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直接民主主義

2012-01-22 06:53:27 | Politics
えー、お題の「直接民主主義」についてですが、考察してみました。

日本は現在、政党制間接民主主義制度を採っています。
この制度の問題点は、少数意見が反映されないという、本当の
民主主義とは遠い実情にあるということです。

大政党が、つまり議席数を多く持った政党の意見が優先されて、
物事が決まっていくという、国民の最新の民意が反映されないという
問題をはらんでいます。

これをなんとか解消する方法は無いかと考えてみました。
それには、大政党が生まれない状況を作るべきだと考えます。

物事を素早く決める事と大政党が物事を決める事は全く別の事だと
私は思います。

大政党が物事を決めると、利権構造がどうしても出来てしまいます。
政官業の癒着が多いにあり得るのです。

これを改めるには、1政党あたり10議席づつ、20政党で200議席
ぐらいの規模の二院制がちょうど良いと考えます。

そして、問題が発生したら、選挙をやるのではなく、全て、国民投票で
物事を決める事が効率的な解決法だと考えます。

現在の政治は、問題提起を大手マスコミが行っています。
これの危険性はマスコミが、広告主の意見を優先するあまりに、
正しい問題提起が出来ない事にあると考えます。

正しい問題提起は、国民があらかじめインターネットを使って
議論しておく事で、問題の解決方法を複数選択出来る様にしておきます。

そして、その問題解決方法を政党が選択し、国民に提示する形で、
国民投票で政党を選択します。

それにより、民意の反映が正しい比率で行われる様になります。

例えば、今の原発の問題ですが、原発に賛成か反対かという二者択一の
問題ではなく、問題解決の為に、色んな意見が考えられるので、
複数の解決方法を各政党が明示する事により、国民投票するのです。

国民は、あらかじめインターネットで、問題と解決方法を見ておきます。
国民投票広報というもので、論点、争点、結論をあらかじめ議論しておき
インターネットで内容をオープンにしておきます。

国民投票の投票方法は、インターネットで、端末は携帯電話やスマートフォン、
パソコンやタブレット端末で、出来る様にします。
投票所でも、パソコンやタブレット端末で出来る様にします。

投票終了と同時に、結果が瞬時に出ます。
これにより、国会で法案を作り、議会にはかる事で法律ができます。

国民投票がこのように簡単に出来る事で、政治に国民が直接簡単に誰でもが
参加出来る様になります。

場合によっては毎週国民投票がある様な状態になります。

これが、私が提言する直接民主主義制度です。
これで、問題が発生したら、また、国民投票で法律改正を議論すればよいのです。

こんなの出来たらいいと思いませんか。