凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

「あいのうた」追伸。

2005年12月20日 | 雑記
五十嵐浩一さんという漫画家の代表作に、「ペリカンロード」というのがあります。

この中で、主人公の親友(?)・田川の台詞でこんなのがあります。

「最後に笑うのは、よく笑うヤツだ」。

まあ、確かにそうだわ。

一週間、反芻する。

2005年12月20日 | テレビドラマ
えー、ひさかたぶりな上、今回のネタは、一週間前に最終回を「30分遅れ」で放送した「あいのうた」。
(サッカー・トヨタカップ放送の為)

なんかなー、それなりに視聴率取ってたみたいなんだけど、扱いはああなんだな、と。

まあ、「実況中継があれば、そっちを最優先する」のが日本のメディアでして、…それも、スポーツなら尚更。

(´Д`)

いやー、ワタシも「競馬映せぇーーーー」言う方ですから、別にいいんですけどね。

(´~`;)

てか、話がズレるな。

さてさて、最終回。

えーと、取り敢えず、涙腺は緩みませんでしたが、個人的には納得の出来でございます。


いやー、悲劇には出来ないし、意味ないし、かと言って「うっそだぁーーー」言っちゃうよな大袈裟な「奇跡」にも出来ない。

もともと選択肢は一個しかない。

それが、「平穏な日が続く」つうこと。

そもそも、「お父さんが不治の病」でなけりゃ、物凄くシアワセなシチュエーションを迎えた家族ですから、あとは「何があってもシアワセでいよう」という、決意表明だけなんですよねぇ。

だから、一見地味な最終回ではありましたが、よくまとまってた、とワタシは思います。

良いじゃないですか。

一見平穏なのが、一番得難い「シアワセ」なのですよ。

「春になって、宣告された死期が近づいているはずなのに」、変わらず、ニコニコしながら家族五人が歯磨きする朝。

( ̄▽ ̄;)

何もなければ、これほど平穏でシアワセな朝もないでしょう。

ラ○オンのCMみたいだなぁ。
(^O)=3


ちなみに、画像は何の関係もなく、「中山のX'masポニー」。
・・・・えー、中央の女の子・・・・全く見ず知らずなんですが、ちゃっかり写られてしまいました。


あいのうた


歌うチカラ。

2005年12月10日 | 音楽
最近ですね、BLOG書く時に、暫く聴いてなかったCDやらMDやらを引っ張り出してきて、改めて聴きながら書くという、ヘンな事を・・・・でもねぇか、・・・・まぁ、そんなことをやってます。

ただですね、今回みたいに、「ネットサーフインのBGMにしてたら、なんとなく、そのまま書きたくなった」つうのは初めて。

「平井 堅」とか「スティーヴィー・ワンダー」とか「ボンジョビ」なんかは、書くツモリでかけてましたから。

んで、今回は綾戸智絵さん「Life」。

ええとですね・・・・実際、この方の何枚目のアルバムだとか、誰が一緒にプレイしてんだとか、そういう細かいことは・・・・買って随分経つし、何度となく聴いているんですけどね、全く興味の対象にならないんですよ。
綾戸様(あえて様)のアルバムって、いっつもそうです。
実際、綾戸様のCD、自分で何枚持ってるのかすらよく把握してないし。
どれが最初に買ったヤツかもわからない。
・・・・多分、これが最初・・・・だと思います。
ジャケットにお子様が写っているので。
それだけは、覚えてるんですよ。

それも、最初は「実のお子様だ」って知らなくて。・・・・イメージフィルム風に「黒人の子供と一緒に撮ったのか」と。・・・・申し訳ないことに。


無論、このアルバムを買った当時、綾戸様の「波乱万丈な人生」についてなんか、全く予備知識なかったですもんね。
大体が、声だけ聴いた時、
「日本人?!」
とすら思ったモンでございます。

覚えてるのはですね、単純に「すげーーーー、このオネェ様!」と思ったことですね。
もう、理屈抜きで、圧倒されました。
声だけで、です。

で、実際、アルバム観た時・・・・
「オネェ様?・・・・オバサマ?・・・・いや、もしかして、かなり『チッチャイ』んじゃないか、この人・・・・つうか、この『ちっちゃい人』がこの声の主?・・・・いやいやいや、ちょっと待ってくださいよ」
そんな感じ。

今改めて聴いてますとね、やっぱ「すげぇな」と思っちゃう。
なんだろーなぁ。
ご本人の「はっちゃけ振り」を画面なんかで拝見させていただいた後に聴きますとね、そのー、アルバムの収録風景が物凄く強くイメージ出来るんですよ。

人一倍ちっちゃい綾戸様のお身体が、どの人よりも、力強く、おっきく見えるのです。

別にね、「変な薬」やってるわけじゃないですよ、いっときますけど。
あと、「信者」とかでもありません。


むしろ、「近所とか仕事場とかにもしもいたら、やっかましーだろーなぁ、このオバハン。・・・・多分、相手にしてたらかなり疲れるだろーーし」なんて思うくらい。

多分、ワタシの苦手とするタイプ。

しかしですね、もう、単純に「すごい人」には感嘆・感動・尊敬の念を抱くモンですよ、ホント。・・・・そういうモンです。

ちなみに、このアルバムの1曲目。
ビリー・ジョエルの「ニューヨークの想い」。
・・・・良い。
まぁ、・・・・ビリー自体には、ワタクシ、特別思い入れが深いんですがね。
「こーやって歌ってくれて有難うごさいます、綾戸様。想像以上です」
てな感じ。ホント。

綾戸智絵





馬バカ。

2005年12月08日 | 音楽
なんだ?・・・・この「ジャンル(必須)」てのは。
なんか、ついこないだまでは(必須)じゃなかったような・・・・。
まあ、いいか。

睡眠前に、またウルウルきちゃったよ、「あいのうた」。・・・・なんだか来週は最終回だっつうし。

いや、そういうはなしでもなく。

えー、今回はコレです。
平井堅BEST「歌バカ」。

・・・・もう、タイトルからして「バカ」ですからね。自ら言い放ってるところが・・・・。
バカ?
正直、BESTっていうのは「作品として評価しない」主義です。・・・・アーティストとして売れれば、まったくヒネリも無く作れるアルバムですし、大体が、昨今、音楽業界の「デフレスパイラル」状態の反映からか、2~3枚のアルバム出せば、もーBEST出すような方、多ござんしょ?・・・・「BEST」てな、直訳すれば「最高」ですから。・・・・たかだか1~2年のアーティストじゃ、むしろ「いっぱいいっぱい」つう意味のがあってる気がしちゃうんですね。
逆に、ベテラン・トップアーティストなんかだと、もー、BESTだけで何枚出してんだ?・・・・つうのもありまして。
例えば、「レコード会社が変わって、一緒のBESTに入れられないから」とかね、そんなんだったら判りますけどね、そーじゃないんだもん。

はっきり言って、「B'zの、こないだ出たヤツ」なんか、サギ以外のナニモノでもないですよ。・・・・アルバム買ってる人間からしたら、持ってない曲つうたら「Ocean」だけじゃないですか。
まったく、「商業第一主義音楽」の極み・・・・というか、象徴みたいな気がしてしまいまして・・・・。

とかなんとか言いつつ、買ってしまう自分がいます。・・・・だって、車には最適なんだもん。


えー、どんどん本題から外れていってしまいますので、ここら辺で戻りますと・・・・。

そもそも、ワタシは平井堅という人を「アルバムアーティスト」として評価している人で、・・・・いやぁ、あのー、シングルよりね、アルバムに入ってる曲のが面白かったりするんですよ。結構、「やりたい放題」でワケわかんなくて。むしろ、シングル曲よりも好きですね。
シングル曲だけだと、どーにも「歌唱力の人」「泣かせるバラードの人」「ちょっとキャッチーなPOPシンガー」つう感じですが、・・・・アルバム全体聴くと・・・・。
あ、おバカさんだー。
そんな味が感じられて、とっても良い。

まぁ、だから・・・・件のこともありますし、正直「BEST」盤発売ってな話については・・・・。

「あっそ。ドライブのお供だな、こりゃ」と思いました。

そして、現在、聴きながら書いております。

はっきり言います。

BLOG作成のBGMにも最適です。

アルバム単位で聴いて「ぐっ」ときた「Missin'you」「Life is…」「思いが重なるその前に…」なんつう珠玉のバラードなんかも、・・・・ふつーに聴き流せちゃいます。
つうか、シングルだけ聞くと、アレですね、「ヒーリングミュージック」みたいですね。

申し訳ないんですが、褒めてません。・・・・いや、貶してるワケでもないです。

「こんなもんだろう」と予想したそれ以上でも、それ以下でもない、つうこと。

ちなみに、初回限定版は「プロモDVD付き」です。・・・・通常版よりお高いんですが、いっそ買うならこっち。「歌バカ」平井君の「こだわり」みたいなもんを感じられます。
それに・・・・聴く限り、「アルバム持ってたら、通常版買わんで良い」ものですから。

平井堅



AH~AH~

2005年12月06日 | 音楽
意外と・・・・でもなく、「食わず嫌い」な人がおおいんだろな、の玉置浩二さん。

いやぁ、ドラマ「あいのうた」にハマッテイルこともあって、どーにも耳から離れなくなってしまって、やっぱり買っちゃった、シングルCD。

「プレゼント」。
普段、なるべくシングルCDってのを買わないようにしているんですけどね、今回はアルバムまで待てませんでしたわ。
まぁ、シングルCD買わない理由ってのは、前にも書いたヨーな気もしますが、要するに「車の中で聴く」機会が多い為で。
シングルCDじゃ、1~4曲で終わり。
せいぜいが、20分くらいでしょ。
通勤で終っちゃいます。
んで、また車乗ったら、頭っから同じ曲でしょ。
「エンドレステープ」みたいなもんですよ、シングルじゃ。
だから、買わない。

とか何とか言いながら、その前にサンボマスターも買ったんですけどね。

・・・・あの、「世界はそれを愛と呼ぶんだぜぇぇぇぇぇぇ」もそうでしたが、・・・・今回の玉置さんも、どーにも、イントロ部分の、
♪AH~AH、AH~AH、AH~AH~AH・・・・
が、頭の中でグルグル、ぐるぐる。

沢田研二ぢゃないんだから。
「出て行ってくれぇーーーー」なんつって。

今の若モン、ジュリーの全盛期って知らないか。

いや、それはともかく。

で、聴きました。

・・・・あれですな。
♪AH~AH、AH~AH、AH~AH~AH・・・・
コレに始まって、コレに終る、と。
まぁ、そんな感じです。

まぁ、詩の内容は、ソロになった玉置さんの曲に多い、「宮沢賢治」的「幸せのあり方」です。
地味にガンバって、気張らず、自然に・・・・まぁ、そんな感じ。

ただ、単調かつ地味な曲ではあるんですが、非常にナチュラルに入ってくるんですな、耳に。・・・・意表つくような転調とか、字余りな譜割りとか、そんなものは一切ない。実際、山とか谷がない。むしろ、波。・・・・でも、ナチュラル過ぎて耳に残るんですよ、ホント。

そういえば、以前「安全地帯」で活躍していた頃に、あるテレビ番組にて、玉置さん、こう言ってました。
「曲作りの参考になるのは『童謡』。シンプルで、聴き易くて、歌い易いから」
なるほどねぇ。

多分、今後、こういう曲作りしていく人って、ホントーに「希少価値」になっていくでしょう。・・・・なんせ、HIP POP全盛・・・・つうか、出てくるの、そんなんばっかだし。その上、歌詞にやたら漢字が多くて、使用法も音韻も微妙だし。

でも、「耳に残るような曲」つうのは、どっちなんでしょうなぁ。

玉置浩二





♪ビッケ、ビッケ、ビッケは・・・・

2005年12月03日 | 本・漫画
♪小さなヴァイキングぅ~。

・・・・今の若者にはわかるまい。

てなわけで、久々に「マンガ」である。

幸村 誠「ヴィンランド・サガ」。

ワタシ自身、幸村誠氏の熱心な読者というわけでもないので、彼の作品と言えば、近年ヒットして、某国営放送でアニメ化されて、これがまた「折角良いスタッフなのに、全くピンボケな内容になってしまった」・・・・いやー、言い出すときりがないんですけど、「プラネテス」しか知らないんですが、・・・・。

いやぁ、原作の「プラネテス」は良い。実に良い。泣きそうになったもん。(涙腺が脆い)

いや、そういう話ではなく。
「ヴィンランド・サガ」ですね。

えー、北ヨーロッパの海を、「海賊」と言われる民が自由に航海していた時代の話。
前作「プラネテス」が「近未来の宇宙時代」であれば、今回は全く逆。
やはり前作が「未来へ向かおう」とする話であれば、今回は「過去への恩讐」の話。
これも、逆。

しかして、どっかトボけたような、それでいてシリアスで、そして、ドライな・・・・何言ってんだ?・・・・いや、「味のある」キャラクター満載なのは同じ。

主人公はトルフィンという戦士。・・・・まだ、年端もいかぬ少年。
海賊「アシュラッド」の船に乗り込み、戦いに明け暮れている。
が、このアシュラッド、実のところ、トルフィンにとっては「大好きだった父親」の仇。
トルフィンは、戦いの報酬を受け取らない代わり、何度となくアシュラッドに決闘を申し込み、・・・・そして負ける。
彼がそもそも、こんな生活を始めた経緯は・・・・・。

てなところで、現在、休止中。
おいおい。

いやぁ、そもそも、幸村誠氏、カナリの画力の持ち主。つうか、・・・・ともかく、紙面の描き込み量の多い作家。
んでもって、この作品が掲載されたのが、「週刊少年マガジン」。
第一話自体、「衝撃の連載開始!」なんつって、描かれた枚数が88頁。

・・・・おいおい。「月刊マガジン」の「修羅の刻」シリーズじゃないんだから。

そして、「こりゃ、あかんかな」思った矢先に・・・・休載。

あれま、やっぱり。
そりゃー、この勢いじゃ、続かんわな。

で、そんな作品を、何ゆえ、今また紹介するか?

同じ講談社の「月刊アフタヌーン」(「ああ、女神さまっ」とかのあれです)にて、2月号(12月末発売)より、連載再開が決まったそうです。

おお、やっぱり月刊ペースで描くか。・・・・その方が賢明だぞ、幸村氏。

・・・・てなわけで、最近、最も「次」を楽しみにしている作品と言えましょう。
まるで「紙芝居屋さんを待つ昔の子供」気分であります。

幸村誠