政治[その３]

えー、お題の「政治その３」です。

以前にも書きましたが、現在の日本の政治は二院制です。
衆議院と参議院の二院があります。

現在、政治の決定スピードが遅いのは二院制だからとの意見がありますが
私は、そうは思いません。

政治家が政治家の仕事をしていない事に原因があると考えます。
選挙の為の政治を考えて行動している政治家があまりに多いのが
問題だと思います。

特に衆議院議員がその傾向が強い様に思います。
何故かというと、衆議院は参議院に比べて任期が４年と短く、場合によっては
任期途中で解散、総選挙が行われる可能性がある為、政党がその法案を通す事が
難しくなるという事態に追い込まれる事が多い為です。

これに比べて参議院の任期は一度当選すると６年となっており、
任期途中の解散、選挙がありません。
このため、じっくり法案について審議をする事が出来るので、政治家の
本来の仕事がしやすくなっています。

また、参議院は、衆議院のチェック機能をもっていますが、事実上
衆議院優先の規則の為、衆議院で可決された法案が通る事になり、
チェック機能を果たしてないと言われて久しいです。

これらの事より、参議院の廃止をするという議論がありますが、
私は、参議院の廃止には反対です。

これは、私案ですが、現在の衆議院と参議院のやるべき仕事を分ける事によって
法案を通すスピードをあげる事が出来ると考えます。

どうやるのかというと、衆議院は短期の問題を議論し、参議院は長期の問題を
議論することで、それぞれの役割を分担すれば可能だと思っています。

それから、衆議院にも採決を取るときに、参議院の様に機械式にすれば、
（ボタンで賛成、反対を決める）さらにスピードアップが図られると思います。

それから、選挙や、国民投票の電子化についても検討するべきだと思います。

これについてはまた次の機会に書いていきたいと思います。

その４に続きます。