凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

懐かしや。

2010年05月27日 | 雑記
えー、故あってうちの「あっくん(マツダアクセラスポーツ1500C)」が修理に。

いや、ドックに入った理由は長くなるので今回割愛いたしますが…

代車見たとたん、

「なつかしーー!」

なんつって大ハシャギしてしまったバカでございます。

マツダデミオ初代1300。

「いやぁ、ワタシ、これの1500乗ってたんです!」

なんつって喜ぶワタシを観て、ディーラー担当者はどう思ったやら…


まあ、いいじゃないか。
意外なことがサービスに繋がって。

実はもう一本観てました。

2010年05月26日 | 映画
競馬ファンにとってはとてつもなく忙しい5月の週末に、
「いや、今回はこっちを優先しよう」
などと言って、シネコンプレックスへ。
…遡ること5月中旬。ヴィクトリアマイルの前日でしたさ。

「超電王」とは異なり、この作品については夕方の回で。
しかして、何故か勢いで「ゴールドクラス」の席へ。
…いや、席が広くって。
足投げ出して観れるもんですから。
テーブルも付いてるし。
なんだか、競馬場の指定席気分。

てなわけで前後しましたが、今回のネタ。
劇場版 TRICK 霊能力者バトルロイヤル
いやぁ、昨日といい今日といい、なんだかタイトルが長い。

えー、10周年を迎えて3度目の映画化・TVスペシャル新作、そして宣伝ついでのスピンオフドラマ「警部補 矢部謙三」放送と、凡そ1ヶ月半、この作品にハマってましたが…
つうか、10周年を迎えてからハマるワタシって…
ホントね、リアルタイムで1作目から観てたらどーだったんだろか、と。
まぁ、多分変わらないでしょう。

てなわけで、連日放送されている「TRICK」前シリーズ・TVスペシャル版、そして矢部謙三の御陰様で、「じゃあ映画も観てやろうじゃねーか」てな感じで、すっかり洗脳されてましたさ、ワタシ。
てぇか、あれですよ。
この映画のCMの作り方が、つくづく上手い。バカバカしい。
猫も杓子も意味なく「3D映画」作る時代に「2D」を強調してみたり、「まさかTRICKで泣けるなんて(個人の感想によるものです)」なんて、まるで「眞鍋か●り」が出てきそうな作りだったり、どこまで「チ●ンラーメン」なんだか映画なんだかわからん作りにしてみたり、と、ともかくCMからしてケレン味たっぷり。

CM見て笑ったのも久しぶりだし。

まぁ、そこらへんが決定打。(つうか、作品そのものじゃないのかよ)

で、まぁ、TVスペシャルも新作だしな。
「微妙にリンクさせてますが、映画観てからスペシャル観ても、スペシャル観てから映画観ても、どっちからでも楽しめます」なんつう振りだったので…
いっそ、「TVスペシャルが放送されてる時間帯くらい」に観てやろう、と。
…いや、実のところ、次の日に東京競馬場に行くという都合がありましたので、
(ここらへんは「野楽馬SPRITS」とリンクしてますが・・・)
レイトショー一本前、という時間。

「いい加減、内容紹介にいけ」?

えーと、ぶっちゃけ、いつものトリックです、はい。
何も変わったことはしてません、多分。

主演:仲間由紀恵 阿部 寛
共演:生瀬勝久 野際陽子 池田鉄洋
大御所:松平 健
若手:佐藤 健 夏帆
ゲスト:戸田恵子 藤木直人 片瀬那奈 平泉 成 三浦理恵子
お笑い部門:きたろう 島崎俊郎(アダモちゃん) 河本準一(次長課長)
出たたなあ、そういえば:山寺宏一 なすび
そんな扱いですか:ガッツ石松 菅井きん

えー、ちなみに…ゲストのあたりにいくと、「え? あの役だったの?」的な扱いになってます。
これ、やってくれるんだ、みたいな。
実際、藤木直人君なんか、全然わからなかったし。
つうか、あれだけ熱演してたのにわからない、つうのが…
まぁ、いいか。

えー、ストーリーとしましては…

「霊能力者」によって守られる村・万練(マンネリ)村から、中森翔平(佐藤健)が上田(阿部寛)を訪ねてくる。
代々、「霊能者」は世襲制であるが、今回は村主催により公募されることとなった。しかして、かつて公募された時には、霊能力者によるバトルロイヤルが繰り広げられ、死者まで出たという。…翔平は、霊能力者の末裔であり跡取りであったが、今回の公募によりこの大会に参加しなければならない。何とかかつての「惨劇」を避ける為に、上田の知恵を貸してほしい、という。
一方、毎度のことだが「浅草花やしき」での営業に失敗し、またもクビになった「自称売れっ子マジシャン」の山田(仲間由紀恵)。興行主(河本)の勧めもあって、「万練村の霊能者募集」に興味を持つ。…村の「最強霊能力者」に選ばれれば財宝を手に入れられる…。

とまぁ、こんな感じで始まる訳ですが、毎度のごとくド田舎・陸の孤島的な場所に、どーも胡散臭い人物達が集まり、どーも胡散臭い「行事」が行われ、そして「横溝正史」ばりの惨劇が、小ネタの連発の中繰り広げられるわけであります。

で、ぶっちゃけ、犯人は、一番の大物、と。

いやぁ、ネタバレ。

つうか、毎度のパターンなので、知ってる人は出演者の顔触れで犯人が分かってしまう、と。

ええ、「暴れん坊」です。

まぁ、経過を楽しむ作品ですから。バレてもいいんじゃないかと。


ちなみに、「リンクしている」という、
TRICK 新作スペシャル」の方を紹介しますと、こんな感じ。

毎年「契り契り祭り」という行事が開かれる村から、名代の息子が上田(阿部寛)を訪ねてくる。
「契り契り祭り」は、思いあう恋人同士が村はずれの「契り岩」に、お互いの「毛髪」を入れた紙縒りを結ぶことで、永遠に結ばれるという言い伝えから始まった祭りであるが、その反面、「結ばれなければどちらかが死ぬ」という、恐ろしい「呪い」も言い伝えられていた。…バカバカしいとは思うが、現にこれまで言い伝え通りに死者が何人も出ている。村の若者達も大人も、そんな伝説をなぜか信じている。もうすぐ祭りが開催されるが、上田に、「迷信だ」と立証して欲しい、という。
一方、毎度のことだが「浅草花やしき」での営業に失敗し、またもクビになった「自称売れっ子マジシャン」の山田(仲間由紀恵)。
家賃滞納でアパートを追い出されそうな状態のところ、上田が勝手に部屋に上がり込んでいる。温泉宿へ旅行にいくのだが、同行しないか?と。旅費・食費は無論、上田持ち。そして、そこの温泉には「豊胸効果」があるとか…。
胡散臭いと思いつつ、山田は、「タダ」と「豊胸効果」に乗せられ…。

と、全く同じような始まり方。
ちなみにこちらの「大御所=犯人」は浅野ゆう子。
設定としては、「霊能者バトルロイヤル」1週間前に起きた事件、という作り。

なんだかなぁ。


えー、1ヶ月半前ぐらいからハマったワタシが言うのもなんですが、この作品、ともかく「毎度のパターンで繰り広げられるドタバタな惨劇」を、どこまで「バカバカしい」と思いながらも楽しむかってぇこたなんだろな、と思います。
いや、実際、映画を観ている途中で、
「人が死ぬ話でこんなに笑ってていいんだろか」
という疑問を持ったりしましたが、
「これってあくまでフィクションだよな」
という極々当たり前のことを思い返したりして、またも笑ったりしてる自分に気づいたりするわけで。


どうも掴みどころがない。
とはいえ、どうにもハマりやすい。

ツボな人にはツボだろうけど、解らん人には全く解らない。

まぁ、本来そういう作品なのだろうなぁ…と、思うんですが。

10年続いてるんですよねぇ。

しかも、「これで最後」ってんじゃないんです。

いや、「また作ります」とも言ってませんが、多分、作られるでしょう。

そしたら、また観ると思います、ワタシ。











ホントに、イイ大人がふたりして。

2010年05月25日 | 映画
えー、競馬で忙しい5月の日曜日に、GIが始まる2時間前という、もっとも「競馬に集中するだろフツー」という時間に、
「今回はこっちを優先するぜい」
などと言いきって観てきましたさ。
しかも、大勢の子供さん方に混ざって。

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー 超電王3(トリロジー) EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル

えー、「電王」という作品で一躍「たけるん」になってしまった佐藤健くん抜きの「電王」シリーズ・第2弾。
…つうか、最近思うんですが、「電王」のおかげで一番有名になったのは、案外「モモタロス」なんじゃないか、と。
…なんで、マックの「パッピーセット」とかになってんだ?と。

まぁ、それはいいとして。

いやぁ、しかしね、もー、映画始まる前から、お子さんたちが

…も、おーはしゃぎな映画館内。

なんか、ワタシの世代で言う「東映マンガ祭」のような状態。
ポケモン映画とかクレヨンしんちゃんとかドラえもんとかも、こんななんだろうなぁ。

そう考えますとね、「ああ、4タロス&デネブって、こんなに子供に愛されるキャラになったんだなぁ」などと、しみじみしてしまいますよ。
…別に関係者でもないのに。

そもそも、今回は2週間の限定ロードショーを3連続という、超変則日程。
まして主役は全て「セカンドライダー」でして、イマジンズは完全脇役。
そして良太郎は小太郎(溝口琢矢君)。
成長期で大きくなったし演技も上手くなったし…ですが、さすがにお母さん方のこころはトキメカナイでしょう。
「これで大丈夫なのか?」的冒険(実験)企画でありながら…
CMの「大ヒット上映中」は嘘じゃありませんでしたよ。
…ほんと、久々に「大入り」の映画館。
良かったね、スタッフ&出演の皆さん。
これで第3弾も作れるか、と思います。

で、2週間ですから、なんせ。
公開4日目の今書いても、もうすぐ終わっちゃいますよ、ゼロノス編。
どーすんの?
これが一番客入りそうなネタかも知れないのに。

どこまで書いていいんだ?
…そんなどうでもいい悩みを拭いつつ。

えー、前述したとおり、今回は俳優・中村優一君が、電王第一回目映画「俺、誕生!」の時から切望していた、「ゼロノス主役」でございます。
…話によると「もっとデネブと遊びたい」という理由だったようですが。
で、ストーリーは、完全に「TVシリーズ『仮面ライダー電王』の続編」でございます。

電王という作品、「主人公・良太郎と、4人のイマジンとの家族的な絆」がメインテーマでありましたが、その側面には、「桜井侑斗と良太郎の姉・愛理の、切なくも強いラブストーリー」がありました。
しかして、「侑斗と愛理」愛の結末、完全には描かれていません。
若き「過去の」侑斗(中村優一君)に全てを託して消えてゆく、「未来の」侑斗。
そんな「未来の侑斗」をずっと愛し、「再会の時」を待ち続ける、愛理。
でも、二人の「侑斗」は同一人物でありながら、「同じ人間」ではない。
このタイムパラドックス的な三角関係に終止符は打たれるのか?
…まぁ、これが今回のストーリー。

言ってしまえば、決して「子供映画のネタ」ではありません。
ちなみに、監督・金田浩さんがこの作品にあたって参考にしたのは、「韓流」だそうです。
…「冬ソナ」かい。
そんな内容ですから、「お子さん達はついてこれるのか?」が危惧されるわけですが、そこはそれ、4タロスとデネブ=5イマジンズがともかく盛り上げてくれます。
かなりぶっ飛んでます。

個人的には非常に良い内容だったと思いますよ、ワタシ。
なんか、スッキリした、というか。
ともかく、どっかで「侑斗と愛理の未来」につながる形を作って欲しかったので。
結果こそ出ていませんが、…それこそ、この話の結果が「コハナ」に繋がるわけで、そこまでは「頑張れ侑斗」としか言いようがない。
でも、「自分自身の存在」をかけてまで愛する家族達(愛理・良太郎・コハナ)を守ろうとした「桜井優斗」、このキャラクターの「今の幸福」を描かない、てぇのは、ホントなんだか「勿体無いな」と思ってましたんで…。
非常にスッキリいたしました。
(映画のの結末、これで語っちゃったようなもんですね)

いやぁ、それにしても相変わらず松本若菜さんが美しい。
ブログでの「ボケっぷり」はちょくちょく拝見してましたが。
なんというか、こういうヒトが変わらず「電王」に出ている、というのは、それだけで嬉しい。
…って、関係者じゃないんですけどね、ワタシ。


てなわけで、次は「良太郎の孫・幸太郎とテディ」の話。
「侑斗&デネブ」と似て非なる「坊ちゃんと執事」関係に危機が訪れる…という話ですが、こちらも楽しみ。











仮面ライダーつうかスカルマン/アメコミ。

2010年05月20日 | 映画
「また『ライダー』かよ、よく飽きずにネタが出てくるな」
なんてお思いの方もいらっしゃるでしょうが…

今回は違うライダー。

しかして、観たキッカケは、やっぱり仮面ライダー。

2007年のアメリカ映画・『ゴーストライダー』であります。

主演:ニコラス・ケイジ
   ピーター・フォンダ
…あとはよく知りません。

原作はマーヴェル・コミックの、ばりっばりの『アメコミ』。
まぁ、あれですね、「X MEN」だとか「スパイダーマン」だとか「アイアンマン」だとか「ヘルボーイ」だとか「超人ハルク」だとか、古くは「スーパーマン」「バットマン」なんかもそうだと思いますが、
まぁ、もろ「原色」でバタ臭い感じの…
まぁ、そういう系ですね。
主演のニコラス・ケイジがばりっばりの「マーヴェル・コミック」オタクらしく、それが映画化されたキッカケという話も…。
あるんだか、ないんだか。

ぶっちゃけ、全くワタシのツボではないのですが…

先だって日本テレビで放送される前にやってたCMで、「ゴーストライダー」のイデタチを観た途端、思いました。

「まんま、スカルマンじゃねーか」、と。

奇怪なデザインのバイクに跨る、黒いライダースジャケットの男。
顔は、何故か「燃えさかる骸骨」。
不気味っちゃぁ不気味ですが、なんか、「仮面ライダーSPRITS」に於ける滝和也のような…。
まぁ、そんなデザイン。

んで、タイトルが「ゴーストライダー」。

おいおい、これって実際、「アメリカ版仮面ライダーなんじゃね?」と。
(ドラゴンナイトではない)

実際は全く違いますが。


17歳のオートバイスタントマン・ジョニーは、父にして師匠を癌から助けるために、悪魔王・メフィストと契約する。
結果、癌は治るも、直後のショーで父は事故死。
ジョニーは失意のまま、恋人・ロクサーヌの前から姿を消す。
十数年後、ジョニーは「命知らずのオートバイスタントマン」として名を馳せる。
記録的な90メートルジャンプのショーを敢行する際、偶然にもケーブルテレビ局のキャスターになっていたロクサーヌと再会。
ジョニーは「人生のセカンドチャンス」を感じる…
が、そんな彼の前に、再び悪魔王・メフィストが現れる。
「契約を執行する時が来た」と。
メフィストの息子・ブラックハートが、父を倒してこの世を地獄に変えようとしている。
ジョニーに、「ゴーストライダーとなり、ブラックハートを倒せ」とメフィストは言う。

「ゴーストライダー」とは、西部開拓史における、伝説。
千の邪悪な魂を「誓約書」に封印することを使命とし、「地獄の炎」を身に纏う亡霊騎士。
先代のゴーストライダーがメフィストに「誓約書」を渡すことを拒んだことから、「この世を地獄化する」力が行方不明となっている。

ジョニーは、悪魔達の「力の争奪戦」に巻き込まれることとなるが…。

とまぁ、こんな感じでしょうか。
半分は「ウィキュぺ」から。


えー、「なりたくもないのに悪魔に怪人にされた」「本来は人類の敵なはず」「でも、悪人を狩ることを使命とする」「宿命に抗うべく、造物主と戦う」なんてぇあたり…
まぁ、モチーフとしてはやっぱり、初代の「仮面ライダー」っぽい。

まぁ、しかし、そこはアメコミですんで。
ストーリーとしては、かーなーり、大味。
展開は解りやすい。
主人公は、少年時代も中年の今も、やっぱりおバカさん。

ぶっちゃけ、ストーリー自体、同じアメリカ製の「仮面ライダードラゴンナイト」よりもはるかに解りやすい。
・・・いや、ドラゴンナイトだって、けっこー単純な話なんですけどね。

まぁ、ぶっちゃけ「B級映画」ですから、「ながら観」するにはうってつけ、てな感じですが…

やっぱ、これではハマらんよなぁ、オレ。



ハルシオンな乱痴気。

2010年05月13日 | 本・漫画
あっけらかんと重い話を描く「沙村広明」(竹易てあし)氏の最新作が今回のネタですが今作は久々にギャグ漫画でしかもあの絵柄とノリそのまんまでどーすんのよこれ、てなモンで。

てなもんや四度笠。
意味不明。

てゆーかですね、この人がかつて描いた漫画に、「涙のランチョン日記」という、まんま「嫌われ松子の一生」をパロったようなギャグ漫画がありましたが、ノリはそのまんま。

つうか、要するに、「ギャグとシリアスの配分が逆転した『無限の住人』」っていうのが、このヒトにとってのギャグ漫画なんだろうなぁ、と。
基本、変わらず。

あ、タイトル書き忘れた。
『ハルシオン・ランチ』
講談社・good!アフタヌーン連載。単行本一巻発売。

部下に横領され会社を潰した元経営者で現浮浪者の40歳・化野 元(あだしの・げん)。
ある日河原で釣り(食料確保)している時に現れた美少女ヒヨス。…と思いきや、これが「地球外物体」な上、「無軌道かつ無邪気に何でも食ってしまう」トンデモな存在であった。
で、この二人にブラコンで科学オタクのニートガール・メタ子がお節介を焼き、化野の資金を「女に騙されて」横領した元・タラシの沖進次が暴走し、ヒヨスと同じ「地球外物体」ながら常識的なトリアゾが呆れ、「気の毒な存在」のアスキー犬がツッコミを入れると言う…

要するに、「笑える人」と「ひく人」に二分される内容。
これがツボならハマるし、そうでない人には全くお薦め出来ません。


ちなみに一巻の帯には、非常に「もうしわけ」程度のちっさい字で、こういう宣伝。
「太陽系一番の爆笑をあなたに!」

いや、それはないわ。


とりあえず、ワタシにはツボでした。
しかして、そんな自分の感性に、最近疑問を持ったりして。

健全て何?

タンブリング、タンブリング、

2010年05月08日 | テレビドラマ
♪やっほーやっほー


…それはサイクリング。


えー、ドラマです。
TBS土曜20:00『タンブリング

男子新体操版「ルーキーズ」もしくは「ウォーターボーイズ」ってぇ感じでしょうか。
あまり多くは語りません。
たぶん、この配役じゃなかったら観なかったでしょうから。

ダブル主演風。

ヤンキーで体操素人=山本裕典くん=仮面ライダーサソード。

生真面目なキャプテン=瀬戸康史くん=仮面ライダーキバ。

つうか、「アタシんちの男子」の四男と五男。

他局ですがな。


ちなみに、舞台版もあるとか。
そちらには、菅田将暉くん=フィリップくん=仮面ライダーWが出演とか。

なんか、最近何観ても「平成仮面ライダー」ですわ。

ぶっちゃけたはなし、

2010年05月05日 | テレビドラマ
今年で10周年を迎えるというのに、
キャストやネタとしてはツボに違いないだろうに、

ワタクシ、最近まで「TRICK」というドラマをマトモに観たことがありませんでした。


むしろ、こっちのが先。

警部補 矢部謙三
…えー、スピンオフドラマだそうです、「TRICK」の。

つうか、比べて観て思うのですが…

どっちが本編なんだかわからんくらい、どっちも馬鹿馬鹿しい。
どっちも小ネタ乱発。
そして、どっちもツボである。


何が評価されてそこにいるのか分からん警視庁公安部の「自称敏腕刑事」矢部謙三警部補が、部下の秋葉原人とともに、「どーにも引き受けたくない捜査」を押し付けられ、大して活躍もしない間に、庶務係の桂ちゃんと桜木君(刑事くん)が勝手に解決してくれる、という…。


主演:生瀬勝久
共演:池田鉄洋 原幹恵
真の主演:貫地谷しほり 鈴木浩介
何故この人?:団時朗(帰ってきたウルトラマン)
何故この人がゲスト?:森次晃嗣 (ウルトラセブン)
あんたも出てるのか?:奥田達士(「ディケイド」鳴滝役)


てなわけで、内容的には『まんま「TRICK」』です。
山田&上田の立ち位置が、桂&桜木になっただけ。
…な上に、『アホ共』がエスカレートしている、まあ、そんな感じ。


ちなみに、「まるっとするっと」に代わる決め台詞は、
「犯人は、アナタだぁ~!!」であります。

まるで森田桜。
(同時間にやっていた貫地谷しほり主演『君、犯人じゃないよね?』)

京都と江戸。

2010年05月04日 | アニメ
えー、GWだそうです。
基本的にワタクシ、一般的な休みとは無関係でして、大体が仕事なんですけど、…
今回は急遽、…つうか、流れ的に2日ほど休みになりました。
つうか、…

むしろ、こういう時期に休みになってもね、やることがない。

なんだか「普段出来ないことをやろう」としたら…

「夜寝ること」でした。
(普段は夜間仕事なもんで)

てなわけで、今晩は仕事でございます。

それはともかく。

今回のネタ。

ノイタミナ

「アヤカシ」や「墓場鬼太郎」、「のだめカンタービレアニメ版」などを放送していたフジテレビ深夜枠のアニメーションが、四月より二本立て計1時間枠に拡大。

で、一本目が、

四畳半神話大系

製作:マッドハウス
原作:森沢登美彦さん
主題歌:「迷子犬と雨のビート」アジアンカンフージェネレーション

…で、他の情報はなし。

京都大学三回生の「私」。
「華やかな大学生活」を夢に描いて、新入学時に選んだサークル。
現実にぶつかって卑屈になった時に現れた、「他人の不幸で三度の飯が食える」男・小津。
小津とともに「愚行」を繰り返す「私」にとっての、「一条の光」であるサークルの後輩・明石さん。
「私」のアパートに二階に住む謎の住人・樋口師匠。

二回が放送されましたが…
要するに、「ひたすら同じことが繰り返される」だけのストーリー。
「私」が身の丈に合わない夢を見、卑小な挫折に膝をついた時に小津が現れて悪魔の誘い。
それに乗っかって、どんどん「卑屈」になってゆき、気がつけば三回生。
いや、このままではイカン、と思った時に、道端で「いかにもな怪しいオーラを放つ占い婆」に「好機を逃すと一生後悔する」と言われ、そんな時に「明石さんとの約束」を思い出す。
そして、「これが最後」と思って、「最大の愚行」に走るも…
「ああ、あの時、もし選択が違ったら…」
そしてまた時間は巻き戻される。

そんな話。

…えー、これって、要するに、
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
ですよね、押井守監督の。

内容にしても、白黒チックな画風にしても、ひたすら「長セリフ」で理屈っぽくそしてなったく無意味なことが語られる演出など、まるっきり…
初期の押井作品。

なんだかなぁ。

同じことやっても、ねぇ。

「そういうのが作りたい」じゃなくて、「その人の作品を超える」とかね。

大体が、押井さんが観たらなんていうか。
「小さい」とかね。

面白いとか、出来が云々以前。


そして2本目。

さらい屋五葉

原作:オノ・ナツメさん
監督:望月智充
製作:マングローブ

オノ・ナツメさんの作品については、確か昔に「ダンツァ」かなんかについて書いたような…
いやぁ、とっても独特な作風な方であります。
まるで「外国の4コマやイラストのような3頭身キャラ」。
それでいて、内容は情感漂う、というか…とても深い。
「なぜ、この画でこの話?」みたいなギャップのある方。

で、この「さらい屋」…舞台は江戸。
そして、キャラは…普通の頭身。…3頭身ではなく。
単行本としてはすでに7巻刊行されておりまして、「ちょっと気になって」いたんですがね、…
どうにも、こんだけ出ちゃうと、「読んでみよう」てぇのに気が引けちゃう。
こーやって読み損ねている作品、結構あります。

で、そんな矢先にアニメ化。

「じゃあ観てみよう」てんで。

これまで3回が放送されてます。

時代は江戸。
剣の腕は確かながら、生来の「上がり症」と「引っ込み思案」が災いして、藩から「暇」をだされた浪人・政之助。
江戸に「自分磨き」に出たが、その性格と「ほんのちょっとの矜持」のせいで、仕事すらなく、日々の食事にすら困る始末。
そんな矢先、不思議な風情の優男・弥一に、「用心棒」を依頼される。
ワケもわからぬまま、一宿一飯の恩義もあって仕事することとなるが、その仕事とは、「かどわかし(誘拐)」の片棒担ぎであった。


物語は、誘拐組織「さらい屋五葉」の面々の「わけあり」さ加減を描きながら、ひたすら人の良い政之助の困惑と、飄々としていてそうでもない弥一の過去を絡ませて進んでいく…
ようであります。

まぁ、何とも「らしい」というか、地味、というか。

まぁ、ワタシの「ツボ」ではありますが…
何とも今の段階では評価しづらい作品でもある。


いずれにせよ、暫く付き合ってみようか、と思いますが、

残念ながら相方の一言は、
「わけわからん」
でした。