テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

アルペジオ奏法を制する者はエレキを制す・・

2015年11月29日 | 日記
快晴の休日は非常に気分が良い

「天気がいいから散歩でも行く?」

となるところだが・・・


私は日が差し込む書斎でギターを弾きたくなるのだ

平素、運動不足に注意しながら生活しているの休日はダラダラ過ごしたい

・・というよりはギターと戯れて時間を過ごしたい


白い手袋をはめて一日中磨きまくるような高級ギターを持っていない私は
弾く事でギターと距離を縮めるのだ

行き付けの楽器店の常連さんの中には一日中ギターを磨いて過ごすマニア層も少なくないそうだ

いわゆる、ギブソンカスタムショップ製の100万円超えの逸品を手に入れた人たちなのだ

私には理解できない世界観だが・・

そんな楽しみ方があっても良いと思う


初心者に毛が生えた程度のショボいテクながら定価で30万円を超えるようなギターを買ってしまう人も多々いる

まぁ、買うという行動に制約はなく自由だが・・

買われた側のギターにしてみれば残念だと思う(擬人化?)


ネットの動画でもギター系ブログでも割に見かける

まぁ、プレイヤーというよりはコレクター的要素が強い人にはこれで良いかと・・



前置きが長くなってしまったが・・・

今回は久々に『ギター講座』なのだ




今回の音源で使用したポジションを拡大してみた




コードは二つなのだ

色分けしてみた


赤色からスタートなのだ

2弦1フレと4弦3フレを基本形と考えてほしい

ベース音が下降するフレーズなのだ

Fコードを軸にしている


青色はお馴染みのCコードなのだ


アルペジオの組み立てはセンスなのだ

2~3個のコードでも十分に成立する


楽器店などの試し弾きでも歪み音と同時にクリーン系の音もチェックしておきたい

コードボイシングのポイントは『開放弦』なのだ


ローポジでコードを構成する場合、押弦と開放弦の音量差、音質の差など
入念にチェックしたい

これによって、ナットの仕込みの状態、鳴りのバランスがチェックできる

繰り返しになるが開放弦をフレーズに混ぜるのだ


楽器店的な話でも弦楽器の最大のメリットは音程差のあるフレーズを容易に演奏出来る点にある

今回のフレーズをピアノに置き換えた場合、結構難易度が高いフレーズになってしまう

・・というか鍵盤でアルペジオを作るなら他のアプローチになるという事なのだ


ギターの上達方法の一つに

”他の楽器を真似る・・・”

という方法がある


ギターでサックスを真似たり、キーボードのフレーズをコピーするのだ

ギター譜のアレンジの中にはエレピから始まるような有名曲をギター用に書き下ろす事が多々ある

アレンジャーの腕の見せ所なのだ


そこそこギターを弾ける人は多いが・・

アレンジや作曲の才能に長けている人は少ない

音楽関連の学校に通った事のないような独学派などにおいては皆無だといえる

これがDAW環境を導入しても伸び悩む理由の一つなのだ


何かの練習フレーズを録音したり、プロのコピーで終わってしまう

それでも楽しいという場合は良いが・・・


少々、脳が勝っているタイプの場合にはそんなに拙い自分が嫌になってしまう

情報が不足していた時代は自分の立ち位置が分からない

それはそれで幸せなのだ


昨今は自宅に居ながらにして外出先でも容易に他人の演奏動画や演奏音源を知る事が出来る

「みんな上手いし・・才能あるなぁ・・」

「俺、いまだにレッスン系のフレーズしか弾けないし・・」

という感じで落ち込んでしまう事も多々ある


向上心がある場合にはそれをバネにかなり伸びる


再度、指板の画像をご覧いただきたい

1弦は9thという音になる

コードをオシャレに演出する音なのだ


フュージョンやジャズでは必須なのだ

オシャレ系ポップスでも良く使う

ロックでも使ってみる事をお薦めする


狙いならば良いが・・

昨今は2音のパワーコードは時代遅れなのだ

3音以上・・さらにはテンションを追加するという考え方が良い


私のリフがカッコいい理由は其処にある(自分で言うのも何だが・・)

誰の真似という事もないのだ

スラッシュであり、ペイジ師匠であり、ジミヘンからも学んでいる

カッコいいと感じた音を身体で記憶していのだ


恥ずかしながら真面目にコピーした経験が少ない

常に何らかのアレンジを加えるのが私流なのだ


時には難解なフレーズを弾き易いようにアレンジする事もある

人前で演奏する場合、完全コピーよりも精神的なアドバンテージの方が重要なのだ

緊張から失敗する例は多々ある


申しわけないが・・

素人でギターのフレーズや音色を徹底的に分析して理解している人は少ない


”『じゃがいも』だと思い演説する・・”

と偉い人が言っていた

ステージも一緒なのだ


昨日のブログの集計結果なのだ



相変わらず低調だが・・・


トータルの順位をみれば悪くない

師走を目前に忙しくなっている証だと捉えている


再び、指板(ピグノーズ)の画像を貼っておきたい

ご覧になりながら音源をお聴きいただきたい

後半はハンマリングやプリングで装飾している

これにも決まりはない

自分でカッコいいという部分に放りこむセンスが欲しい

とにかくコピー三昧の人はこの部分が欠落している

自分で考える力を養う事で伸びる


スケール理論など・・分かった事を言う人がいる

初心者から中級者には不要だと私は考える

楽器演奏は勉強ではない

特にロック系の場合、その傾向は強くなる


今回の音源は同型のフレーズ軸に繰り返している

ハム、シングル、ハム並列、シングルハーフポジション前後etc・・



アルペジオは歪み以上にギターの材、ピックアップの種類など

ギターの特徴や個性が表れるものなのだ

さらにはピッキングスキルなど技術的にも誤魔化しがきかない

ピッキングにも工夫が必要なのだ

オルタネイト? エコノミー? 弦飛び?

決まりはない

弾き易い方法で良いと思う

ちなみに今回のフレーズはこれらを適宜組み合わせているのだ




自分がカッコいいと感じるものを推し進めれば良いのだ




この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レスポールとオーバードライ... | トップ | 後期のジミヘンをイメージし... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事