凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

一本絞め、なし。

2009年07月21日 | テレビドラマ
ひさびさに仮面ライダーネタというか、スーパー戦隊ネタというか、「靖子にゃん」ネタというか。

えー、昨日の放送・前週の放送にて、流浪の番組・仮面ライダーディケイドは、掟破りの技に。

侍戦隊シンケンジャー」とのコラボ。

はい?

ライダーぢゃないの?

何故?

…って、これが出来るのが脚本・小林靖子にゃんの強み。

一見「ムボー」に見えてしまうのですが、これが実にハマる。

全英オープン?だったか、ゴルフのお陰でシンケンジャーの放送枠が一週潰れるのを逆手にとって、前々週のシンケンジャーで、ディエンド=大樹と、シンケンゴールド=源太の追っかけっこ開始。
次に、ディケイドの前編で、追っかけっこの続きから「シンケンジャーの世界観」にライダーが入ったら…という「矛盾」そのものを前に出す。
次の週のシンケンジャーで、違う話を描きながらも、しっかり「追っかけっこその後」は匂わせておく。
仕上げにディケイド後編で、共闘して敵を倒すも「この世界にライダーは要らない」という結論。

正味4回で二つの物語の一部だけを交差させる。
しかも、互いの放送の中で、主役の立ち位置は決して変えない。
シンケンジャーではライダーチームはあくまで演出上の飾り。
ディケイドでの侍達はやっぱりゲスト。

えー、「電王」の映画版とテレビシリーズなとで使った方法ですが、話の流れや設定に無理がないっつうのが……
相変わらず素晴らしい。
一粒で二度…つう感じ。


こういうの、井上敏樹さんだとできないんですよ、残念ながら。
どーしても設定壊して話が暴走しちゃう。
言いたいことはわかるんだけど、言いたい事のために設定の大元まで曲げちゃうんで、そこで損なった分、役者のキャラ作りでカバーするしかない、みたいな。
キバの映画版やらディエンド編なんか、矛盾だらけでしたから。
…勿体ナイんですよ、ホント。


てなわけで、紆余曲折しつつ最終回→映画へと向かう仮面ライダーディケイドですが…

次回は最後のTVシリーズ昭和ライダーにして、最後の石ノ森作品。…「仮面ライダーBLACK RX」の世界…でございます。

つうか、これ、元々他局放送だった気が…

いいのか?


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