古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第十八章 潮御崎神社・古記録その三十五

2013年07月19日 07時16分30秒 | 古文書の初歩

 

昨日はたいへん勝手しました。体調悪く投稿出来ませんでした。

 

潮御崎神社古記録「乍恐口上」第九ページ、上の五~六行目

 

解読 方之者はまり候共召連参御湯立為致可申候

    惣而潮祭等をも肝煎可申候間、其替りニハ三ヶ

読み 方の者はまり候共召し連れ参りお湯立て致させ申すべく候

 惣じて潮祭り等をも肝煎り申すべく候間、其の替わりには三ヶ

 

解読 「何方之者」・・・いず方の人が。どこの人が。 「はまり候共」・・・海中へはまっても。海へ落ちても。 「召し連れ参り」・・・捕まえて連れて来て。 「御湯立為致可申候。」・・・お湯立ての神事を致させます。 「惣而」・・・総じて。合わせて。全体として。当て字です。 「潮祭等をも」・・・潮祭りの行事も。「祭」この字は難しい。 「肝煎」・・・世話をする。ここは村役の「肝煎」とは違います。 「可申候間」・・・致しますので。「間」は何度も出ますので、もう判るでしょう。 「其替りニハ」・・・其の替わりに。其の替わりとして。