凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

ラプソディー・イン・ブルー

2009年12月23日 | 映画
アメリカが生んだ偉大な作曲家、ジョージ・ガーシュウインの名曲。

ガーシュウインの曲は、オーケストラで演奏されるだけではなく、ジャズアレンジされたり歌われたりすることが多く、また映画音楽として使われることなど、しばしば。

『ラプソディー・イン・ブルー』。

ワタシの記憶に強く残っているのは、ウディ・アレン監督・脚本・主演作品『マンハッタン』のメインタイトル。
ニューヨーク・マンハッタンの街並みを叙情溢れるモノクロ映像で描く背景に、この曲が流れるわけですが、…あれは素晴らしかった。


しかして。

昨今ではこの曲、ワタシの中ですっかり、ある作品のエンディングタイトルになっています。

のだめカンタービレ』。
やたら忙しく騒がしく、オーバーアクションで自由で滑稽な前半から、一転して、ロマンティックで癒されるようなメロディの後半。
…この曲の作り方そのものが、『のだめ~』という作品を表している気がするわけで。


遡りまして日曜日、テレビドラマ~アニメ版~ドラマスペシャル~アニメ版と続きましたこの作品の『最終章・前編』を観て参りました。

映画『のだめカンタービレ 最終楽章・前編

出演/玉木 宏 上野樹里 竹中直人 福士誠治 ベッキー ウェンツ瑛士 マヌエル・ドンセル マンフレッド・ヴォーダルツ 山田 優 吉瀬美智子 山口紗弥加 ジリ・ヴァンソン なだぎ武 谷原章介 片桐はいり 猫背 椿の他、RSOメンバーなどなど。

基本的に、ドラマ版の面々そのまんま。


そもそもドラマスペシャルにて「最終回は映画で」と詠っていた上に、そのナビゲート的役割をアニメ版「パリ編」が担っておりましたので、二ノ宮知子さんの原作を読んでいないワタシでも、すんなりと入りこめました。

要するに、「映画っぽさ」もないし、最初の段階で「前編でどっからどこまで描くか分かってしまう」わけです。
いや、いいイミですよ、これは。
けなすつもりは全くありません。
むしろ、「最初から最後まで安心して観られる」というか、「ああ、いつもの『のだめ』だ」という感じ。

で、まあ、ネタバレで申し訳ありませんが…
前編は『ルー・マルレ・オーケストラ復興~千秋編』であります。
老舗オケの常任指揮者になった千秋先輩の悪戦苦闘と、それを見て触発されて張り切ったり落ち込んだりする「のだめ」が描かれるわけですが…

いやぁ、毎度ながらオーケストラの演奏シーンが素晴らしい。
ベートーヴェン、バッハ、ドヴォルザーク、チャイコフスキー、モーツァルトなどなど…
普段全くクラシックを聴かないワタシですが…

なんでしょうねぇ。

観てて参加したくなるような高揚感が沸きますよ。

…ギターじゃ無理なんですが。

つうか、千秋の指導についてけないとも思いますが、ね。


「前編」と付くだけあって、ストーリー自体は完結してません。むしろ、「スターウォーズ 帝国の逆襲」ばりに「え?ここで終わり?」みたいな感じですが、これ観ないで後編だけ観てもしょーがないです、実際。
ハナから「二本ひとセット」、あと半年楽しむつもりで観ることをお薦めいたします。

更に言えば、これで初めて「のだめ」に触れようという方は、先にドラマかアニメを全部観て、「続き」として観ることをお薦めいたします。

春は「のだめ編」。


ラストにかかる「ラプソディー~」で、またSオケのライブが観たくなりました。

これが始まり。/W編

2009年12月15日 | 映画
えー、前の記事も書きましたが、今回は映画同様の2部構成です。
もし前の記事を読んでいない方がいらっしゃいましたら、是非、ひとつ前の記事からお読みください。

てなわけで、続いてのネタも、

仮面ライダーダブル&ディケイドMOVEI大戦2010

仮面ライダーW(ダブル)・ビギンズナイト」編でございます。

ディケイドの後を継いで「平成ライダー10周年記念作品・第2弾」として始まったダブル。それまでの平成ライダーとは根本的に「一線を隔す」目論見が盛りだくさんな作品でありますが、その始まり方は衝撃的でありました。

巨大なタワーのロビーで、少年を連れて敵から逃れる白装束の男と主人公。
対する大勢の黒装束の男達が放つ銃弾の中、白装束の男は倒れ、主人公に帽子とアタッシュケースと少年を託します。
「おやっさーん!!」
叫ぶ主人公・翔太郎に、少年=フィリップは、アタッシュケースを開き、冷静に問いかけます。
「悪魔と相乗りする勇気、あるか?」

これがWの誕生であり、「ビギンズナイト」でありました。
今回の映画では、ある事件をきっかけに、この夜から引きずっている二人の秘密と後悔、そして新たなる「決意」と「始まり」が描かれます。

・・・・って、すいません。

これでほとんどネタバレしてしまったようなモンですよ、TVシリーズを観ている人にとっては。

いやぁ、良かったですよ、ホント。
これで「前半のディケイド」が救われたような気さえしました、ワタシとしましては。

ホント、作りこんでるなぁ。ホントに「子供の為」の作品なんだろか。
つうか、正直、「スパイダーマン」とかね、「Xメン」とかね、「マトリックス」とかより、よっぽどストーリーとして評価できますよ、ワタシとしては。

そしてゲストの吉川晃司さんが素晴らしい。
いやぁ、一昨年の「牙王=渡辺裕之」さんばりにキャラが立っておりますよ。
「これぞハードボイルド」てな感じで。・・・・多分、日本で「フィリップ・マーロウ」を描くなら、こんな感じだろう、というような描き方。
「シンバルキック」、ちゃんとやってるし。

主役の桐山 蓮君=左翔太郎・菅田将暉
君=フィリップの二人にしても、「こうしてこの二人がコンビとなって、これまで上手くやってきている」という部分、かなりこだわって演じている感があり、そこら辺、非常に好感が持てますし、山本ひかるさん=鳴海亜樹子のはっちゃけぶりとその真逆なシリアスシーンについても、「よくやったなぁ」と。

まぁ、それらを踏まえてともかく感心したのが、「ディケイドとの共演作」でありながら、決して「映画然」とせず、「TVシリーズの重要なターニングポイント」という大前提を崩さなかったこと。これはね、脚本の三条 陸さんを褒めたい。

観終わったあと、来週のTVシリーズ放送が楽しみになるという。・・・・ここら辺が素晴らしい。

・・・・しかしてこれ以上はホントにそのまんま全部語ってしまいそうなんで止めておきますが・・・・。

えー、世のお子様・お父様、これを観ないとね、これからの「W」の愉しみが半減するような・・・・、いや、観なくても楽しいかも知れませんが、「知った上でライダー達(周囲の人たちや園咲家の人々まで含む)の日常と活躍」を観た方が、おそらくいろんなトコロで納得できると思います。
是非。

って、オレは東映の人か。










これで終わり?/ディケイド編

2009年12月15日 | 映画
えー、観てきましたよ。
3か月経ってからの、「本当の最終回」を。
なんつって良いのやら・・・・。

てなわけで、今回は故あっての二部構成です。
仮面ライダーダブル&ディケイドMOVEI大戦2010

まずは「仮面ライダーディケイド」編を。

9つの平成ライダー世界と、ネガ・ディエンド・そして昭和ライダーの世界を巡って、それでも自分の世界を見つけられなかったディケイド。
世界の崩壊が進み、ついに融合が始まろうとする中、自分を信じてくれた仲間たちの為に、一人戦地に赴く。
圧倒的なアポロガイストの強さに倒れそうになるが、旅の仲間=クウガ・ディエンド、そして響鬼・キバが助太刀に来て・・・・。
そして、アポロガイストとの決着こそつくが、それは「真のライダー大戦」の始まりだった。

・・・・というのがTVシリーズ「仮面ライダーディケイド」の最終回。

まー、以前にも書きましたが、「これで世のお父さん達が、子供たちにどう説明するのよ?」てな話でした。
仲間だったはずのディエンドにいきなり撃たれるしね。
で、今回の映画は「完結編」。

な、ハズです。
ハズですよ、ホント。

映画始りました。
いきなり、TVの最終回から三ヶ月後の世界。
スカイライダーがやられ、それに驚くスーパー1とカブトを、圧倒的な強さで瞬殺するディケイド。
(こんぐらいのネタバレは許せ)

はぁ?

なんですか?
つうか、あの、ディエンドがいきなりディエンドライバー(銃)向けて発砲して、夏海が「ディケイド~!!」って叫んだあのシーンのあとは?

・・・・だからね、毎度毎度、説明が足りないのよ、チームディケイド。

要するに、「オールライダー対大ショッカー」同様、いきなり「ダークバージョン」で登場するわけです、ディケイドは。
「俺は世界の破壊者だ」の一言で。

で、次々と戦いを挑んでくるライダー達を倒してゆくのですが、これも後々になれば「意味がある」ことではあるのです。
が・・・・
まぁ、「それしか出来ない門矢 士というキャラクターの不器用さ」を描きたかったのでしょうが、・・・・これが残念ながら「自暴自棄になって暴れている」ようにしか観えないのですよ、残念ながら。
いや、井上正大君は頑張ってますよ、確かに。
放送が始まった当初よりも数段上手くなってますし、その取り組み方にも好感が持てます。
が・・・・
なんでこういう脚本しか書けねぇかなぁ、米村正二さん。
全然、わからんよ、これは。

つうか、演じているコ達が頑張っている分、観ていて可哀想になってしまったよ、残念ながら。

結局、何も終わってないぢゃん。
つうか、「オールライダー対大ショッカー」と変わらんよ、大筋で。
むしろ、どっちが最終回風かっつうたら、「オールライダー・・・・」のほうじゃないの?実際。
そら、あんまりだよな。

とはいえ、「物語」の決着は一応の形でついてますので、TVシリーズで納得いかなかったお子様・お父様、・・・・観に行った方が良いです。
じゃないと、多分、永遠にディケイドという作品が終わりません。

ワタシとしては、やっぱり「仮面ライダー クライマックスヒーローズ」のストーリーモードの終わりの方がよっぽど納得できますが・・・・。
でも、「終わった」感だけはあります。

ほんと、勿体ない作品だったね、ディケイドは。


♪あなたぁ、わたしぃ~のもとからぁ~

2009年12月12日 | 映画
・・・・懐かしいなぁ、知世ちゃん。
てな感慨にふけるつもりでみたわけでもなく。

てなわけで、夜勤明けなので。

トートツに本題に入りますが、

時をかける少女

これまで、何度となく映像化されてきた作家・筒井康隆氏の代表作・・・・のひとつ。
一説にはご本人、結構「ジュブナイルを書くのは苦痛」だったとの話もありますが、これほどまでに世間に受け入れられた作品もないでしょう。

あまりこのテの作品に触れないワタシですら、NHK少年ドラマシリーズの「タイムトラベラー」~大林宣彦監督の尾道三部作「時をかける少女」くらいまでは観ていましたし。
つうか、何度観たかわかんないくらいですよ、知世ちゃんの「時かけ」は。
あれなかったら、尾美としのりさんだって知らなかったわけだし。ゆうきまさみ氏だって漫画家だったかどーか。

・・・・って、この話すると完全に脱線するんで、・・・・戻りまして。

えー、今回のネタにおける「時をかける少女」。
今年の夏、アニメ「サマーウォーズ」が公開されましたが、そのスタッフ(監督:細田守・作画:貞本義行・製作:マッドハウス)が、「サマーウォーズ」以前に作った「全く新しい『時かけ』」。
これが今回のネタ。

「なんでいまさら?」と言われる方もいらっしゃるでしょうが、・・・・
要するに、「以前録画しておいたものを、今さら観たから」以外になにもありません。
録画したの、まだ暑いころですよ。
サマーウォーズ公開前ですから。

やっぱりね、なんだかんだ言って、ワタシの「思春期時代の思い出の作品」のリメイクであろうと。・・・・そう思うと、「観たいけど躊躇する」部分はあったわけです。

ただ、観てみますと、・・・・
納得はできました。
ああ、そうなのか、と。

正直、最初、「うわー、欠片も残ってねぇよ」てな感じでしたけど、「これはこれで面白いか」と。まぁ、そんな感じでした。
まず、主人公の少女の名前が違う。キャラも違う。少女が恋する男の子も、幼馴染も、名前どころか設定なんて欠片も残ってない。
つうか、そもそもの舞台設定がすべて違う。
そこまで変えちゃったら、これは小説の映画化・映像化とは言わないだろーに、・・・・と思ったんですが。
きっちり仕掛がしてありまして。

主人公に「魔女おばさん」と呼ばれ、未来人である少年が「過去」に来てしまうきっかけをつくってしまった人。
過去、主人公と同じような経験をしていて、「そんなことよくあることよ」とあっさり言った女性。
・・・・彼女がそもそも元祖「時をかける少女」の「芳山和子」である、という設定になっておりまして。
・・・・要するにこの作品、これまで映像化されてきた「筒井康隆原作」の純粋な続編、という作りになっておりまして。
・・・・って、既に観ている方などは「んなの分かってるよ」てな話なんでしょうが。
ワタシ、そこら辺の予備知識がなかったもんで、観終わってから気づきましたさ。


それにしてもまぁ、現代版にすると・・・・こんな感じか。
なくもねぇな。

えー、物語の核となる「タイムリープ騒動」と「未来人との小さな恋、別れ、再会の約束」という二つは踏襲されてますが、全体的にコミカルで、どこでホロッとくるかっつうと・・・・あんまりない。おじさん世代としては。
話としては面白いけど、なんつうか、ノスタルジックではない。

・・・・逆に言うと、大林作品があまりにも「懐古的」だった、という言い方もありますが。


ちなみに主人公の声を演じたのがドラマ「任侠ヘルパー」に出演していた仲里依紗さん。
・・・・どーも、来年、彼女で「時をかける少女」の実写版が公開されるとか。

それもどーなの?・・・・という感じがしないでもないですけど、ワタシとしては。

「やっぱ知世ちゃんじゃないと・・・・」
それは無理。



意外と一番多い話。

2009年12月06日 | 雑記
えー、こういうことがありますとね、非常に考えることが多くなります。
んでもって、ちょっとしたことでも許せなくなってきます。
普段、「まぁまぁしょうがないな」なんて思って流してしまうことも、流せない。
そんな仕事場からの帰ってきた現在。

本日早朝、相方のお爺様がお亡くなりになりました。

「病に倒れた」訳ですが、まぁ、結構なご高齢ではありましたので、「往生」とも言えるかもしれない。
とはいえ、「人が亡くなる」というのは、何か、言い表せない感情をもたらすものでございます。

実際、ワタシはお爺様のお元気な姿を存じあげません。
この度、「倒れた」という話を聞き、二人して病院を訪れ、ベットに寝ているお姿が初めてでして、・・・・。
普段から相方からいろいろと「爺様の話」を伺っておりましたので、「こんな感じの人なんだろうな」なんて想像の中の人だったわけで。
しかして、・・・・というか、そのせいなんでしょうか、そのお姿を拝見した時には、正直、どうにも「初めてお会いする」という感じがしなかった。
こういうのは、とても不思議です。

ワタシのお婆様が数年前に亡くなった際、葬儀にこられたお坊様がおっしゃられていたのですが・・・・。

「肉体を離れ、魂となり、天上に向かうまでの間、その方は身近な方々の中で新たな人生を過ごす」とか。

要するに、「身近な人々が亡くなった方を思い出す、という行為は、その人々の中で、亡くなった方が『生』を過ごす、ということで、皆さんが生きて思い出す限りは、その方は亡くなったことにはならない」ということらしいですな。

だから、「覚えているかぎり、その方とお別れになるわけではない。が、思い出しすぎると、その方はなかなか天上に向かえない」らしく、まぁ、その為に「お盆」というシキタリがある・・・・らしいです。

とはいえ、人は皆平等に「死を迎える」わけで、そのことを踏まえて、「しばしのお別れ」というのだそうで。

まぁ、細かいところで違っているかもしれませんが、大体がそういう話でした。


相方のお爺様の「危篤」を聞いたときに、ワタシは反射的に、ワタシの敬愛する「鉄人爺様=ワタシの母方の爺様」が亡くなった時を思い出してしまいました。
いや、状況的に縁起でもなかったのですが。
三度危篤になり、二度生還して、三度目に力尽きた鉄人。
最初に倒れ、生還した時に、目が覚めて最初に言った言葉。
ダービーでしたよ、その日は。
爺様の目覚め待ちで親類がベットを囲んでいる中で、
「今、何て馬が勝った?」
と言いまして。
ワタシが「ナリタブライアン」と答えると、
「最近の馬ぁ、わからねぇな」と。

・・・・人がこんだけ心配している中で、なんて豪胆な人か、と。

三度目倒れた時は、正直、年齢も年齢でしたんで、周囲も諦めていました。
ちょうど、年の瀬だったんですけど、医者からは「年を越せないと」。
・・・・そんな中、本人だけが「死ねない」と。
「女房残して死ねるか」と。
普段、絶対そんなこと言わない人だったんですけどね。

結果、春を迎えるころまで、爺様は「生」に執着し続け、力尽きて天に召されました。
亡くなる間際まで、「死ねない」を繰り返してました。

当時、ワタシも既にイイ歳だったんですけどね、死に目と通夜に号泣しました。

こんなに「生」を欲しても、やっぱり「死」だけは平等にやってくる。
それだけは、「要らない」つうても、やっぱりやってくるものです。

だから、「生きる」って、執着して反抗し続ける行為なのだ、と。

生きている以上、いろんな人の死に目に会いますが、結局、その人の「死」を受け止めることで、その人が「生きて反抗し続けた」ことを感じることではないのかなぁ、と。
多分、その頃からそう考えるようになったんですよ、ワタシ。


このブログで結構な割合で「生と死」の話を書くのは、それが「悲しい」ことではなく。
多分、その人が「ああ、こんなに頑張って反抗し続けたんだ」ということを、いちばん強く感じるからかもしれない。


正直、できれば書きたくはない話ではありますが。

「聴きなおすと当時が蘇る」効果は音楽にしかない。

2009年12月05日 | 音楽
えー、イロイロありまして、どうにも今日は長文を書く気にはならないのですが・・・・(その割に競馬予想には長文を書いているのですが)

昨日、ドライブミュージックとしてチョイスしたのが、何故かこの一枚でした。

鈴木結女「Singles&More」

CDの裏にちっさく年月日が印字されてますよねぇ。・・・・アレ観たら、「95.5.19」になってました。
14年半前になりますか。
ワタシの14年半前はある意味「怒涛」でした。
自分がどこに行きつくのかなんて今でも分かりませんが、そのころはもっとわからなかったなぁ。

そんな中で、音楽だけはやたら聴いていた時期。

アニメ「忍空」の主題歌「輝きは君の中に」とエンディングテーマ「それでも明日はやってくる」を聴いて、「何故こういう人がもっと売れないのか」不思議に思っていました。
それが、鈴木結女さんです。
意志の強そうな端正な顔立ちと、女性らしからぬパワフルな歌声。
・・・・いや、和田アキ子さんじゃありませんよ、いっときますが。
ポップで、ソウルフルで、完成度の高い楽曲。
・・・・昨今のヒット曲と聴き比べると、「95年では早すぎたのかも」とも思えてきますが。
多分、今こういうヴォーカリストがいたら、全く違和感がなかったかもなぁ、という気もいたします。

ちょっとしたきっかけで、うちのCDの山から引っ張り出して、今日聴いてみたのですが・・・・。

やっぱり。
いいわ。
何か、蘇ってくる気がするわ。

なんか、先が見えない中で、「なんとかなると思えばなんとかなる」なんて、自分に言い聞かせてたっけ。

今もまだ見えてない気はするけど。

でもあの頃より不安感はないな。

その理由はわからないけど。


ちなみに、先ほど検索したら、鈴木結女さん、現在は音楽活動をなさってないらしいですが・・・・。
それもまた14年半の経過ですな。

第五世代。

2009年12月02日 | 雑記
こないだスタホ2をやるためにゲーセンに行きましたらね、なんだかゲーム自体が…

「フォース(第四期)」から「フィフス(第五期)」になってました。

要するに、データ更新みたいなもんで。
ゲームとしても、血統が見れたりレースタイムが見れたりと、細かいトコが変わっているわけですが、基本的に「馬を育ててレースに出す」つう、「ダビスタ風味」は変わらず。(当たり前ですが)

個人データの移行が出来ますんで、フォースで作成した馬や騎手はそのまんま受け継がれるわけですが…

ちょいと困ったのが、「殿堂馬」や「殿堂騎手」は受け継がれないこと。現役馬や騎手の能力データや戦績データは残っていても血統データが残ってないこと。
そして、フォースで作成した馬や騎手は、「殿堂入り」できないこと。


まぁ、「初めてプレイした人と継続している人の間の実力差を埋める」には、こういう設定が必要なのでしょうが…


「蓄積して来たものが一瞬で消えた虚しさ」がなくもない。


いやぁ、たかがゲームとはいえ、それなりに頭捻って作ってきた苦労があったのに。
なんかで残せないものか。

…白馬だけは画像で残ってますが。

相方の前で「ちゃん付け」して許される方・・・・。

2009年12月01日 | 音楽
別にノロケでも怖れでもありませんが・・・・

相方の前で数少ない「ちゃん付け」解禁の方というと・・・・

ブエナビスタ=ぶーちゃんと、柴咲コウ=コウちゃん。

つうか、「ぶーちゃん」は馬だっつうの。

てなわけで、今回のネタ。
柴咲コウ「LoveParanoia」

コウちゃんの新作アルバムであります。
・・・・が。
なんだかね、ここんとこ、頭ん中で「ラバソ」ばっかりがヘビーローテーションしているもんで、どーにも他の曲が印象に残らない。困ったモンです。
原因はっつうと、ワタシが「スタホ2」をやりにいくゲーセンでずーーーーっとかかっているからだと思われますが・・・・。
なんでアレばっかなんだろか。
こないだなんか、ゲーセンから出て、飯食い行った先でもかかってましたから。
「あれ、ここでもコウちゃんかい」なんてぇ勢いで。

おかげでアルバムの内容が全く印象に残らない。

いや、悪い作品ではないはずですよ。
コウちゃんの曲って、これまで「ゆっくりめ」があまりに多かったんですけどね、このアルバムはドライブミュージックとしては最適。
ロックサウンドあり、テクノあり、スカっぽいのあり。
抒情的なのもありで、結構てんこ盛り。
緩急がはっきりしているもんで、けっこう「流れ」で聴けてしまう。
・・・・でもねぇ。
これも「印象に残りにくい聴き方」ではあるんですよねぇ。

正直、勿体ない聴き方をしているなぁ、と反省しきりでございます。

まぁ、それにしても。

彼女の声。
女優さんのモノなのだろうか?と思うほど「片手間風」じゃない。
「アーティストも女優も」というのでもない。
どっちも本気で、どっちも頂点は目指さない。
なんだかそんな感じ。
そこらへんの不思議さが良いのだろうかね。