愛丸のサッカー観戦記

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ACミラン-バイエルン

2007-04-04 19:00:38 | チャンピオンズリーグ
観戦日 4/4(水)       
 
愛丸’s チェック        
いやいや、なかなか興奮した試合だった。
前半のミランはセリエではなかなか見られないような攻撃的な振る舞い。
この一戦に賭ける熱いものが伝わってきた。
最近、切れが失われつつあったピルロが攻撃の起点に。
裏を狙うロングボールもけっこうな回数通してた。
これでFWがピッポだったら、裏をつくボールの選択肢も増えてたんだが・・・。
ジラは今までのCLよりは動けてた。
が、周りとのコンビネーションが。
カカはやっぱりブラジル人とのコンビがやりやすそう。
このジラ、しっかり決めるべきとこで決めなければいけなかった。
これが後々大きく響いた。
レンジングが当たってたとはいえ、それでも・・・。
CLにこの男は向いてないのか。
それにしてもレンジングの左手には神が宿ってた。
アンブロジーニのヘッドを止めたのも左だし、ジラのも左。
このビッグセーブはこの若いGKの財産になるはず。
ミランは飛ばしすぎたせいか、後半の半ばぐらいから足が止まった。
ここをバイエルンは途中出場のピサロ、レルがしっかりついた。
ヒッツフェルト、恐るべし。
見事な選手交代。
後手後手のアンチェロッティとは大違い。
バイエルンはマドリー戦でもそうだが、アウエーでは後半違ったチームになる。
前半は相手に合わせ、後半攻め立てる。
どちらも追いかける展開ではあるが。
それでしっかり結果が出せるのがすごい。
守備ではからっきしだったV・ヴイテンが貴重な2ゴール。
特に終了直前のゴールはよく決めた。
守備はいまいちなんだし、FWに転向してみたら?
この諦めない力が俗に言う、ゲルマ○魂か。
この試合、カカ、ルッシオのマッチアップは見応えがあった。
セレソン同士の戦い。
カカは完全に勝利することはできなかった。
レフェリーに助けられたが。
ミランの2点目のペナルティはあれはない。
なんか怪しいなにかを感じたが、バイエルンは負けなかった。
こういうシチュエーションはドイツのチームにもってこいか。
この結果はインテルと同じ。
ってことは・・・。
2legをお楽しみに。

スコア 2-2
<得点者> 
ACミラン   ピルロ、カカ
バイエルン   V・ヴイテン×2
~愛丸's MVP~
レンジング(カーンの不在が痛いものにならなかった。別の意味でマラドーナ以来のゴッドハンド。あの左手には恐れ入った)