凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

タイトルだけだとユニコーンの歌みたい。

2008年10月09日 | テレビドラマ
はい、溜まらないうちに。
「どないかなぁ」と思いつつ観ましたが…

観ます。
毎週。

てなわけで、今回のネタ。
お仕事OLドラマ時間帯の日テレ水曜10:00。
新番組もやっぱり、でした。

OLにっぽん
主演:観月ありさ 阿部サダヲ
脚本:中園ミホ

「お仕事ドラマ女優」=観月ありさと、「ハイテンション俳優」=破壊=阿部サダヲの、バーサスドラマ。
…つっていいのか?
ちょっと違うな。

少ない知識で言いますと、確か中園ミホさんて、「anego」「ハケンの品格」など、「お供えにならないOL」「仕事して貰うのは給料ではなく報酬」というタイプの女性たちを描く方。
んで、観月ありささんといえば、「ダメ看護婦」「ダメ弁護士秘書」「ダメフライトアテンダント」「鬼嫁」そして「ガーディアン主婦」という、良くも悪くも個性が先走るタイプのキャラを演じる方。

この二人で「日本のOL」つうのはなぁ…と。
共演があの「怪優」ですから、なんか類型的なキャラ=アネゴにならないかと思ってましたが、…
むしろ、ドラマの筋としては、そういったキャラじゃないといかん、つうことですな。

つまり、「仕事はある程度任されているし、周囲からも信頼されているし、安定した地位を確保している」OL。
上にも下にも適切な意見が言える。
でも、目立つわけではなく、その部署の一員として重要なOL。
「いたら有り難い人」。

逆に言えば、
…「便利な人」。


一方、ともすれば「ドラマを壊しかねない」怪優=阿部サダヲ。
中国のアウトソーサー(業務請負)スタッフとして、言わば「職場の仕事を乗っ取りにきた」男。
委託先の社員からすれば「憎き敵」になるわけですが、…
これが「テンション抑え目の公彦(「舞妓haaaaan!」の主人公)」だったりします。
むかつくことをあっさりズケズケ。
しかし、言った分、やってみせるタイプ。


この二人が職場の「業務」を賭けて対立したり理解し合ったり…というのが本筋のようで…。


ここらへん、「日本の職場の甘さ」「中国の空気読まなさ加減」が描かれそうで、なかなか面白いドラマになる「可能性」はあるかと。

ある意味考えさせられそうです、ワタシもアウトソーサー企業に籍を置いてますので。


ちなみにこのドラマに「破壊」以外の『グループ魂』のメンバーが…。

何故いるの?
港カヲル

ガンダムに0が2つの2。

2008年10月08日 | アニメ
えー、ここんとこネタが多くてですね。
今日だけで2更新目ですが、書かないと溜まっちゃうモンで。

てなわけで今回のネタ。

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン


…まあね、最近のサンライズは続きモノばっかですが…
お約束通りの、インターバル置いての再開。
ファーストシーズンから四年後の世界から始まりまして…
てか、前放送の最後2分ほどでちょっとだけ描かれてましたから、大体どんな始まり方かは…
想像通りでしたな。


この「00」、観る人によってはかなり「批判的」だったかと思いますが、ワタシ的には、「3兄弟」が出てきてぐだぐだになる前までは、「SEEDシリーズ」より評価してました。

中東への武力介入やら、東南アジアの内乱なんか、実にタイムリーなネタでしたんでね。
大分「現代」にシンクロしたストーリーやなぁ、と。

しかして今回のガンダム。
いやー、ファーストシーズンの最後で殆んどのキャラを殺しちゃったり行方不明にしちゃったし、ガンダムは全機破壊しちゃったし…どないすんねん?…
と、思ってましたが…

殆んど生きて登場してるやんか、セカンド第一話で。
しかも、意外なキャラが意外な形で復活してるし。
つうか、どこまで孤立するんだソレスタルビーイング。

てなわけで、たぶん、セカンドでようやく主役になるであろう、民間人代表・戦争被災者「サジ・クロスロード」の扱いが、これからの物語の鍵となるでしょうが…

また困難な道を選んだなぁ、この監督さんも。
一歩間違えば「駄作」で終わるぞ、これ。


まあ、この際最後まで付き合ってみようかと。

スーパーなロボット。

2008年10月08日 | アニメ
♪そっらにぃ~、そびえるぅ~、くろがねのしろぉ~
……┐(´~`;)┌
そら、ちがうロボットだ。

てなわけで、今回のネタ。

鉄(くろがね)のラインバレル
原作:清水栄弘/下口智祐(秋田書店・チャンピオンREDコミックス)


えー、先週金曜日の深夜というか、土曜日の早朝というか…から、アニメが始まりましたが、元は漫画。

今時、「SF巨大ロボット漫画」ですよ。
しかも、ちゃんと「善VS悪」ですよ。

テレビアニメですら、ロボットつうたらガンダムくらいでしょ。
そんな今時に、王道の巨大ロボットですよ。

アニメになるのが当たり前。
半年くらいしたら、「スーパーロボット大戦」に出てるんじゃないでしょーかね。

必殺技ないけど。


えー、あらすじつうてもね、王道ですから。
ある日突然空からロボットが落ちてきて、主人公がそれを拾って(つうか下敷きになっちゃって)、操縦者に選ばれて、悪の秘密結社(秘密でもないが)と戦う…という、ごく当たり前の話。

ただ違うのが、主人公が属するのが民間企業で、悪が元自衛隊のテロリスト集団で…
国のお偉いさんやらライバル企業やらが絡んで来る。そして、敵も味方もうさんくさい、という。

さらにこの主人公、あの大友克洋氏の名作「AKIRA」における「鉄雄」のようなキャラ。
…要するにコンプレックスのカタマリで、性格がひん曲がっており、元々苛められっコだったのに、操縦者に選ばれた途端、「俺様」になっちゃう。

ここらへんが、「正しい王道ロボット漫画」と異なるとこでしょうかね。


コミックスは現在8巻まで。

主人公にも「正義の味方」の自覚ができてきて、ようやく仲間ともうまく行くようになってきたところで、チーム最大の危機にでくわすが、一丸となってライバルを撃破…てなトコロまで。

アニメ版の第一回も観ましたが、細かい設定の違いこそあれ、まあ、良く出来たほうだと思います。


まあ、ちょいとオタク向け的ではありましたが…

それにしてもまぁ…
昨今はCGが当たり前になっちゃったんですな。
ラインバレルが動く動く。ちょっとすごい映像でありましたよ。

ただ、…声優陣がちょっと…ワタシ的には違和感が…
慣れてくればそーでもないか?

わからんが、あとはどう「動く強み」を活かせるか、てな感じ。

ロボットもこれからゾロゾロ出てくるし…。

ちなみに「機械獣」も「アシュラ男爵」も出てきません。
合体も変形もしません。

…『実に面白い』。

2008年10月08日 | テレビドラマ
えー、『劇場版ガリレオ 容疑者Xの献身』公開当日に放送された、二時間半のテレビスペシャル

『第0章』。

…原作の相棒・草薙刑事との初コンビによる殺人事件捜査と、学生時代の湯川・草薙と、容疑者Xとの因果関係を描いた作品。


劇場版を観て二日後、よやっと観ましたよ。


うーむ。

やっと繋がった気がしますよ、『ガリレオ』という作品が。

天才的物理学者にして朴念人にして超俗物の湯川 学助教授が、いかにして『探偵ガリレオ』になったか…


要するに…『ビキニの女の子』が見たかったのか。


なんじゃそら。


事件は、海岸町に住む半身不随の会社社長が、内縁の娘の為に、実の極道息子を殺害する、という話。
この社長が金属加工のスペシャリストであったことから、とてつもなく高度な殺害方法が使われるわけですが…
例によって、ガリレオ先生が物理検証実験によって謎を解く、というもの。

この展開の間に、親子の情であったり、湯川と草薙のエピソードであったり、のちの「内海ちゃん」の位置に立つ研究室の学生(長澤まさみ)がギャーギャー騒いだり、浜辺でビーチバレーしたり、栗林助手が必死にナンパしたり…

まー、いつもの「ガリレオ」でありますよ、テレビ版の。

つまり、いつもの「ガリレオ」はこっちで作り、「容疑者…」は番外編的位置取りとして作った…と。

無論、製作者が作りたかったのは後者でしょうが…


二本とも観て、ようやく「ガリレオ=湯川 学」の人物像が繋がるような感じであります。


天才的物理学者ですが、どーしても「恋愛の方程式」が成り立たない。
誰かに教えてもらいたいけど、肝心なヒントすら得られない。
『さっぱりわからない』わけです。

朴念人ですからね。


そして、映画でこの「最大の謎」と対峙するわけです。


そら、解けんわな。

…「さっぱりわからない」。

2008年10月07日 | 映画
えー公開初日とはいきませんでしたが、二日目にこれ。

ここらへん、ハマり方の差…てなわけではありませんが…

劇場版 ガリレオ 容疑者Xの献身

出演:福山雅治 柴咲コウ
堤 真一 松雪泰子 北村一輝

えー、ドラマ「ガリレオ」放送とともに企画されたという、異例の劇場版でございます。


まあ、ガリレオというドラマ自体、観始める際にあまり「期待感」を持たなかった為(逆にそのお陰でハマったんですが…)、テレビドラマ開始とともに報じられた「劇場版製作」には…
「ちょっと…ねぇ。
そこまで企画モンなのかよ?」

まあ、そんな気分。


結果として、「ありえねぇ」と思いつつ、ガリレオ先生と内海ちゃんのやり取りにハマってしまったワタシとしましては、当然ながら、
「公開されたら観に行くか」

に変わってました。


それにしても。

テレビテイストは残してますが…

これはドラマの映画化ではなく、小説の映画化なんでしょう。

むしろ、…ワタシも良く知りませんが、テレビドラマよりも「東野圭吾テイスト」が強いんじゃないかと。

他の映像作品で言えば「白夜行」などでも見られる、

「ほの暗い現実の中にある、小さな希望とささやかな幸せ≧人の命の重さ>自分という存在」

のような不等式。

これが「献身的行為」の理由だったりする。

普通に生活する中では、正直、理解しがたい行動原理ではありますが…

わからなくもない。

が、やっちゃまずい。

つうか、他になかったのか。

いや、ないか。

……哀しいな、これは。


ドラマの犯人たちがある意味「どう言い訳したって犯罪ですよそれは」というくくりが出来るのに対し、この事件の犯人は……。

ある意味幸せであり、ある意味不幸である。

まあ、そういう「やるせなさ」がこの映画のテーマなんでしょうが…。


まあ、テレビドラマ「ガリレオ」とは別物…といっても良いでしょう。
それが証拠に、渡辺いっけいさんやら品川 祐あたり、殆んど出番なし。
コミカルな部分は大体、ガリレオ先生と内海ちゃんのやりとりに集約され、全体的には、ともかく容疑者X=堤 真一さんの作り出す「謎」とその「原理」、それと対決するではなく、その「心理」と「真理」に近づこうとするガリレオ先生の苦闘を描いてます。


こらー、だって、「戦い」としては、ガリレオの負けが最初から見えてますからね。
「あらゆる事象は科学で立証できるが、『愛』は解けない」
いみじくも、この段階で勝負は見えてる、と。


いかん、かなりネタバレだ。

ともかくは、テレビのノリを期待すると「地味」に見えますが、これは「ガリレオという形の違う作品」と捉えますと…

あまりに「ささやか感」が哀しい作品です。


ちょっと「電王後」には辛かった、精神的に。


ちなみに、同じ日・違う場所にてこの映画を観た、うちの職場の御姉様。
感想を伺いますと。

「原作より良かった!特にキャストが!」

…あー、堤さんね。

「かっこいーよねー!」

えー、この御姉様、「舞妓haaaaan!」も同じ感想。

ああ、さいですか。

これで「お別れ」?

2008年10月06日 | 映画
えー、公開初日に観てしまいましたよ。

さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』。

そこまでハマッてるのか?…と言われりゃ、はっきり答えられます。

そこまでハマッてます。

もう、「いやー、始まったか、じゃあ、何日だったら時間ありそうだから、そこら辺で云々」なんてぇまどろっこしいコトいってんなら、

「今日観ちゃおう」

てな勢いで。

パンフもDVD(メイキングと予告)付買っちゃったり。

しかし。

いやぁ、終わりですか。
そうですか。
そうじゃない可能性はないんですか?
中村優一君やウラタロスじゃないけど、「帰ってきた…」とか言って四作目が作られたりしないんですか?
いや、出来なくもない作りでしたけどね、これは。

いや、モモタロスの台詞に「最後のクライマックスだぜ」てぇのがありましたけどね。

でもまぁ、作れない終わり方してないし。
つうか、新電王が世代交代するほど活躍してないし。…いや、あれはあれで良いのか。

まあしかし、あまり引っ張ってもどうかと思うし。

正直、複雑な気分。


内容については、相変わらずネタバレしますんで語れませんけどね、…全編、電王。
全編、イマジン。
生身の人が出てるシーンとか、現代の時間とか…そういったシーン、殆んどなし。
そこらへん、「クライマックス刑事」とは全く逆。
大体がデンライナーか「時の狭間」か「江戸時代」。
つうか、八割くらいアクションシーン。

そして、主役はあくまでモモタロス。

で、テーマはやはり「家族の絆」ですね。

…良太郎がキャラとしては出来上がってますんでね、ここらへん、随分分かりやすい。
たぶん、今までで一番分かりやすかったかと。

そういう意味で、最後まで堪能できました。


ちなみに某所のレイトショーで観たんですが…
そこそこ席が埋まってたのに、客層が…

子供、一人しかいねー。

あと全部、いい歳した大人。
つうか、シニア夫妻までいらっしゃって…

この人たち、みんな、日曜朝に電王観てたのか?

ますます視聴者層が分からなくなってきたな、平成ライダー。

あとちょい。

2008年10月02日 | 雑記
もうちょい。

劇場版「さらば仮面ライダー電王 ファイナル・クライマックス」公開。

最近ではフツーの映画でも「3」まで作られません、三部作でもない限り。

それがあーた、単品で三作。
本放送終わって半年以上たっているのに、ですよ。


「宇宙戦艦ヤマト」かいな。

…世代的にわかりづらいか。

しかし。
スプリンターズステークスやら凱旋門賞(競馬ですがな)やら、劇場版「ガリレオ」やら、月末締め処理と重なるたぁ…。

それでも週末が楽しみ。