かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

2月19日のマーケットから(20:45記/nk 22149)

2018-02-19 20:07:28 | 日記




本日で陽線3本目。マーケットはようやくリバウンドになってきた。

週末に書いた様に、裁定買い残が半減していますからここから新たな解消売りは出ない。

週末調べたら、日経平均のperが12.9倍でした。直近高値時は17倍。一株当たり利益( EPS)は現状1700円となっています。因みにリーマンショック前はEPS900円でper20倍の18000円のイメージ。あの時は景気が回復したと言って2007年2月に0.25%から0.5%に利上げをしたくらいですから、今考えればどれだけ間違っていたのか?確か、当時は自分も利上げすべきと思っていたかもしれない。経済の回復は本物だと思っていたと記憶している。

でもね、浅はかでしたね。デフレと言うものの恐ろしさが分かっていなかった。日本は高齢化社会ですから年金をもらっている人達がインフレを喜ぶ筈がない。その分現役世代はダメージを受けた。政治も高齢者しか見てなかったからそれでもいいと言っていた。しかし、デフレでは経済が死んじゃうんです。

その時は企業が作った製品の価格が下がり続けているわけだから、当然設備投資なんてしないですよね。それが10年以上続いたから工場の設備はポンコツガラクタになってしまった。
最近、工場の火災や爆発で死者が出るような事故が多いと思いませんか?これは設備を新しくしたり更新したりしていないからだろう。結果的にみれば、デフレが工場の人を殺した事になる。

だから、最低でもモノの価格を上げないとダメなんだと思います。年金暮らしの方を悪者にするつもりは無いけどその方達だけを見てる政治はダメでしょう。
戦争なんて無い方がいいけど、リーマンショック後は戦争でもしなければ景気が良くならないと思いましたもの。

さて、話はマーケットに戻りますがそんな時期の2倍日本企業は稼げる様になったのです。per20倍なら34000円になるけれど、20倍は益回り5%です。

株価➗EPS=20 これをEPS➗株価に直せば益回りと言い5%となる。

言うなれば投じた資金に対して5%しか稼げないと言う事です。ちょっと高いよね。

per100倍は益回り1%ということです。これは来期以降にEPSが大きく拡大すると考えて居るから容認されるけれど、EPSの拡大が止まれば途端に割高になる。だから、アマゾンの高perを見るとどれだけ成長すると想定しているのか?ちょっと怖くなる。

日経平均についてはそこまで成長はしないと考えているため、1700円の16倍で27200円が良いとこかな?

それでも、27000円はあり得るって事だよね!もっと強気で行って良いと思います。では。

週末雑感(2018/2/18)

2018-02-18 07:00:41 | 日記




マーケットはまだ予断は許さないが、ベクトルの向きは変わってきたと考える。



まずはデータとして、裁定取引の残高が大幅に減少した。
ここ直近、買い残13億株台・金額で3兆5千億円から8億株台・1兆7千億円に減少している。これは今回の上昇の前のボトムに近い。



次に円高離れしてきていること。週末はドル円106円台まであったものの、株価は上昇。日経平均夜間取引は週末21900円で引けている。

上のグラフは日経平均とドル円の比較チャートですが昨年は全く為替との連動が無かったところが、直近はその揺り戻しもあったのかもしれない。

目先は昨年12月に1ヶ月横張った22500円から23000円が上値の目標と考えています。当然戻り売りは出ると思いますが、騰落レシオも80割れがありここからの売り物は限られると考えています。

2月15日のマーケットから(23:50記/nk 21464)

2018-02-15 23:38:58 | 日記




ここ数日更新できませんでした。

今日の東京は落ち着きが出てきた感じがしました。
まだ、米国金利も安定していないし、為替も円高が止まった印象はないが、個人的には200日移動平均線を守りきったと考えている。

あとは、日柄か?騰落レシオはボトムになっていると考えられるし、個々の銘柄のチャートも目先の底は打ったのではないかと言う銘柄も増えてきている。

四半期決算の発表も続いているが、数字自体は悪いわけではない。ただ、この数ヶ月株価が上昇してきたため期待される数字が大きすぎたのではないかと思います。

株価としては振り出しに戻るというような感じですが、後々結果としてみれば良い休憩となる様に思います。

ここでは、株価ではないが物価がしっかり上昇してデフレ脱却の流れが途切れないことが大事なんだと思います。5月ごろにデフレ脱却宣言が出ると自分は考えています。そうすれば脚の長い外国人買い入ってくると予想しています。今はその足固めです。

2月9日のマーケットから(19:30記/nk 21382)

2018-02-09 19:17:58 | 日記






日本は今週3回目の下げと言うか売らされたマーケットでした。火曜の大幅安、水曜の後場ダレダレ、本日の下げで3回目です。

一方、ニューヨークは水曜日にあっさり戻ったのでまだ売り切れてなかったのではないか?VIXの要因だったり米国金利の上昇とか理由づけされるが、要は売らなければならないところが売れていなかったと言うことでしょう。

昨日で売りが切れたかどうかわかりませんが値幅はいいところまで来て居るように感じています。もう少し悲壮感が出れば完璧底入れだと思いますが、アメリカに悲壮感はない。これだけ株価上昇の恩恵を受けていれば、多少下がったところで余裕があるのかもしれません。

日本は株価の上昇が米国ほど期間が長くないので慌てているのだろう。

ただ、今日の東京の下ひげで火曜の下ひげとともに毛抜き状になっていますからそろそろだと思います。震源地が日本じゃないのでイマイチ確信は持てないのが辛いところですが今晩の市場が今日の下げの半分でも戻れば一段落するはずです。

モヤモヤする三連休ですが、ゆっくり休みたいものです。では。

2月8日のマーケットから(22:40記/nk 21890)

2018-02-08 22:16:29 | 日記




やはり、後場寄りで追証の整理が済んだのか?その後堅調になりました。

ここからが日本経済の地力というか本当の評価がなされると思っています。

1月は押し目というものが明確に無いまま過ぎて、スピード調整を余儀なくされました。VIX指数がどうしたとか、金利の上昇を嫌気したとか後講釈はなんでも出来ますが本質的には現状を過信して突っ走り、ブレーキを踏まざるを得なくなっただけだろう。

誰もが疑い無くfang株を買うようになったので、ある種の需要の先食いをしただけだろう。本来なら重い腰を上げるのに時間がかかり、結局高いところを買うような方が我先に買ったため次の買い手が目先いなくなり株価の高値をつけたに過ぎない。それも、大天井をつける前に気がついたので破滅的な下げになることは無かった。

ところが、89年のバブルや2000年のネットバブルの時はそれに気がつかずに行くとこまで行ったので経済の根底が覆され不況になったり、ソフトバンクや光通信などが98%の値下がりになったのだ。

だから、今回の調整は運が良かったのかもしれない。結果としてこれまでのリード役が代わり、新しい相場が生まれるのであると思う。今日は小野薬品を中心に買っていったのですが、これまでに薬品が先導役になることは少なかった。でも、ここからは期間はさておき今までにない業種や銘柄が中心になると思う。特に急落中に値持ちが良く、目先手垢が付いていない銘柄群が有力になると思います。そして、それらをどのようにプロモートしていくかが問題でしょう。色々なアイデアがあれば欲しいですね。