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私の生い立ち[その2]

2012-03-03 07:49:13 | other
えー、お題の「私の生い立ち[その2]」です。

島にやって来た父は、私たち兄弟には、何も言わず、ただ、疲れた、
という様な感じの事を言っていました。

それからは、祖父と祖母、父と私たち兄弟4人の7人で暮らす事と
なりました。

私は、父と母は離婚したのだ、と祖母から教えられました。
祖母は、昔ながらの人で、非常に厳しい人でした。

その日から、島の小学校に通う様になりました。
小学校では、私の転校を聞きつけた、一学年年上の学校中で
手がつけられない生徒の1人が私を目の敵にしていじめるという事が
その日から始まりました。

それから、毎日の様に、「俺の家に朝迎えに来い」と命令されて、
私は嫌々、迎えにいきました。その上、「帰りも一緒に帰るんだぞ」と
脅されました。

暫くしても私を解放しないので、上級生に、何故私をいじめるんだと
勇気を出して聞きました。

すると、その上級生は、「俺は、転校して来た先輩だ、お前は
俺の言う事を聞け」というとんでもない理由で私を振り回し続けるのでした。

腕力でも精神力でもかなわないと悟った私は、諦めて上級生の支配を
受け入れたのです。

後日わかった話なのですが、その上級生は、私が転校する前に転校して来て
クラスからいじめられていたという事がわかったのです。

小さい島ですから、生徒のプライバシーも無い様な状況で、その上級生も
家庭の都合で東京から転校して来たのですが、クラスになじめなく、
いじめられていたそうです。

しかし、私にすれば、それは、筋違いだろうという思いがありました。

ある日、その上級生が、私の事を聞きつけ、私にこう言いました。
「お前らは、母ちゃんに逃げられたんだってなぁ」とクラスメート達が
いる前で、私に言い放ったのです。

私は、辛いのと悔しいので、泣いて帰りました。

それから数日後、ある事件が、クラスで起こるのです。

その3に続きます。