むしろね、溜まりますね、こりゃ。
てなわけで、今回。
『劇場版 モテキ』。
主演:森山未来
共演:長澤まさみ 麻生久美子 仲里依沙 真木よう子
リリー・フランキー
スペシャルゲスト:パヒューム他いろんな人達。
(敬称略)
えー、同名のベストセラー漫画で、テレ東の深夜時間帯にてドラマ化された作品の、「劇場版オリジナル」だそうで…
テレビドラマ版で「ファーストモテ期」を迎えながらも、結局は「彼女いない歴」を更新してしまった、『見た目草食系眼鏡男子(実際、中身は肉食系オタクセカンド童貞)』藤本幸世君の、『一年後のセカンドモテ期到来』を描いた作品。
まあ、はっきり言って、彼の心情に同情したり共感したりしたアナタ、『危機感』を持ちましょうてな話です。
あのー、彼の毎度のモノローグでの、
「しにたいしにたいしにたいしにたい…」
ての、
エヴァンゲリオン主人公・碇シンジ君の
「にげちゃだめだにげちゃだめだにげちゃだめだ…」
並みに、
『あーうざい、コイツ』
と感じてしまうワタシ。
いや、作品、つうか、演出としては面白いです。
芸達者な森山未来君だからこそ出来た演出てぇのはかなりあります。
そういう意味では、エンターテイメント性は高い。
…しかして…
『恋愛エンターテイメント』つうたら、ちょっとどうなんかな、と。
どうせなら、もっとハチャメチャで感動も共感も、欠片も得られないよーな勢いでやりゃ良かった気がします。
少なくとも、「デトロイトメタルシティ」は超えて欲しかった。
そんな気がするワタシ。
そういう意味では彼が最後にどーなろーと知らんわそんなん、つうかお前、いい加減覚悟決めて玉砕してこいやー!…
てなもんです。
かなり、イライラします。
まあ、そこが狙いなんで仕方ありませんが。
ただ、同型・類似した作品の『電車男』と比較しますと、
『電車~』が「友情・団結・勝利」のジャンプ系おとぎ話(まあ、ハッピーになって欲しいと誰もが思う)だとしますと、
『モテキ』は「だめならだめでいいぢゃん、にんげんだもの」で締められちゃうカドカワ系オタ話。
感動するのは前者。
現実味があるのは後者。
しかし、それでいーのか、と。
そして、「そーなんですよ、いいわけないんですよ」的意図は感じます。
まあ、だから尚更イライラする。
なんでしょね、このジレンマは。
ちなみにこの作品、「R指定」ではありませんが…
するべきじゃないかなぁ。
そこらへんもわかんねーんだよ、○倫。
てなわけで、今回。
『劇場版 モテキ』。
主演:森山未来
共演:長澤まさみ 麻生久美子 仲里依沙 真木よう子
リリー・フランキー
スペシャルゲスト:パヒューム他いろんな人達。
(敬称略)
えー、同名のベストセラー漫画で、テレ東の深夜時間帯にてドラマ化された作品の、「劇場版オリジナル」だそうで…
テレビドラマ版で「ファーストモテ期」を迎えながらも、結局は「彼女いない歴」を更新してしまった、『見た目草食系眼鏡男子(実際、中身は肉食系オタクセカンド童貞)』藤本幸世君の、『一年後のセカンドモテ期到来』を描いた作品。
まあ、はっきり言って、彼の心情に同情したり共感したりしたアナタ、『危機感』を持ちましょうてな話です。
あのー、彼の毎度のモノローグでの、
「しにたいしにたいしにたいしにたい…」
ての、
エヴァンゲリオン主人公・碇シンジ君の
「にげちゃだめだにげちゃだめだにげちゃだめだ…」
並みに、
『あーうざい、コイツ』
と感じてしまうワタシ。
いや、作品、つうか、演出としては面白いです。
芸達者な森山未来君だからこそ出来た演出てぇのはかなりあります。
そういう意味では、エンターテイメント性は高い。
…しかして…
『恋愛エンターテイメント』つうたら、ちょっとどうなんかな、と。
どうせなら、もっとハチャメチャで感動も共感も、欠片も得られないよーな勢いでやりゃ良かった気がします。
少なくとも、「デトロイトメタルシティ」は超えて欲しかった。
そんな気がするワタシ。
そういう意味では彼が最後にどーなろーと知らんわそんなん、つうかお前、いい加減覚悟決めて玉砕してこいやー!…
てなもんです。
かなり、イライラします。
まあ、そこが狙いなんで仕方ありませんが。
ただ、同型・類似した作品の『電車男』と比較しますと、
『電車~』が「友情・団結・勝利」のジャンプ系おとぎ話(まあ、ハッピーになって欲しいと誰もが思う)だとしますと、
『モテキ』は「だめならだめでいいぢゃん、にんげんだもの」で締められちゃうカドカワ系オタ話。
感動するのは前者。
現実味があるのは後者。
しかし、それでいーのか、と。
そして、「そーなんですよ、いいわけないんですよ」的意図は感じます。
まあ、だから尚更イライラする。
なんでしょね、このジレンマは。
ちなみにこの作品、「R指定」ではありませんが…
するべきじゃないかなぁ。
そこらへんもわかんねーんだよ、○倫。
別にそこの『作風』批判でもありません。
まあ、観る側に何を感じて欲しいか、なんですわ、要するに。
ワタシはこの作品は『恋愛』モノと思えないだけ、で。