奈良でまったりタイ気分「シャーングルン」

奈良での夜、咲ちんの様子を見に行っていたにゃまんと合流して晩ご飯何食べようかと相談。
するとにゃまんが「気になる店がある」とのこと。
場所は泊まっているホテルから歩いて５分ほどのところなので雨の中傘をさして向かいました。

そのお店がタイ料理の「シャーングルン」さんです。
閑静な住宅街に突然タイの屋台が現れたかのような感じでインパクト大。
私たち夫婦ともに若い頃は何度もタイ旅行に行ったくらいタイ好きなのでこういうのもいいかも。
元々は奈良公園近くの高畑町にあったのですが昨年隣家の火災で延焼しこちらに移転されたのだとか。



お客さんは誰もいませんが厨房ではテイクアウトの注文があったのかタイ出身の店主さんが鍋をふるってます。
とりあえず入って奥の席に腰かけます。
椅子やテーブルが本当にバンコクの街角に出てる屋台っぽい感じでいいのです。
４卓９席しかない小さなお店にかえって興味がそそります。



お腹も空いてることだしメニューを見て何注文するか考えないと。
あ、メニューの写真撮ってなかったわ。

とりあえず飲み物を。
タイの三大ビール（シンハー・チャーン・レオ）が全てありますな、いずれも６５０円。
ふたりともビアチャーンを注文して乾杯。



料理はどれも食べたくて迷っちゃう。
ふたりして頭を悩ませた末に注文したのは
・パッタイ（７５０円）
・タイ風さつま揚げ（５００円）
・ガイトート（５００円）
・ソムタム（９９０円）
の４品です。

まずさつま揚げが出てきました。
丸く整えた魚のすり身を揚げたのが６個、生野菜も添えてあります。
スイートチリソースがかかっており食べやすい。
ビールに合うね。



続いてパッタイです。
米の麺と卵や海老、干し豆腐などを炒めたタイ風焼きそばってところ。
なかなかの盛りににっこり。
麺がもちもちっとしてうまいですね。
辛さもそれほどではなくとっても食べやすい。



ガイトートとはガイ→鶏、トート→揚げるってことで鶏の唐揚げのこと。
こちらではスパイシー唐揚げと紹介しています。
見た目は普通の鶏の唐揚げですが食べてみるとスパイシー感はそんなに強くない。
むしろ日本の唐揚げに近い味、でもこれがいくらでも食べられるおいしさ。
好みで卓上の調味料を使ってもいいかもしれません。



そしてソムタムです。
ソムタムは青パパイヤを千切りにしてライム汁や唐辛子、ナンプラーなどで和えたタイではポピュラーなサラダ。
パパイヤのシャキシャキ感がいいですね。
ライムも生のライムを絞って串切りにした果実も一緒に和えてあります。
私たちは辛いのヘタレなので１辛にしてもらいましたがタイの人は５辛くらいで食べられるそう。
日本でこんなフレッシュなソムタムを食べられるなんて幸せ。
メニューを見たとき他の料理に比べ高いなと思いましたがこれなら全然納得です。



ビールを飲み干したので追加でメーコンウイスキーのハイボール（４４０円）を。
メーコンは正しくはウイスキーではなくラム酒に近いお酒。
タイの人々に愛されているお酒です。
私も好きでタイ旅行の度に買っていたものです。
あー、この味懐かしい。



ごちそうさま、大満足した。
味も気分もタイの屋台で食べてるような気分になっちゃいました。
パステルカラーのプラスチック食器がいい感じで尋ねたらタイに帰った時に仕入れてくるんだそう。
タイ国政府認定のレストラン「タイ・セレクト」に選ばれてるだけありますわ。
店主さんもとても親切だしいいお店でした。
近くにあったらしょっちゅう通っちゃうんだけどな。

さて話はここで終わらず翌日の奈良クラブのホームゲームへ。
試合会場のロートフィールド奈良へ行くとお店のキッチンカーが。
奈良クラブの試合日のほか各種イベントにもキッチンカーを出しているそう。
店主さんのほか奥様もいらっしゃいました。
奥様も明るくて笑顔が素敵な方。





ガパオライスとパッタイのセット（１，０００円）があったのでこれを注文して試合を観ながら食べることに。
パッタイは二日連続でも全然飽きないおいしさ。
ガパオライスはバジルがほどよく効いててこれまた美味。
ごはんもちゃんと長粒種のタイ米を使っていていい香り。
目玉焼きまでついてるのがうれしい。



こんなすてきなキッチンカーが出てるなんて奈良クラブのサポーターさんは幸せですね。
なお試合は０ー１で対戦相手のＦＣ琉球が勝利しました。
残念(><)


お店の詳細：
住所　奈良市三条町６０６−８ 田中ビル１０１
電話番号　０７０−４８１１−９４１７
営業時間　１１：００〜１５：００，１８：００〜２２：００（Ｌ.０．は各３０分前）
定休日　不定休