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祭りと太鼓とYMO[その1]

2013-02-06 07:04:22 | memory
えー、お題の「祭りと太鼓とYMO[その1]」です。

小5の頃に島の秋祭りで、私が太鼓台に載って太鼓を叩く事になりました。
その頃の私といえば、いじめられるは、虐待を受けるはで散々な目にあっていました。

で、太鼓を叩く為に、同級生のお父さんと、お兄さんに太鼓の叩き方を教えてもらっていました。

その縁もあって、その同級生とは、少しずつ仲が良くなっていきました。

初めての島での友達です。
私は、太鼓を叩く事が唯一の楽しみとなりました。

でもって、秋祭りまでの間は毎日の様に家で太鼓の練習を友達としていました。

音楽が好きだった私は、祭りのシュチュエーション毎に変わるリズムを覚えるのが楽しくて、
太鼓を叩く練習に夢中になりました。

その友達はお父さんとお兄さんが太鼓を叩くのが上手で、その友達もリズム感があって、
非常に上手かったのを覚えています。

「ここは、こう叩くんや」とか「この時はこうするんや」とか、色々と教えてくれたのを
感謝しています。

後から分かったのですが、その友達は自閉症だったのです。
でも、私はそんなことはまったくお構い無しで、とにかく友達と一緒に同じ事を
一生懸命やる事が楽しみでした。

小5の頃に初めて祭りに参加して、一番の楽しみは、太鼓台に乗って太鼓を叩く事で、
お金をもらえる事でした。

実は、祭りの時に、「花(はな)」と呼ばれる、集落に伝わる祭りの寄付金のようなものがあり、
それを太鼓台を引く子供達が集落の家を一軒づつ回って、集金をするのです。

で、その集まったお金を、子供の参加者で、大人達への酒代を差し引いた分を、
年功序列と役割によって、子供達の内の年長者がリーダーとなり、みんなで分けるのです。

そうです、臨時のお小遣いが貰えるのです。

当時のお金で私は5,000円も貰う事が出来たのです。好きな太鼓を叩いてこんなに
お金が貰えるなんてなんてうれしいんだろうと思いました。

それが年に一度の楽しみとなったのは言うまでもありません。

その集落の祭りの決まり事として、子供の参加者は小4から中3までの6年間参加出来るのです。

私は中学3年までの間、その年に一度の祭りが、とりあえずの希望となりました。

その2に続きます。

ではでは。

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