凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

日本文化は『パクッて』発展してきたのです。

2009年09月24日 | 創作駄文
…ってぇのは言い過ぎ。

つうか本文と関係無く。


以前、「仮面ライダーディケイド」が始まる前・デザインが発表されたくらいに、
「あまりにあまりなデザインなので、オリジナルのライダーをデザインした」なんてことを書きましたが、…
…実はあれから細々と続いていました。

馬のイラストも描かんと。

んなわけで、画像がそれ。

描き始めたら、
「要するに平成仮面ライダー(風)つうのは、ストーリーやら設定やらが決まってないと、デザインのモチーフすら決まらない」ということに気付き…
(「キバ」がモンスターの王=ヴァンパイアだったり、「電王」が桃太郎電鉄だったり、「ブレイド」がトランプだったり、「カブト」がムシキングだったり、「響鬼」が「妖怪退治→和風→鬼」だったり…)


で、昔、漫画家・麻宮騎亜さんが描いた作品「ダークエンジェル」を思い出し、「万物(地・水・火・風)の調整者=四神獣なんか使われてないわな、ライダーじゃ」なんてぇコトを考え、
「したらやっぱ主人公は朱雀(鳳凰とか火の鳥とか不死鳥とか)なんだろな」と考え、
「したら女性型になるかな」と考え、

ちょうどここら辺で、フジで「メイちゃんの執事」がやっていたり「アタシんちの男子」が始まったりしたもんで、

「ある日突然、親からとんでもない遺産(能力・使命)を引き継ぐことになってしまった女の子が、これまた突然現れた三人の男子・男性(護衛・執事・顧問弁護士)とともに、困難に立ち向かう」という…
実に「パクリ」っぽい設定に至りまして。
…つうか、そのものやないかい。

てなわけで、以下がネーミングと位置取り。


(中心/赤)
【神紅羅】Kagura 主人公が「火の神獣鏡(エレメダル)」により『朱雀』を召喚、武装一体化した姿。
かつて「巫女」だった母親の「適性・使命」を引き継いでいたことから、突然「朱雀」に選ばれてしまう。
…要するに、「庶民から令嬢にされて戸惑う」不運なムスメ。


(左上/青)
【導羅】Doura
「水の神獣鏡(エレメダル)」により『青龍』を召喚、武装一体化した姿。
「朱雀」に匹敵する能力を持つも、「『朱雀の巫女』の適性を判断、力になるか滅して次代に繋ぐか見極める」お目付役を担う。…顧問弁護士ですな。


(右上/黒)
【豪羅】Goura
「地の神獣鏡(エレメダル)」により『玄武』を召喚武装一体化した姿。
「最硬の盾」の役割を担う護衛役。…要するに堅物。

(左下/白)
【凱羅】Gaira
「風の神獣鏡(エレメダル)」により『白虎』を召喚、武装一体化した姿。
「最強の剣」と「最速」を誇るが…喧嘩っ早くおおよそ役不足な執事。(ここら辺も「メイちゃんの執事」)


実際の平成ライダーは、ストーリー以外に「玩具=スポンサーの意向」なんかがデザインに大きく影響するんでしょうが…

ワタシの場合、「素人の思い付き」ですんで、「こんなもんでいいか」と、…

つうか、ここまで考えないと出来ないモンなのかどうかホントのところわかりませんが、だとすりゃやっぱ毎年アイディア出すのって大変なんだな、と妙な感心をしてしまいましたよ、ワタシ。


で、こうなると勝手にストーリー作ってみても良いかな、とか考えつつ…
そんな暇はなかったり。

でも結構考えてたり。

いずれにせよ「パクリ」なんですけどね。

「仁侠」「極道」をウィキュペで調べました。

2009年09月18日 | テレビドラマ
仁侠=「情に施され命を賭けて恩義を返す」

と、まあこういうことです。

元は中国四千年。
司馬遷の「史記」まで遡りますが。

極道=「仏教用語で、道を極めたもの=高僧」「江戸時代に侠客(弱きを助け、強きを挫く者)の意に変容」

要するにヤクザや暴力団のことではございません。
仁侠・極道=ヤクザ・暴力団となったのは、良くも悪くも高倉健さんと菅原文太さんの功罪でしょう。

ヤクザ者が全て健さんだったら、暴力団なんて存在しなかったはず。

そういうことです。


たぶん、ドラマ「仁侠ヘルパー」の発想はそこ、なんでしょう。

まだ相方が観てないので、最終回は語れませんが…

ワタシはこの結末に納得しました。


馬鹿がヤクザに憧れないことだけを祈ります。
本質を見ず上っ面だけ真似る世の中ですから。

キバってげつようび。

2009年09月08日 | テレビドラマ
えー、久々にPCにて更新でございます。

画像はセブンイレブンの「ライダーくじ」の景品・・・・となっていた(夏の・・・ではなく)「仮面ライダーキバ」のビッグマスクでございますが・・・。

これを手に入れた経緯は、私の旧友のブログ「KIOの心の響き」を読んでいただければと思いますが・・・。

いやぁ、こちらこそ楽しい時間でございましたよ、KIO君。
なんだかいろんなお土産も頂きました。
つうか、遠路はるばる川崎まで・・・・つうかね、ワタシ的には「川崎」という街で誇れるのは「川崎競馬」のみでございまして・・・
同日に川崎競馬に「シンケンジャー」が来ていた(無論営業の方々)というのに、・・・情報不足ですまんかったなぁ。競馬に興味なくても、入場料100円で観るにはお得だったかも知れん。

つうわけで、ディケイドが引っ越して行き、キバがウチに来ました。

いや、嫌いな人に勧められる物語ではないんですが、ワタシも相方も「キバ」には妙な「愛着」がありまして。
どこがどう、ってうまく説明できないんですが、出て来たすべてのキャラが嫌いになれなかった、つうのが「電王」と「キバ」です。
そんな程度の説明しかできません。


てなわけで、話は全く関係なく、始まりました、「仮面ライダーW(ダブル)」。

いやぁ、面白かったですよ、単純に。
平成ライダーシリーズでは珍しいくらい、第一話から「解りやすい」で、すんなり入り込めました。
二人で一人のライダーで、本職は探偵。
方や肉体労働・方や頭脳労働・・・・てぇのは、アメリカの映画や小説の世界では「探偵モノ」の基本。そこらへんもうまく使われてます。

第一話のモチーフが、レイモンド・チャンドラー作「長いお別れ」つうのも、ハードボイルドの基本としてなかなか。

肉体労働派の「左翔太郎」のイデタチがもろ「探偵物語」の工藤ちゃんだったり、小道具が「ルパン三世」だったり、相方の頭脳労働派の少年の名前が「フィリップ」(多分、レイモンド・チャンドラー作品の主役、フィリップ・マーロウから取ったと思われる)だったり・・・・なかなか細かい「こだわり」も見えましたが・・・・。

何より感心いたしましたのが、一見して「ヒドいデザインに見えた「W」が、動いてみると案外「これで良いかも」と思えてきてしまうこと。

・・・・よくよく見ると、「石ノ森正太郎さんが最初に描いたライダー」に近いデザイン。
最初にライダーを作ったプロデューサーである平山氏は、「子供でも描けるくらいシンプルで、でも、みたら忘れられない顔」というプレゼンをしたそうで。
(村枝賢一作「仮面ライダーを作った男たち」より)
確かに簡単。
○書いて○ふたつ書いて、真ん中に線入れて、あとはW。
子供でも描けます。簡単さで言ったら、シンケンジャー並み。
(あれは○書いてひと文字)
そしてインパクトが強い。

悪の組織の存在も最初から明確にされているし、主人公たちがなぜ戦うのか?・・・も、さほど「謎」ではない。

要するに、「原点回帰」なわけです。

まぁ、ライダーのみならず、昨今のドラマは「ついてこれなければ置いてく」感が強いなか、改めて「単純に楽しく」を目指す感じがしてよろしい。

個人的にはほっとしております。


・・・・つうか、いつからここまで「ライダー」にはまったんだろか、俺。

改めて考えると、そっちのが謎。