凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

相方には申し訳ないが…

2010年07月31日 | テレビドラマ
もはや『クイズ』になってきたような気がする、

うぬぼれ刑事』のゲストヒロイン。

第一回…加藤あいさん(IWGP

第二回…蒼井優さん(タイガー&ドラゴン

第三回…樋口可南子さん

第四回…戸田恵利香さん(流星の絆

そして、…
第五回。
薬師丸ひろ子さん。(木更津キャッツアイ、タイガー&ドラゴン)


こうなると、あとは

伊東美咲さん(タイガー&ドラゴン)…は出れるのか?
とか、
酒井若菜さん(木更津キャッツアイ、マンハッタンラブストーリー)はどうなんだ?
とか、
小泉今日子さん(マンハッタンラブストーリー)も難しいだろ…
とか、
斉藤由貴さん(吾輩は主婦である)もどうだろか?
とか、
小雪さん(IWGP)は出てくれないだろ
とか、
他局だけど、
篠原涼子さん(僕の魔法使い)もなぁ、
とか、
深津絵里さん(ロケットボーイ)ははっきり無理、
とか、
深田恭子さん(未来講師めぐる)ならあるかも
とか、

まあいろいろ考えるんですが、

とどのつまり、

そういや
猫背 椿』さんは出ないのか?
と。

そして久々に、夏のドラマ評。

2010年07月28日 | テレビドラマ
…つうか、すっかりドラマやら映画やらの紹介ブログになっている気がしないでもありませんが、



まぁ、日常的に書こうと思うネタも他にないですし。

てなわけで、曜日順に。

ジョーカー 許されざる捜査官

フジテレビ火曜21:00。
主演:堺 雅人
共演: 錦戸 亮 鹿賀丈史 大杉 蓮 りょう
   平山浩行 井上正大(ディケイド)
   (敬称略)

映画「ジェネラルルージュの凱旋」にて天才救命医を演じた「個性派」堺 雅人さん、
初の主演ドラマ。
…つうか、何気にこの人が出演しているドラマって結構観ているのですが、いやー、どのドラマ観ても「目が笑ってない」役柄なんですよね。
そして、今回。
全く目が笑ってない。

神奈川県警捜査一課の班長・伊達。
「仏の伊達」の異名を持つ彼、基本、温厚で人当たりが良いが、犯人確保の際に腰抜かしたりオシッコちびったりで、同僚・部下からは常に馬鹿にされる。とはいえ、「役立たず」ではなく、疑問に思ったことはとことん追わないと気が済まないタイプ。
しかし、被疑者・犯人がかならず捕まえられる訳ではない世の中。
追っても追っても、結局は「証拠不十分」で逮捕出来なかったり、「圧力」をかけられて調書を改竄しなければいけなかったり、と、結局は目の前の犯罪を見逃すこととなる。
…しかして、一方で、そんな「逃げ延びた犯人」が次々と「神隠し」に遭っている。
「神隠し」…社会的抹消。…「殺す」のではなく、「制裁」として、存在自体を抹消すること。
これが、「仏の伊達」と呼ばれる彼によって下される「判決」。


配属されたばかりの刑事で、伊達の親友の妹「宮城」に、杏ちゃん。
兄同様、強い正義感で絶対悪に挑もうとして、常に弱い現実を突きつけられながらもめげない根性娘役。
普段はヘラヘラしていながら、「虐待」の過去から異常に「暴力」「悪」を憎む鑑識官「久遠」に、「ぬれ煎餅」錦戸くん。
飄々としていて本音の読めない課長「井筒」に、鹿賀さん。
伊達の行きつけのバーのバーテンダーで、伊達の正体を知る男「三上」に、大杉 蓮さん。
そして、伊達の元恋人・元県警の警察官で、「神隠し」を追うフリーライター「片桐」に、りょうさん。

まぁ、なんつうんでしょうか、…現代版「必殺仕事人」のようではありますが、まぁ、それだけでもないだろう、と。
実際、伊達の行動は、2話であっさり久遠に看破されてしまいます。
つまり、一話完結で「悪」に制裁を下しながらも、伊達自身も追いこまれる羽目になる。
「あらま、来週はどうなっちゃうの?」的な作りになっております。

しかして…観ていて堺 雅人さんが、どんどん「ウッチャン」に見えてくるのは何故だろう?

個人的には「犯罪を犯罪で裁くことなんかできない」と思ってます。
…が、「必殺」にしてもね、なぁんか観ちゃう。


宇宙犬作戦

テレビ東京金曜深夜。
出演:戸次重幸 片桐 仁 高梨臨 ディーノ(犬)
(相変わらずの敬称略)

…えー、昨年から今年初めまで、ワタシがハマりまくった「シンケンジャー」に、「ピンク」役で出演していた臨ちゃんの最新作でありますが…。
つうか、戸次さんて…「33分探偵」に出てた、暑っ苦しい刑事さんですな。
それから、片桐さん…コックローチ・ドーパント(仮面ライダーW)。
どっかで観たと思ったら。

えー、…内容は…
これ、説明しようがあるか?
かなり厳しいな。

2512年。
惑星プードルの「美しすぎる大統領(「金麦」の壇れいさん)」は、「戦争・貧困・自然破壊・失業・お肌のかさつき」などの危機に瀕した世界を救うため、地球人の血を引き、全てテキトーな性格の犯罪者・マルコ(戸次さん)、植物系宇宙人で融通の利かない公務員のモジャット(片桐さん)、戦闘用アンドロイドだけど家事手伝いのオハナ(臨ちゃん)、高性能翻訳コンピュータだけど所詮「犬だからどっか行っちゃう」スプート29(ディーノくん)の4名(?)に、重要な使命を与える。
それは、「かつて様々な危機を切りぬけた地球人達の記録を、宇宙の様々な星から探し出してくる」こと。

作戦名は…
「宇宙”犬”作戦」。

えー、賢明な方はお気づきでしょうが、この作品、まるっきり…
アメリカの大ヒットドラマ「スタートレック」のパクリです。
日本で初めて「スタートレック」が放送された際のタイトルは、
「宇宙”大”作戦」
でした。

しかし…内容は全く、真逆。
まったりもったりしたものを深夜時間帯になんとなーく観たい方にお勧め。


ハンマーセッション!

TBS土曜20:00。
えー、…ライダー役者達使った二番煎じ的ドラマだろこりゃ、なんて馬鹿にしてたら、案外最後まで観ちゃって、不覚にも最終回にホロっときちゃった「タンブリング」の後番組。
…つうか、この時間帯、「マンガのドラマ化」しかやらないんでしょーか。

出演:速水もこみち 志田未来 比嘉愛未 小日向文世 濱田マリ 六平直政 宮坂絵美里
   (そして敬称略)
   学生役に・・・フィリップ君。

はっきり言って、「フィリップ君役以外の菅田将暉くん」が観てみたい、それだけです。

まぁ、時間つぶしに観る分には止めません。
しかし、内容的に別に語る気も有りません。

逃亡中の天才詐欺師が行き掛かり上、高校教師になる…
意味が判らん。


GM~踊れドクター

TBS日曜21:00。

えー、何て言うか、「喰いタン」以降、何かに目覚めてしまった東山紀之さん=ヒガシの、
「今度は医者ですか」ドラマ。

出演:東山紀之 多部未華子 椎名桔平 生瀬勝久 吉沢悠 小池栄子 大倉忠義 八嶋智人 大和田信也
(やっぱり敬称略)

つうか…あのー、このキャストって…
ヒガシ&大倉君⇒「必殺仕事人2009」。
多部ちゃん&大倉君⇒「ヤスコとケンジ」。
どっちも他局じゃないですか。

総合診療科の研修医として明峰病院に配属となった小向桃子(多部ちゃん)は、移動中の飛行機の中で緊急患者に出くわす。
拙い知識で何とか対応しようとするが上手くいかない。
そこに、隣に座っていた「自称ダンサー」の男・ファイヤー後藤(ヒガシ)。
「こんな症状もわからないのか、だから日本の医者はダメなんだ」と一喝すると、あっさり処置してしまう。
その腕前に感心しながらも、明峰病院総合診療科に出勤する小向。
しかし、そこには…
院長の娘と結婚するも浮気がばれ、更には決意して立候補した学部長選挙に大差で敗れて「総合診療」に左遷された氷室(椎名さん)はじめ、「ダメ医者」の烙印を押されてヤル気のない人々(生瀬さん・吉沢くん・小池さん)と、そんな医者達に失望する看護士(大倉くん)。
とたんに「職場に危機」を感じた小向は、空港で別れた「自称ダンサー」を探そうとする。

一方、若い頃の「ダンサー」の夢を捨て切れず、アメリカで「総合診療=GMの天才」を称されながらもその地位を捨てて日本に戻ってきた、ファイヤー後藤。
頼みの綱の「芸能プロ」を訪ねるも…すでに廃業。
途方に暮れているところを、小向に拾われる。
「とりあえず、うちの病院でバイトして」、と。

こうして何故か、「目的の違う二人」が、「病院のお荷物」となっている「総合診療科」の立て直しに懸かることとなるわけですが…。

ストーリー展開自体はですね、ハッキリ言ってメチャクチャです。
所謂真面目に描かれる「医療ドラマ」とは真逆。
…つうか、この配役で既に「真面目な医療ドラマ」をやるとはまるっきり思えないのは確かですが。
しかし、ここで「医療の現実」みたいなものを描くつもりはないんでしょうが…
個人的に、「医者に対して持っていた素朴な疑問」は少し、見えてきた気がします。

「私、専門じゃないんでわかりません」的な対応。

「いやー、これこれこーゆう感じで、具合が悪いんですけど」
「あー、それなら耳鼻科に」⇒「いやー、特に悪いとこはないようですね、内科へ」⇒「あれ?…耳鼻科で何て謂われました?…おかしいなー」
…って、患者が医者に解らないことが解るか!!
つうか、患者に訊くな!!
それが解んないから病院に来てるんだろが!!!

…と、何回、言いそうになったことか。

つうかね、だから医者嫌いなんですよ、ワタシ。

…っていうワタシが、ファイヤー後藤の台詞で納得してしまいました。

「日本の病院には専門馬鹿はいても、総合診療なんてない。
 病気から症状は勉強しても、症状から病気を診断できない」と。

ちなみにタイトルの「GM」は、ゼネラル・メディスン=総合診療。
それこそ「症状と問診から病気の正体を探る」診療であります。
要するに、「医療ドラマの形をした探偵ドラマ」。

そこで、「喰いタン」の出番。

主演のヒガシ、「喰いタン」「必殺仕事人2009」「2010」以降、こんな役ばっかし。
主人公のファイヤー後藤、自分の信念と興味のあること以外には全く反応せず、常にマイペース。あくまで「ダンサー」を目指し、その経過でたまたま「総診」でダメ医者達を鍛える(ダンサーにする)こと以外は全く考えてない。下手すると患者のことすら考えない。
むしろ、ダメ医者達の方が、患者に対して真剣になったりするんですが…。
まぁ、全て「結果オーライ」的な展開。

ドラマ的には、ここまで個性的な役者さん達そろえて面白くなかったらヤバイくらいのモンですから、確かに面白いです。
でもまぁ、…
ヒガシだけでなく、椎名さんにしろ八嶋くんにしろ、小池栄子さんにしろ生瀬さんにしろ…多部ちゃんまでもが、
「この人のこのキャラ、前のドラマの『これっぽく』てぇ感じなのか?」
という観は拭えない。
むしろ、吉沢くんだけが「初の試み」的役柄。
そういう意味では、全く「新しい」感じはありません。

それこそ、「類型的」に、「喰いタン」や「西洋骨董洋菓子店」や「踊る大捜査線のスピンオフ」「パコと魔法の絵本」なんかを観ていて、「ああ、あの役は良かったな」なんてぇ思っている方なら、まぁ、オススメいたします。
そういうキャラがたくさん出ているドラマ、っていう見方すると、結構良いかも知れません。














続編と言うべきか、それとも…

2010年07月26日 | 映画
むしろ、
「新・踊る大捜査線」
と言うべきでしょう。


劇場版新作『踊る大捜査線 THE MOVIE ヤツらを解放せよ!』


観て参りましたよ。


ぶっちゃけ、ワタクシ、この作品についてはハードなファンでもコアなマニアでもありません。

テレビシリーズは再放送でしたし、スペシャルも観てない話があるし。
スピンオフも『交渉人 真下正義』は観ていない。

『容疑者 室井慎次』は…申し訳ないすけど、駄作だと思ってます。

そして、『THE MOVIE 1』を超える出来は今後ないだろうとも思ってます。

いや、新作観た後でも思ってます。


じゃあ、今作をファンに勧めるか?

まあ、「観ておけば?」てな感じ。
「たぶん、何らかの形で続くと思うから。
その導入部だと思えば、これはこれでアリ、でしょう」と。


まあ、言ってみれば、
「仮面ライダー電王と、仮面ライダー超電王は、スタッフも役者もキャラも一緒だけど、実は別の作品なのよ」
そういうことです。


いかりや長介さんがお亡くなりになった段階で、「昔のままの『踊る~』」は作れない。
それは紛れもない事実。


でも、続けたい。

ならば、…
というのが今回の三作目。

出演:<敬称略>
   織田裕二 深津絵里 柳葉敏郎 ユースケ・サンタマリア スリー・アミーゴス
   (北村総一郎・小野武彦・斉藤暁) 小栗旬 内田有紀 伊藤淳史 小泉孝太郎
   甲本雅裕 小木茂光 佐戸井けん太 小林すすむ 遠山俊也 寺島進 高杉亘
   松重豊 川野直輝 東根作寿英 滝藤賢一… 
   そして、小泉今日子。

湾岸署新庁舎への「お引っ越し」まで3日。(またしても…)
係長に昇進し、「引っ越し本部長」に選ばれた青島君。引っ越し準備に庶務からの依頼の雑務やら、事件やらで何かと忙しい。署の中も何かとバタバタ騒がしい。
そんな中、新庁舎に保管していた拳銃3丁が、何者かに盗まれる。
最初は「紛失扱い」として、お引っ越し後に公表としていたスリー・アミーゴス。
…ところが、何故か「ネットの住人」によってあっという間にこの事件は広まり、その日のうちにマスメディアに公表されることとなる。
引っ越し中の湾岸署はこの騒ぎに大わらわとなる。
そしてその日の深夜、「第一の殺人事件」が発生。
凶器に使用されたのは、盗まれたうちの一丁・新任「和久甥っ子」のものだった。
湾岸署新庁舎に捜査本部が設置され、本庁・各所轄が喧々囂々の言い争いをする中、
調整役・管理補佐官である鳥飼の対応で何とか方針がまとまり、ようやく捜査が動き出すが…

    

もう青島君も若くありません。
中間管理職です。
いつまでも好き勝手できません。
上から責められ下は言うこと聞かない、そしてあっちこっち判子押さなきゃならないし、署の皆を健康診断受けさせなきゃならないし、そして自分の健康も気になるし…な年齢。

室井さんにしたって、偉くなったら益々理想からは遠のいて身動き取れないし。「現場第一」なんて言っても、結局第一線には出れない。

そんな立場になりました。

で、そんな彼らと湾岸署の今、てぇのが、今回の内容。

「昔に戻ってやり直す」んじゃなくて、「今のまんまで頑張るか」という描き方については、

「ああ、やっぱり『踊る~』の世界なんだな」という気がしました。


しかし…

ちょっと盛り込み過ぎだったんじゃねぇか、と。

全体的にせわしない感じ。
そして、掘り下げが足りない。

更に言えば、「虚構なんだけど、モットモらしい、『踊る~』特有のいー加減さ」っていう『味』が…
上手く出ていない。


今までだとね、会議室や捜査本部のご都合主義的なところも、
「ああ、どこの世界でもあるよね」だったんですが…

なんか、シリアスな「矢部謙三」みたいになっちゃってる。


湾岸署の面々の、「普段てきとーな分、いざとなったら頑張る」てぇトコについても、
「いや、いくらなんでもそれはないぞ」と。


また、折角出した「鳥飼」や「和久甥っ子」にしても、もうちょっと使い方や描き方があったんじゃないか、と。


正直、全体的に消化不良の感じ。


で、肝心なトコは「キョンキョン」に救われてるし。
…つうか、あれ以上のキャラは出てこないんでしょうが…
それは分かるんだけど、ねぇ。
ちょっと助けられ過ぎ。


で、そういう部分全部ひっくるめると、

「今回のは、『新・踊る~』シリーズのスタート編なのかな」

という捉え方になっちゃう。

頼りないけどガッツのある和久甥っ子が成長していく姿であったり、一見柔らかそうで実は歪な正義感の持ち主である鳥飼の心理であったりが、次の作品でどこまで描かれるか…

まあ、そういう見方ですよね。


たぶん、好きな人ほど不満は残る気がしますが…

まあ、それでも観ないと先がないかも知れません。


いや、厳しいな、しかし。

始まっちまいました。

2010年07月21日 | テレビドラマ
ええ、始まっちゃった。
始まりましたともさ。
ああ、始まったさ、それが悪いか。

かつて「木更津キャッツアイ」「マンハッタン・ラブストーリー」「タイガー&ドラゴン」「流星の絆」を放送したTBS金曜夜10時枠で、クドカンのドラマが。
しかも、「IWGP」「タイガー&ドラゴン」などで「自称『馬鹿な男やらせたら日本一』俳優」にのし上がった、長瀬君主演で。

うぬぼれ刑事


えー、以下、敬称略。

脚本:クドカン
主演:長瀬智也(うぬぼれ刑事・エース・ロマンス刑事・「うぬぼれ」さん…本名不明)

 「うぬぼれ4」
 生田斗真(うぬぼれ俳優・本城サダメ)
 要 潤(うぬぼれパティシエ・松岡征士郎)
 矢作 兼(うぬぼれカメラマン・穴井貴一)
 坂東三津五郎(うぬぼれ教授・栗橋 誠)
 
 荒川良々(一応本庁所属エリート刑事・冴木 優)
 中島美嘉(一応元うぬぼれの恋人で現冴木の妻で実はやたら嫉妬深い・里恵)
 
 少路勇介(唯一の良識人・「アイ・アム・アイ」バーテンダー・ゴロー)
 森下愛子(筆談で毒舌するママ・玲子)

 西田敏行(うぬぼれの父で元警察のお偉いさんで現作家・葉造)

 第一回ゲスト:加藤あい(「IWGP」出演)
 第二回ゲスト:蒼井 優(「タイガー&ドラゴン」出演)

 そして…第二回の被害者…皆川猿時(港カヲル)
 そして更に、…何故出てくれたの?…中村梅雀(本人役)。

ちなみに、今、第2回の録画を流しながらこれを書いております。

えー、ぶっちゃけですね、「製作発表」の段階から観る気満々でした。
そして、多分、ワタシの中では「上半期NO.1」のドラマに…既に第2話の段階で当確しております。

しょうがないですよ、このキャストでこのネタでは。


で、どんな話か。

世田谷通り署の刑事・通称「うぬぼれ」(本名不明)。
生まれついての極度の「恋愛体質」が故に、かつて本庁勤務の際に犯人を取り逃してエリートコースを外れ、そして恋人にも逃げられ、残ったのは父親が居候するマンションだけの男。
「もう恋なんてしない」などと呟きつつも、コンビニで万引きする若い女性に一目惚れされたとうぬぼれてみたり、駅の改札でぶつかった女性に一目惚れしたり、項垂れて入ったマッサージ店の店員の手に愛を感じたり…と。
…というか、「あ、あの子、俺のこと好きかも」と思ってしまう。
そして、何故か必ず事件に出くわして、犯人に恋して、事件の真相を図らずも突き止めてしまい、そして、「逮捕か結婚か」を迫って…必ずフラレる。

まぁ、そういう話です。

これに父の書くほぼ実話小説「うぬぼれ刑事」のドラマ化が進んで、何故か「うぬぼれ俳優」が主演になったり…。

というサイドストーリーがどーでも良くくっつく予定。

つうか、こんなドラマによく坂東三津五郎さんが出てくれました。
西田敏行さんや森下愛子さんは既に「クドカンファミリー」ですから、まぁ、出てくれるのは当然として。
つうか、中村梅雀さん…「グループ魂」のネタにされるだけではなく…まさか出てくるとは…。
というマニアックな驚きもありますが、それ以上に…

観て思いました。

ストーリー度外視の小ネタの連続。
誰一人マトモな人間がいないハチャメチャさ加減。
出てきた途端、犯人が判ってしまうのに、どーにも「バーテン」のゴローと「うぬぼれ」の父・葉造以外、犯人に行きつかないテキトーさ加減。
そして、「うぬぼれ」本人だけが「愛しているのになぜ疑わなければいけないのか」苦悩しながら真実に迫るという…。

これって、初期のクドカンドラマ(「木更津キャッツアイ」「僕の魔法使い」)のノリに近い、テキトーさ加減。

ある意味ゴーカな状態で、ある意味最もイー加減に作っている…いや、良い意味で。
「面白くなりゃ良いんですよ、別に」
みたいな勢いを感じます。

そういう意味では、もしかしたら、…
「こりゃダメだ」な人は、全く受け付けないかもしれません。

まぁしかし、
ワタシにはツボです。
三津五郎さんが「千の風になって」歌った段階で、確実に。(意味不明)







非国民と言われても

2010年07月09日 | 雑記
投票には行かない。

不在者投票もしない。

「二十歳の投票」に行ってこのかた、ワタシは全く投票していない。

既に「しない」ことがポリシーになっている。


馬なら毎週しているが。


要は「共感」できないのである、選ばれる立場の人達に。

どうせ言ったことはやらないだろう。
つうか、やってもやり切れないか、潰されるか。
そして、「やる」って言ってることもピンとこない。

大体、「党を選ぶ」ってアレ、選挙方法としてそもそもおかしい。

贔屓の球団を応援するのとはワケが違う。
信用できん人達に何を任せるというのだ?
票を入れる、ということは、「あんたらを信じて任せます」ということだろう?

出来なかったら辞める程度の責任じゃすまされないことを頼むのに。


簡単に取り下げるし辞めるじゃないですか、みんな。

何を信じろと?


だから行かない。


いつか「信じて任せられる」人達―ワタシに票を入れさせる人達が出てきますように。