五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

12歳。 セカンドシーズン 第4話

2016年10月26日 | 漫画・アニメ
視点戻って、蒼井さんと桧山クン、稲葉クンの話に。
稲葉クン、女性の扱いが慣れすぎです。それに対して桧山クンは不器用。
でも…桧山だけは悲しませたくないと心に誓う蒼井さんなのであった。。

今度待ち合わせて、一緒に塾に行こうと言っていた稲葉クン。

稲葉クン:
  「あれは、なかったことにしてくれないかな」
  「俺のこと好きになってもらって、改めて告白するから」

更にカベドンしつつ、
  「結衣ちゃんが好きになってくれるまで待つよ」

怒り狂って二人の間に割って入る桧山クンですが、口が達者な稲葉クンにたじたじ。
とどめは、

稲葉クン:
  「君より俺の方が、結衣ちゃんを大事にできる」
  「結衣ちゃんが好きなら、退いてくれる?」

言い負かされました桧山クン。
でも、すぐに暴力を振るわない桧山クンは個人的に好き(腕っ節が強いという描写は前振りであり)。蒼井さんも、心はちゃんと桧山クンが好きなのに、口下手だったり運が悪かったりで伝わらない。
視聴者を「あ~~なんでぇ~~」とやきもきさせる、憎い演出ですなぁ。

でも、稲葉クンも最初の頃よりも好感度上がってます。
ただのチャラ男かと思っていたら、かなり真剣に自分の本当の「恋」と向き合っている。
そんな本物の言葉に、蒼井さんの心も揺れる。。

でもミサンガって今でもあったのか。
てっきりJリーグ発足の頃、90年代のものかと思っていました。
桧山クンにミサンガを結んで貰ってるとき、蒼井さんの願い事が健全だったのが残念(えぇ~~
そこは健全なアニメーションですから。大きいお友達の汚い考えは置いておこう。

感情的になって、蒼井さんを泣かせてしまった桧山クン。
「俺がもらう」と、蒼井さんの肩に手をまわし、その場を去って行く稲葉クン。
まあまあ、どうせ桧山クンが勝つから(えぇ~~
大抵、不器用な奴が勝つってのがセオリーだし、アニメーション的に。

勿論、ここで大事なのは蒼井さんの気持ち。
二人に好かれているのだから、もらう、退く等ではなく蒼井さんの選択に任せることになります。

リアル高校・大学生の頃は、そうは行かなかったけど。
口の達者な男が非常にモテて、私が貧乏籤をひいていた事実が苦々しく思い出されます。
要するに、話が面白くて行動力のある男がモテるように出来ていたのです。まあ、そういうものなんだろうけど。
ブランド物をチャラチャラ身につけている男だったけど、格好つける努力は惜しまない奴だった。
私の前でも平気でサル芝居をするほど、彼は本気だったのだと、今にして思う。
人にはどこかしら良いところがあって、それを見てもらうにはある程度の行動力が必要だったのです。馬鹿やるのも、その行動のひとつ。クソマジメな綺麗事だけじゃ、女性はものにできません。(その後は当たり前ながら「財力」がものを言うようになる)
稲葉クンを見ていて、チャラい彼を懐かしく思い出してしまいました。
(おじさんの昔話なげーよ)

アニメの話に戻りますが、稲葉クンが予想以上に健闘していて、お話としては面白くなってきました。
桧山クンは、そういう荒波を乗り越えて幸せになるんだよーってお姉が言ってた(ぇ