えー、お題の「私の生い立ち[その4]」です。
中学2年の頃、私は自殺を考えていました。
しかし、ある日、私が父の本棚にある漫画を読んだ事で、
その気持ちは消えて行ったのです。
それは、「火の鳥」という漫画でした。手塚治虫さんの作品です。
その中で、崖を登る若者が腕の力が尽きかけて、崖から落ちそうに
なるのですが、そのとき火の鳥が若者に「生きるのよ」と
心に声をかけて来た事から、若者はなんとかその崖を登って
外の世界に出る事が出来たのです。
私は、それを見てハッとしました。なんで、自分は死ななきゃ
いけないんだ、あの若者の様に頑張れば、きっと道は開かれる、
と考えを改める様になりました。
それからは、自殺を考えた事はありません。(正確に言うと実は、
35歳の頃に自殺を考えた事があります。後日その辺りは書きます。)
とにかく、それからは、いじめられても、中学を卒業するまでの
辛抱だと考えられる様になりました。
実際、中学を卒業して、高校に進学したことで、いじめにあう事は
なくなったのです。
高校生活は、非常に楽しい物になりました。私の方から友達をどんどん
作って行ったのです。
ある一つの事を除いては、それは父の事です。
父は相変わらず、アルコールからはなれられなくなっていて、
年に一回は入院する様になっていました。
肝硬変になっていたのです。その為に、仕事も長期に休む様に
なりました。家の家計は益々悪くなるばかりでした。
それでも、私は、なんとか高校を卒業する事が出来ました。
私は、卒業するとすぐに働き始めました。
その5に続きます。
中学2年の頃、私は自殺を考えていました。
しかし、ある日、私が父の本棚にある漫画を読んだ事で、
その気持ちは消えて行ったのです。
それは、「火の鳥」という漫画でした。手塚治虫さんの作品です。
その中で、崖を登る若者が腕の力が尽きかけて、崖から落ちそうに
なるのですが、そのとき火の鳥が若者に「生きるのよ」と
心に声をかけて来た事から、若者はなんとかその崖を登って
外の世界に出る事が出来たのです。
私は、それを見てハッとしました。なんで、自分は死ななきゃ
いけないんだ、あの若者の様に頑張れば、きっと道は開かれる、
と考えを改める様になりました。
それからは、自殺を考えた事はありません。(正確に言うと実は、
35歳の頃に自殺を考えた事があります。後日その辺りは書きます。)
とにかく、それからは、いじめられても、中学を卒業するまでの
辛抱だと考えられる様になりました。
実際、中学を卒業して、高校に進学したことで、いじめにあう事は
なくなったのです。
高校生活は、非常に楽しい物になりました。私の方から友達をどんどん
作って行ったのです。
ある一つの事を除いては、それは父の事です。
父は相変わらず、アルコールからはなれられなくなっていて、
年に一回は入院する様になっていました。
肝硬変になっていたのです。その為に、仕事も長期に休む様に
なりました。家の家計は益々悪くなるばかりでした。
それでも、私は、なんとか高校を卒業する事が出来ました。
私は、卒業するとすぐに働き始めました。
その5に続きます。