古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第十八章 潮御崎神社・古記録その二十五

2013年07月08日 05時14分57秒 | 古文書の初歩

 

 

潮御崎神社古記録「乍恐口上」第七ページ、上の一~二行目

解読 御供物御神酒頂戴仕祝義相勤申候。右四日ニ掛

    申的残し置同十八日ニ納之的与申、社内ニ而私一人

読み お供物、御神酒頂戴仕り、祝いの義相勤め申し候。右四日に掛け

 申す的残し置き、同十八日に納めの的と申し、社内にて私一人

 

解説 「御供物」・・・『おくもつ』神仏へ供える物。 「御神酒」・・・『おみき』神様へ供えるお酒。 「頂戴」・・・「頂」が難解です。ご供物や御神酒を戴いて。 「祝義相勤申候」・・・お的を射て祝う行事を勤めること。 「右四日に掛け申す的」・・・四日に掛けた的を。 「残し置」・・・掛けたまま残して置き。 「同十八日ニ納めの的と申し」。 「納めの的」・・・「仕舞いの的」。「最後の的」。 「社内にて私一人」・・・神社の中で、私一人で。