五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

今日もユーウツさ

2013年12月19日 | その他・趣味
父上のことで苦悩する毎日が続いています。
テレビで癌の話をしていると、つい自分の状況に重ね合わせ…
看病して励ましてる人が、膵臓癌で余命3ヵ月と宣告とか、あり得ない話ではないと
暗澹たる気持ちになったり。

まあ、テレビはテレビ。
先のことを心配したって、何にもならぬ。
父上が退院してきたら、そういうテレビを見せないようにすれば良い。

ただ、怖い夢を見るのは変わらないです。
オヤジの身体だけでなく、病気はワシの、母上の身体も蝕んでいく。月蝕のように。


最近は、あちこち介護用品やら衣類やら、年末の買物に。

  
ゲームコーナーで、ラブライブ!のフィギュアがクレーンゲームに。
うむ、なかなか良い出来です。いつか買おう。今は、あまりお金に余裕が…

基本的に、キモヲタグッズは換金して、切手収集の足しにしているという。
キモオタグッズは、その作品の人気が無くなったら二束三文だけど、フィラテリーは世界中で
通用するものですから。


某兄貴が描いてくださったセバスチャン…のビキニ姿。
私が先日描いた、ありすお嬢様(と華山るるか)へのアンサー的な。
なかなか素晴らしい肉体のセバス。ワシごときが何か言える立場ではないですが、
目が「生きている」のが凄いです。
身体に鞭打って描いてくださり、ありがとうございますm(_ _)m


父上は結局、来年はじめに人工肛門を閉じる手術があるため、このまま入院して年を越すことに。
ただ、大晦日とか三が日は病院も休みなので、外泊という形で帰宅します。
アクシデントが無ければ良いのですけど。。

とりあえず、精神科、外科、泌尿器科には行かなければ。
精神科は別の医院なので、それだけはワシが連れて行ってあげなければ…うっ…(吐き気


2000年代はじめ頃の切手のファイルを開いてみたら、懐かしい「広告つき葉書」が。

    

1981年10月1日発行、宮城県版の「ホテル仙台プラザ」。発行日の風景印つき。
2002年頃(?)に、新宿の切手屋さんで購入したものです。切手屋のお爺さん、まだお元気だろうか。。

これはエコーはがきブームの頃、最も高価な葉書として君臨していました。
1981年当時の、実際に郵便に使われた使用済なら、価値あるんですけどね。
初日印を押しただけのものは、あまり収集価値が無いです。

未使用のものは1989年春、新宿の切手屋さんで清水の舞台から飛び降りるつもりで
買った思い出が。帰りに夕立に遭い、仕方なく駅前に自転車を置いてバスで帰宅。
翌朝、数十分歩いて駅前の自転車を取りにいった思い出も。

元気だったころの思い出は、美しく輝いています。
時間が美化していくのでしょうけれども。

近頃妙に、学生の頃の「おともだち」を思い出すのです。
人生を振り返ると、ワシが結婚できる可能性があったのは大学卒業のときだけ。
就職できていればねぇ…経済力の無い男は、お相手に日本海側に帰られてしまったよ、はっはっは。

でも病気のせいだけにするのは「逃げ」だと思う、今日この頃。
確かに病気ではあった。でも、それを凌駕する努力が足りなかった。
弱かったんです。それを、ちゃんとお相手は見ていた。
人生は非情なこともある…

先日兄に、「今どれだけ頑張っても、オヤジの最期の時を迎えたら、後悔しないということは
絶対にないよ。必ず後悔はするもんだ」と言われて、虚しくもなったのですが。。

何をやっても後悔するのは、人生の掟。
もし結婚していたとしても、後悔はしていたでしょう。
結婚したらパラダイス、という幻想から脱した30代半ばからは、気が楽になりました、はっはっは。
楽しいキモヲタ独身生活。

あれ、心を吹きぬける冷たい風はなんだろう…(´▽`)