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ベルギーのビールたち

2006年01月27日 | ベルギー◆ブリュッセル&ブルージュ
ベルギーには50タイプの約800種類ものビールがあると言われてます。

わたすが初めてベルギービールを飲んだのは兵庫県で小西酒造が運営しているビアレストランでのこと。ビールの銘柄によって変わる専用のグラスに注ぐのを見てますます興味が沸いたのを憶えてまっす。それから時が経ってロンドンのベルギーレストランで飲んだ時、その美味しさを思い出した。ベルギーを訪れると「今日はどのビール飲もっかなー」と楽しめるんです。
とか言って、あまり詳しくないけれど、主なものを紹介します。
トラピストと言われる修道院で作られた上面発酵ビール。なかでも有名なのがオルヴァル(Orval)、シメイ(Chimay)、ロッシュホー(Rochefort)。
トラピストビールと作り方は同じだけれど、トラピストとは区別されているアベイ(アビイともいう)はレフ(Leffe)やクワック(Kwak)が有名。
このクワックというビールはグラスが面白い。逆三角形の飲み口に下はボール状。ビールを飲むとボール状のところに空気が入り『クワック』という音が鳴るからこう名付けられたと言われています。
ランビックという自然発酵ビールではクリーク(Kriek)というフルーツビールがあります。このクリークを作る醸造所で有名なのがカンティヨン醸造所で今も昔からの手法で作ってる。これは酸味がありフルーティでさっぱりしています。女性好みのビールとも言われてます。他にカシスやフランボアーズもある。
ノーブルビール(ゴールデンエール)という金色をしている上面発酵ビールはデュベル(Duvel)が有名。
オーク樽で熟成されるレッドビール。このレッドビールで作られるゼリーがある。これで有名なのがローデンバッハ(Rodenbach)。
小麦で作られているホワイトビールはヒューガルデンブロンシュが代表的な銘柄。
そして最後にベルギーエール。大麦で作られる上面発酵ビール。ルーベンスのアダムとイヴの絵がラベルになってるヒューガルデン禁断の果実が有名。夫はこれが大好き。
わたすの好みはヒューガルデンのブロンシュ。どんな料理にもあうし、軽くて飲みやすい。