五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

禁煙4周年

2012年06月30日 | 雑記
2008年6月30日深夜をもって、煙草をやめました。
「まだ4年しか経っていないのか」
というのが素直な感想です。もっと経っているような気がする。

それくらい、煙草は私から遠ざかったということでしょうか。

4年前のあの時は、「もう喫煙者に戻るという選択肢はない」と何故か強く思ったのでした。
それくらい自然に覚悟が決まると、禁煙してもそれほどきつい禁断症状は出ないものです。
大体、禁断症状は煙草に対する未練とか、精神的なもの。

とはいえ、当時の日記を見ると

 考えがまとまらない感じ

と書かれています。多少の肉体的症状はありました。

それは、それまで何度も禁煙に失敗してきた私ですから。
ある時など、煙草が吸いたくて発狂しそうなくらい苦しんだことも。
あの時はまだ、禁煙する時ではなかった、ということでしょう。
癌の恐怖をまだ、身近に感じていなかったとも言える。

寝る前と、朝起きたときは何よりもまず一服。
それくらい依存度の高かった私が禁煙出来たのだから、不思議なものです。

今でも、煙草を吸ってしまった、せっかく禁煙していたのに…という夢を見ます。
怖いですね。
それくらい煙草は、私の身体も精神も蝕んでいる。

癌のリスクが非喫煙者と同レベルまで下がるのに、10年はかかるそうです。

4年経って煙草は遠ざかったけれど、私の戦いはまだまだ続きます。


※家族が肺癌にでもなったら、「自分の責任だ」と物凄く後悔すると思う