凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

なんくるないさぁ。

2006年06月13日 | 音楽
学生時代、同じ学校に何故か「沖縄出身」が多かったんです。
・・・・不思議だなぁと思ったのは、・・・・まぁ、所謂「お国柄」というのでしょうか、「どいつもこいつも」とってものーんびり、しておるのであります。
あとね、雪観て感動、人ゴミ見て感動、地下鉄見て感動、「時刻表通り来るバス」見て感動、「ファミレスのステーキの値段見て感動・・・・いや、激怒。
ともかくですね、「地元で見たことない・体験したコトない」ことがあると、イチイチ感動するんですね。
・・・・毎日が驚きの連続。
まぁ、結構昔の話ですし、「ワタシの周りの沖縄県人」だけかも知れませんし、「宮里藍」選手のような若者(割と何事にも動じない)もいますし、・・・・なんとも言えませんが。

そんなこととは関係なく、今回。


元ちとせさん、「産休」明けの大仕事・オリジナル3作目のアルバム「ハナダイロ」。

そういや、学生の頃、「花田君」っていう美少年がいたなぁ、バンドのボーカルやってるヤツで。

いや、それは関係なく。

えー、元ちとせさんと言えば、「ワダツミの木」で一躍ブレイクした「100年に一人・奇跡の歌声の持ち主」と呼ばれた方。・・・・どこら辺が「奇跡」って、全くメジャーとは言い難い「上田現」氏とのコンビネーションで一気にスターダムに上り詰めた・・・・いや、失礼しましたぁー。
つうてもね、この方だっていきなり「ワダツミ」⇒どっかぁーーーん、ってわけではなく、インディーズから数枚のミニアルバム出して、じわじわ・・・・っと来た訳ですよ。そらー、そうです。どんなに素晴らしい歌声でしょうともね、ああいった「マイナー調」の曲で、全くなぁんもバックボーンのないところからいきなり
どっかぁーーーーーんつうことはないわけで。

しかして、当時印象的だったのは(というより、メジャーデビューしたのちの方向性を示唆していたような)、ミニアルバムの中に「山崎まさよし」氏の曲を取り入れていたこと。
はぁ。
さいでっか。
「琉球風音楽」というより、むしろ「オーガスタ風音楽」と捉えたほうが良さそうで・・・・。

そんな風に思ってましたら、メジャーデビューした次の夏、しっかり「キャンプ・オーガスタ」に参加されてたようで。
あら。
やっぱり。

てなわけで、デビューアルバム「ハイヌミカゼ」(南風)には、しっかり山崎まさやん参加。

まぁ、2作目「ノマド・ソウル」でもその傾向・・・・というか、その流れで作られていらっしゃいました。


つうか、いい加減今回のアルバムの話に行きましょうかね。

復帰第一弾シングル「語り継ぐこと」。
何だかんだで毎週観ているアニメ「BLOOD+」の、「沖縄編」エンディングテーマでした。編曲に「スキマスイッチのアフロ男」常田真太郎君。・・・・スキマでも聴かせている、「弦楽のバランス」で盛り上げてます。

「春のかたみ」:ユーミン夫妻の作品。・・・・「合わないんじゃね?」なんと思いましたが、・・・・そうでもなく。確かに、聴けば「ああ、ユーミン」てな感じですが、yっぱり声の力ですかね、しっかりと「元ちとせ」の世界。
そういう意味じゃ「COIL」プロディースの「甘露(アムリタ)」なんてぇ、「とんでもなくPOPな」曲もあるんですが、・・・・むしろ、「こういう楽曲、あと数曲入っててもいんぢゃねーの?」という気もしますしね。

逆に坂本龍一さん編曲の「死んだ女の子」(コレ、どーも「戦災の唄」のようです)なんてぇ、もータイトルからしてアレなんですが、声の説得力と楽曲の説得力が強すぎちゃって・・・・オソロシイことになってます。

んでもって、コレでアルバム締め括っちゃってるもんだから・・・・ちょっとアルバムの終わり方がずぅぅぅん。てな感じ。

個人的には、だんだん世界観が「ワールドワイドっぽく」なってるなぁ、なんてぇ気もするんですが、ただ・・・

正直、歌詞の世界観がいまいち独特過ぎて・・・・解かり辛いなぁ、なんて。
やっぱ音楽ですからね、「感性で聴け」てな感じでしょーかね。




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