古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第三十九章 乍恐奉願口上書付 其の十六

2015年02月20日 06時49分31秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

「乍恐奉願口上書付」第三頁、上の三~四行目

 

解読 村方より取可申内談も有之候得者

    祭礼之口論より若ひ毛の、右等之

 

読み 村方より取り申すべき内談もこれ有り候えば、

    祭礼の口論より若い者、右などの

 

解説 「村方より」・・・「より」が難しい。 次は「取」で、「取可申」・・・取り申すべき。 「内談も」・・・内密の話しも。 「有之」・・・これも超難解です。「有」の崩し方と、次の斜めの線は「之」です。 次の点は「候」で、「得者」と続きます。そうらえば。 「祭礼」・・・これも超難解。祭りの時の口喧嘩より。「若ひ毛の」・・・若い者。「毛」はヒラカナの「も」の元字です。 次の「右等之」も読み難い。