凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

今や「裏主人公的」ライダーは必需である。

2011年03月04日 | 創作駄文
えー、「平成仮面ライダー的なモノを描きたいなぁ」のシリーズ…
また描きました。
5人目です。
戦隊じゃないんだから。
まぁ、「龍騎」なんか13人でてきますからね、5人だったらまだいいか、と。

で、今回は「敵か味方かホントに解らない」真の意味での「セカンドライダー」でありまして…

例えば、龍騎でいうところの「ナイト」。
アギトでいうところの「ギルス」。
剣(ブレイド)でいうところの「カリス」。

電王における「ゼロノス」やキバにおける「イクサ」、ダブルにおける「アクセル」、オーズにおける「バース」などは、
明らかに「仲間」になることが解っているキャラですからね、今回とはちょっと違う。

装着者の名前は隼見零時(はやみ・れいじ)
年齢;大体20代半ば~後半。
主人公・御堂 輝との間には深い因縁(?)あり。
…という以外は公表できず。
設定してますが、話を作っていく上で非常に重要なところなので…
ていうか、以前書いたとおり、話自体殆ど考えてませんが…。


で、他の4人が朱雀・白虎・玄武・青龍という「四神獣」をモチーフのに対し、
このライダー(?)については、
「白狼」「白蛇」「鴉」という、
どちらかというと「化生(というか妖怪というか)」をモチーフにした三身混合でございます。
神獣鏡を中心として3つのメダルがついているのはその為。

ライダーとしての設定といたしましては、
他の四人が「神獣を召喚し、システムと神獣鏡を介して『一体化』する」のに対し、
このキャラは「三体の荒魂を使役し、システムを介して武装化する」というもの。
神獣が召喚者を選んで共に闘う、というものに対して、
「人間が神に頼らず、力で鬼神に対抗できるよう」に作られた、ということですかな。

まぁ、言ってしまえば、
「G3X」や「ファイズ・カイザ」、「イクサ」、「バース」のような、
『鎧』のイメージ。
とは言え、そのシステムの基本は朱雀=神紅羅を元にしているので、殆ど「ダーク神紅羅」のイメージ。

神獣と鬼神の戦い自体を否定し、単独で鬼神達を狩る者として登場…

まぁ、そんな感じですな。


ちなみに「奇迷羅」といいます。
アレですね、
伝奇作家・夢枕 獏さんの人気シリーズ「キマイラ」の当て字そのまんま、です。






こういうケレン味のあるキャラは楽しいです。

2011年03月02日 | 創作駄文
えー、
「描いてしまったのでアップする」、「平成ライダーっぽいものを描きたいなぁ」の更新。
(だから、タイトルにしても長すぎるって)

今回は4人目・「導羅~Doura」=青龍でございます。
もー、見たまんまのデザイン。
凡そ「ヒーロー」とは思えません。

デザイン上パクリ対象になったのが、「電王」のウラタロス、「ゲキレンジャー」の悪役・ロン。
あとはですね、古代中国の甲冑など・・・。

このキャラクターについては、そもそも「正義」というカテゴリーで構想しておりませんので、
まぁ、ともかく「怪人に近いもの」を考えました。

4神獣の中に位置しながら、「朱雀」を守る立場にはない。
青龍自体が、「事によっては朱雀と敵対しなければならない」使命にある。
まぁ、ここら辺から、
「純粋にヒーロー然としたデザインではない、むしろ悪役に見えるもの」
の方が良いだろうと。
まぁ、そんな風に考えました。


清=聖に位置し、調整者でありながら、限りなく「濁」に近い。
濁の頂点である闇龍と同じ龍族であり、朱雀に匹敵する能力を持つ青龍。
その使命は「監視」し、場合によっては「排除し、次代の出現に繋ぐ」こと。
朱雀の召喚者に力がない・もしくは「その資格がなく」、使命を全うできないと判断した場合、
召喚者から朱雀を引き離し、次代の召喚者にその使命を繋ぐ。
逆に「相応しい」と判断した場合、「何よりも使命を優先させる」よう、導くこと。
これが青龍の使命。

というわけで、当初、どちらかと言えば「敵」として現れるでしょう。


青龍の召喚者は澤田蒼司。
いわゆる「イケメン」です。
そして、ちょっとハナにつくような自信家。
「良いか悪いか、それは僕が決める」
これがポリシー。
青龍に召喚者として選ばれ、その意志に同調したのも、
「なかなかの大役だけど、僕の思った通りにして良いんだよね?」
という考え方から。
もう、ここらへんがいかにもウラタロスっぽい。
もしくはアレですね、
「ディケイド」における海東大樹=ディエンド。
中に入るなら永徳さん。

まぁ、結構こういう「思い通りにならない」ケレン味のあるキャラクターは好きですね。
キバでいうところの「バカ親父」音也であったり。
オーズでいえば「さぁ、稼ぎますか」の伊達さんだったり。
まぁ、ちょっとキャラは異なりますが。

しかしてこのテのキャラ、あんまり前面に出ると主役を食ってしまう上にストーリーを崩壊させかねない
モンで・・・

おそらく描くのはかなり難しい気もしますが…。




モチーフは「神獣」だけではない。

2011年03月01日 | 創作駄文
てなわけで、即続き、だったりします。

えー、「四神獣」をモチーフにライダーを創作するシリーズですが…
(タイトルにしても長すぎる)

今回は三人目の「玄武」=「豪羅~Gohra」であります。
変身するのは、4人の中では最年長のヴォルト・城島・ニコルズ(日系2世)。
ちなみに英語は話せない。
まるでウエンツ瑛士か道端アンジェリカ。

えー、「女の子を中心にして、お付きの人が3人」の設定を考える上で、
「ああ、そういえばそんなのもあったか」と思いついたのが、
「オズの魔法使い」。

オズの国を救うために魔女の元に向かう主人公を守る、三人の「頼りないお供」。
勇気のないライオン、心のないブリキの兵隊、脳のない案山子。

で、その中の「心のないブリキの兵隊」が彼に当たります。

闇龍復活を目前に、いち早く「召喚者」として神獣・玄武の意志に同調したヴォルトでありますが、
その行動原理は「全て、使命を全うする為」というもの。
裏側として、「人を助ける仕事をしていながら、結局誰も救えなかった」という過去。
力を得ればその喪失感が埋められると考える彼にしてみれば、「闇龍を封印する朱雀の盾となる」玄武の使命は、
イコール「自分に与えられた天命」だということでしょう。

…堅い。
堅過ぎる。

というわけで、ともすれば彼の意志に反する「人命よりも使命」なんてぇ玄武の発言に対しても、
素直に「NO」と言えなかったりする。
…結局、こういうタイプにありがちな「結局キミの意志はどこにあるの?」ってぇ話だったりします。
まぁ、こんなキャラクターですから、当然ながら「白虎」とはソリが合わないし、「青龍」には軽く
あしらわれる。

典型的な脇役。

しかして、「お付きの人」としては結構頼もしかったり。
ずっといると暑苦しかったり。

まぁ、あれですね。
電王におけるデネブとか、ディケイドにおけるユウスケ=クウガのようなものですね。



ヒーローは必ずしも完璧ではない、というか、完璧であってはならない。

2011年03月01日 | 創作駄文
というわけで、続きであります。
今回はセカンドライダーにあたる、「凱羅~Gaira」であります。

平成仮面ライダーシリーズの全部を観ているわけではありませんが、
このシリーズの主人公、大体が「完璧」ではない。
というか、欠点の方が目立つ人だったりします。

「史上最弱」、敵を見て気絶してしまうほど度胸がない野上良太郎=電王。
戦う理由が解らず、意志薄弱で対人恐怖症の紅 渡=キバ。
偽悪的で世界と向き合うことのできない天邪鬼、門矢 士=ディケイド。
ハードボイルドになり切れない半熟君の左翔太郎と、感情希薄な検索バカのフィリップ=ダブル。
無欲で自然体…に見えて、実は心的外傷に苦しみ自分と向き合えない火野映児=オーズ。

ライダーの中では一番大人で落ち着いた性格のヒビキさん=響鬼ですら、「人づきあいがうまく出来ない」
という悩みを持っていました。
(明日夢を受け入れられずに悩み、自立してゆく明日夢をみて孤独を感じる、など)

まぁ、そういった方々を主役に…っていうのは、昭和のライダー達に比べると非常に「現実的」では
なかろうか、と思えます。


で、今回のキャラクターです。

主役となる「朱雀」=御堂 輝は、「母との記憶がなく、父とは疎遠」で祖父母に育てられた、という環境にいながら、
割と「欠点らしいところがあまり見当たらない」、いわゆる「健全な良い子」のイメージがありまして、
…まぁ、逆にいえば
平成ライダーらしくない。
らしい点といえば、むしろ「戦いとは縁遠いところにいる」ということでしょうかね。

で、セカンドライダーにあたる、「白虎」。
甲斐真人という、高校生。
輝の幼馴染であり、2つ下の弟分のような存在だった彼。…ですが、成長とともに、少しずつ疎遠になっていました。

そんな彼が、年を越して新学期を迎えても学校に出てこない。
何度か家を訪ねるが、登校した振りして家を出たきり。そのまま一晩帰宅しないこともある。
ついに高校生デビューか?…というわけでもない。
ただ街中を夢遊病者のようにうろついていたり、見知らぬ場所をほっつき歩いている。
かと思えば、一日中部屋に籠っていたり…
要するに、人と接触しないようにしている様子。

輝よりも早く「召喚者」として「神獣」の意志に接触してしまった真人。
そして、その神獣がよりによって「最も人の意志から離れ、獣に近い」白虎であったことから、
現実として受け入れられず恐怖から逃げ出す毎日。
彼が戦う意味を見つけて自分と向き合うのは…


というわけで、
いわゆる平成ライダーの「主人公」的存在は、むしろこの「凱羅」であったりします。

まぁ、相棒の「白虎」にしても、性格にしろ位置付けとしても「モモタロス」や「アンク」に近いでしょうし。

このキャラクターについて構想する時(イラスト描いてるときですね)って、他の3神よりも楽しいです。
「やっぱり平成ライダーってこんな感じだよな」などと考えながら…という感じですのでね。




これは結局、「平成仮面ライダーシリーズ」へのオマージュである。

2011年02月22日 | 創作駄文
えー、久々に「KAGURA」でございます。

しかも、イラストらしいイラスト。

前に書いたかも知れませんが、そもそも思いついたのは
「仮面ライダーディケイド」の放送が始まった頃。
…いや、本当のところ、「キバ」のラスト辺りかも知れません。

「親から子に継がれるライダー」という設定がなかなか面白かった割に、
それを活かし切れなかったキバ。
世界の存亡を左右する戦いの割に、
結局は、
「壮絶な痴話喧嘩」になってしまったキバ。
二人の父親の戦いが、結局そのまま異父兄弟の痴話喧嘩の様相を呈してしまった、
てぇのが、
「もうちょっと何とかなったんじゃないの?」
と思う要因のひとつでありました。

結局、二人の兄弟は誤解を解いて、「父を呪縛から放つ為に」共闘したのち、「お互いを認め合うために」戦うわけですが…

こら、決して「ヒーローとしての戦い」じゃない。

で、「継がれる宿命を、前向きに受け止めるような話が作れないか」と思ったのがこの創作の始まり。

結局は「オマージュ」なのであります。



大体考えているのはこんな話。


大別して「清」と「濁」に分けられる神々。
「清」とは「聖」に繋がる自然と精神。
「濁」とはその裏側。
互いに対立しながら共存してきたものであるが、時としてそのバランスが崩れる。
この調整者として選ばれるのが「四神獣の召喚者」であり、彼らはその時々に「濁」=鬼神の増殖を抑える役目を
担ってきた。

主人公=御堂 輝(ひかり)の母・優羽子は、18年前、四神の中心=朱雀の召喚者として、鬼神・闇龍を封印する役目を負って戦った。
但し、「子供たち」にその「役目」は継がれることのないように。
万が一、子の代にその災厄が訪れるなら、その時は「四神」によって守られることを望んで。

結果、闇龍は封じられ、鬼神の勢力は地上から姿を消すが、優羽子も、他の三神の召喚者も力尽きる。
四神獣は眠りにつくこととなる。

そして、現代。
祖父母に育てられ、高校卒業の年を迎えた輝のもとに、長いこと離れて暮らしていた父・本条が訪れる。
「朱雀からのことづて」と、「母との約束を果たす」システムを携えて。

・・・・
で、この後、「鬼神の復活」、他の三神獣召喚者との邂逅、謎の「神獣武装者」奇迷羅の登場、となる訳ですが…

まぁ、あらすじとしてここまでしか考えてません。


ただ、ちょいちょい人物画なんぞは描いてますが…
それはそれで、順追ってアップするとして。


結局のところ、「ライダーの定義」とは最も遠いところの話を考えている気がするんですが…





日本文化は・・・・2

2009年10月09日 | 創作駄文
なんとか台風を逃れたモノです。
いや、一時はどうなる事かと思いましたが・・・・いや、こっちの話。

さてさて、多忙な本業と副業の間をぬいまして、またもこんなものを描いておりました。

てなわけで、先だっての【平成仮面ライダーパクリ版の続きイラスト】でございます。

・・・・てぇか、ホントに話考えようか・・・・。

今回は所謂【ダークライダー】でございまして、「主人公となにやら因縁のあるもの」てぇ存在が不可欠となっている「平成シリーズ」では、やっぱこんなんも必要だろうと。

【奇迷羅】kimera(中央/灰・黒)
「大神(犬神)」・「鴉」・「白蛇」三体の「荒魂(アラミタマ)」と契約、「月」の神獣鏡により武装。
(この場合、召換ではなく式神として契約)
主人公および朱雀と因縁があり、「朱雀の巫女」の存在自体を否定するが、敵側
についているわけではない。


ちなみに、下・左は主人公のイメージでございます。
年齢にして18歳くらい。
名前も考えてません。

今のところこんな程度。
つうか、この先考えるかどうかも未定。

つうか、他に描くものあるんじゃね?
てな気もしますが、それはそれ。