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映画キンキーブーツ

2007年12月11日 | 映画・TV・音楽・本
この映画は実話を基にした作品だそう。

ローラ(キウェテル・イジョフォー)の着飾ったドラッグクイーンの時の迫力と、衣装を脱いだときの素の彼女の繊細さに、ぐっときます。
チャーリー(ジョエル・エドガートン)の情けなさがなんともいえず、顔ににじみ出ている。
ドン役のニック・フロストやメル役のリンダ・バセットがしっかり脇を固めている。

人はいろいろなしがらみの中、各々コンプレックスを持ちながら、それでも強く生きようとする。最後は爽快に終わりますが、せつなく感じるのは何故だろう。
英国映画っていいなぁ。