マーケットはまだ予断は許さないが、ベクトルの向きは変わってきたと考える。
まずはデータとして、裁定取引の残高が大幅に減少した。
ここ直近、買い残13億株台・金額で3兆5千億円から8億株台・1兆7千億円に減少している。これは今回の上昇の前のボトムに近い。
次に円高離れしてきていること。週末はドル円106円台まであったものの、株価は上昇。日経平均夜間取引は週末21900円で引けている。
上のグラフは日経平均とドル円の比較チャートですが昨年は全く為替との連動が無かったところが、直近はその揺り戻しもあったのかもしれない。
目先は昨年12月に1ヶ月横張った22500円から23000円が上値の目標と考えています。当然戻り売りは出ると思いますが、騰落レシオも80割れがありここからの売り物は限られると考えています。