凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

ガンダムに0が2つの2。

2008年10月08日 | アニメ
えー、ここんとこネタが多くてですね。
今日だけで2更新目ですが、書かないと溜まっちゃうモンで。

てなわけで今回のネタ。

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン


…まあね、最近のサンライズは続きモノばっかですが…
お約束通りの、インターバル置いての再開。
ファーストシーズンから四年後の世界から始まりまして…
てか、前放送の最後2分ほどでちょっとだけ描かれてましたから、大体どんな始まり方かは…
想像通りでしたな。


この「00」、観る人によってはかなり「批判的」だったかと思いますが、ワタシ的には、「3兄弟」が出てきてぐだぐだになる前までは、「SEEDシリーズ」より評価してました。

中東への武力介入やら、東南アジアの内乱なんか、実にタイムリーなネタでしたんでね。
大分「現代」にシンクロしたストーリーやなぁ、と。

しかして今回のガンダム。
いやー、ファーストシーズンの最後で殆んどのキャラを殺しちゃったり行方不明にしちゃったし、ガンダムは全機破壊しちゃったし…どないすんねん?…
と、思ってましたが…

殆んど生きて登場してるやんか、セカンド第一話で。
しかも、意外なキャラが意外な形で復活してるし。
つうか、どこまで孤立するんだソレスタルビーイング。

てなわけで、たぶん、セカンドでようやく主役になるであろう、民間人代表・戦争被災者「サジ・クロスロード」の扱いが、これからの物語の鍵となるでしょうが…

また困難な道を選んだなぁ、この監督さんも。
一歩間違えば「駄作」で終わるぞ、これ。


まあ、この際最後まで付き合ってみようかと。

スーパーなロボット。

2008年10月08日 | アニメ
♪そっらにぃ~、そびえるぅ~、くろがねのしろぉ~
……┐(´~`;)┌
そら、ちがうロボットだ。

てなわけで、今回のネタ。

鉄(くろがね)のラインバレル
原作:清水栄弘/下口智祐(秋田書店・チャンピオンREDコミックス)


えー、先週金曜日の深夜というか、土曜日の早朝というか…から、アニメが始まりましたが、元は漫画。

今時、「SF巨大ロボット漫画」ですよ。
しかも、ちゃんと「善VS悪」ですよ。

テレビアニメですら、ロボットつうたらガンダムくらいでしょ。
そんな今時に、王道の巨大ロボットですよ。

アニメになるのが当たり前。
半年くらいしたら、「スーパーロボット大戦」に出てるんじゃないでしょーかね。

必殺技ないけど。


えー、あらすじつうてもね、王道ですから。
ある日突然空からロボットが落ちてきて、主人公がそれを拾って(つうか下敷きになっちゃって)、操縦者に選ばれて、悪の秘密結社(秘密でもないが)と戦う…という、ごく当たり前の話。

ただ違うのが、主人公が属するのが民間企業で、悪が元自衛隊のテロリスト集団で…
国のお偉いさんやらライバル企業やらが絡んで来る。そして、敵も味方もうさんくさい、という。

さらにこの主人公、あの大友克洋氏の名作「AKIRA」における「鉄雄」のようなキャラ。
…要するにコンプレックスのカタマリで、性格がひん曲がっており、元々苛められっコだったのに、操縦者に選ばれた途端、「俺様」になっちゃう。

ここらへんが、「正しい王道ロボット漫画」と異なるとこでしょうかね。


コミックスは現在8巻まで。

主人公にも「正義の味方」の自覚ができてきて、ようやく仲間ともうまく行くようになってきたところで、チーム最大の危機にでくわすが、一丸となってライバルを撃破…てなトコロまで。

アニメ版の第一回も観ましたが、細かい設定の違いこそあれ、まあ、良く出来たほうだと思います。


まあ、ちょいとオタク向け的ではありましたが…

それにしてもまぁ…
昨今はCGが当たり前になっちゃったんですな。
ラインバレルが動く動く。ちょっとすごい映像でありましたよ。

ただ、…声優陣がちょっと…ワタシ的には違和感が…
慣れてくればそーでもないか?

わからんが、あとはどう「動く強み」を活かせるか、てな感じ。

ロボットもこれからゾロゾロ出てくるし…。

ちなみに「機械獣」も「アシュラ男爵」も出てきません。
合体も変形もしません。

…『実に面白い』。

2008年10月08日 | テレビドラマ
えー、『劇場版ガリレオ 容疑者Xの献身』公開当日に放送された、二時間半のテレビスペシャル

『第0章』。

…原作の相棒・草薙刑事との初コンビによる殺人事件捜査と、学生時代の湯川・草薙と、容疑者Xとの因果関係を描いた作品。


劇場版を観て二日後、よやっと観ましたよ。


うーむ。

やっと繋がった気がしますよ、『ガリレオ』という作品が。

天才的物理学者にして朴念人にして超俗物の湯川 学助教授が、いかにして『探偵ガリレオ』になったか…


要するに…『ビキニの女の子』が見たかったのか。


なんじゃそら。


事件は、海岸町に住む半身不随の会社社長が、内縁の娘の為に、実の極道息子を殺害する、という話。
この社長が金属加工のスペシャリストであったことから、とてつもなく高度な殺害方法が使われるわけですが…
例によって、ガリレオ先生が物理検証実験によって謎を解く、というもの。

この展開の間に、親子の情であったり、湯川と草薙のエピソードであったり、のちの「内海ちゃん」の位置に立つ研究室の学生(長澤まさみ)がギャーギャー騒いだり、浜辺でビーチバレーしたり、栗林助手が必死にナンパしたり…

まー、いつもの「ガリレオ」でありますよ、テレビ版の。

つまり、いつもの「ガリレオ」はこっちで作り、「容疑者…」は番外編的位置取りとして作った…と。

無論、製作者が作りたかったのは後者でしょうが…


二本とも観て、ようやく「ガリレオ=湯川 学」の人物像が繋がるような感じであります。


天才的物理学者ですが、どーしても「恋愛の方程式」が成り立たない。
誰かに教えてもらいたいけど、肝心なヒントすら得られない。
『さっぱりわからない』わけです。

朴念人ですからね。


そして、映画でこの「最大の謎」と対峙するわけです。


そら、解けんわな。