五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

魔法少女まどか☆マギカ 第11話

2012年06月15日 | 漫画・アニメ
東京MXテレビで好評再放送中の「まどかマギカ」も、いよいよ佳境。
ここ数話、泣かされてばかりだからなぁ。。

ほむらさん宅を訪れているキュゥべぇさん。
いままでほむほむがやって来た事、時間を遡り、まどかを助けようとしてきた行為が、
皮肉にもまどかを最悪の魔女に育ててしまった…という話。
因果がこの時間軸のまどかに集中している。。
ポーカーフェイスなほむらさんも、かなりの精神的ダメージを受けた模様。


一方のまどかさん。
キュゥべえさんを責めるまどかさんに、家畜にどういう感情を抱いている?と返す。
要するに、キュゥべえさんには感情というものが無い。
いくつかの個体の死にいちいち嘆き悲しんだりはしないのだそうで。
人類、家畜と一緒。さやか然り杏子然り。

インキュベータさんは、有史以前から人類に係わってきた。
キュゥべえさんは、魔法や呪いの歴史をまどかさんに見せる。
スケールの大きいことに、歴史の転換に係わった魔法少女もいたとか。
もしインキュベータさんが地球に来なければ、人類は今でも裸で、ほら穴生活をしていただろう、
というキュゥべえさんの言葉は、さすがにちょっと大げさだと感じました(管理人)。


ほむらさん宅を訪れる、まどかさん。
ほむほむは、愛するまどかさんに全てぶちまけ。

  わたし、違う時間を生きてるの!
  わたしね、未来から来たんだよ!
  何度も何度も時間を遡って、まどかの運命を変えようと…
  わたしに、あなたを守らせて

ブワッ(顔文字略

まどかさんに抱きついて泣くほむらさん…のバックに、これまでほむらさんが
経験してきた思い出が、いくつもいくつも映し出されているのがせつない。

肝心のまどかさんは、「???」みたいでしたけど。
なにこの女。抱きついて泣いてわけわからねぇ話しやがって。
…とは思わないであろう、まどかさん超優しい。


ついにやって来た、「ワルプルギスの夜」。
一度に何千人もの犠牲を出すであろう、最悪の魔女。
たった一人で立ち向かうほむらさんですが、どんな爆発を起こしても倒せない。

重傷を負って動けなくなったほむらさんは、もう一度過去からやり直そうとするも、
またまどかの因果が深くなってしまうことを恐れて思いとどまる…
戦いをやめ、絶望が彼女のソウルジェムを覆い尽くそうとしているとき(魔女になりかけ?)
颯爽と現れたまどかさん。

避難所で母親を説き伏せて、ピンチの友達のもとへ走ったまどかさん超格好いい。
傍らには、キュゥべえさんを従えてます。

まどかさん:「ごめんね、ほむらちゃん」

カットアウト。
むぅ…。最終回まで種を見せないつもりだな。。
まあ、大体の予想は出来るんだけど。まどかさんが魔法少女になることはほぼ確実かと。
どんな願い事をするんだろう、まどかさん。
フィギュアのCMで、これまたなんとなく想像できるのですが、最終回を楽しみに待つことにします。


ほむほむが時間を巻き戻して、過去に戻っていただけ…つまりパラレルワールドとは違うと
思っていたのですが、キュゥべえさんの科白を聞くと、それぞれの時間軸の間を、ほむらさんが
ジャンプしていたような印象を受けました。
もし今回、重傷を負ったほむらさんがジャンプしたら、この時間軸のまどかさんを見捨てることには
ならないのだろうか。
杏子さんに、自分は人間じゃないって言ってたしね、ほむほむ。
その割には人間臭さがここ数話、溢れているんだよなぁ。。
暁美ほむらこそが、このアニメ最大の謎かもしれない。