血管の動脈硬化を防止する守護神として、田七人参を愛用しています。
自然は、いつも必要な時に必要なものを私たちに与えてくれます。 私たちは自然からの贈り物を見過ごすことなく、日常にしっかり取り入れるようになりたいと思います。 だから(ちょっと小難しいと感じるかも知れませんが・・・汗)漢方講座なんです。 これからも、わかりやすく解説(?)していきたいと思います。よろしくです♪
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