古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第三十八章 極窮者江救合取替遣帳 其十七

2015年02月01日 06時16分42秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

 

「極窮者江救合取替遣帳」第六頁、上の一~行目まで

 

解読 一、銀札五拾目也

    是ハ先達而五拾匁被下

    候處、割符遣し候共又々

読み 一つ、銀札五十目なり

    是は先達て五十匁下され

    候処、割り符遣わし候とも、又々

解説 「銀札五十目也」・・・金額の表示欄です。 「是ハ」・・・此の金額は。 「先達而」・・・せんだって。先日。 「五拾匁」・・・五十目と同じ。「匁」の崩しが難しい。 「被下」・・・下され。 「候處」・・・五十匁下されて。 「割符遣し候共」・・・書類へ割り印を押したけれども。(確認をしたと言う意味。)