テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギブソンレスポール、ブリッジの謎?

2017年01月23日 | 日記
ギブソンレスポールのブリッジの向きを変更した事はお伝えしたのだ

加えて画像を撮影したのだ





調整ネジがピックアップ側を向いている




ネジn位置などどちらでも良いように思うかもしれないが・・

微妙に違うのだ


何となく引き締まったような印象を受ける

如何だろうか?




往年のレスポールの多くはこの向きでブリッジがセットされているのだ

こんなサドルが採用されているのだ





サドルが個別に取り外せる構造なのだ

サドルの向き(頂点)を変更する事で可変範囲を稼ぐ構造になっている

正直、それでも調整幅は足りない


そんなユーザーの不満を解消すべく登場にたのが『ナッシュビルタイプ』なのだ

サドルを取り外す事はできない


可変範囲は広い


それでも少々足りない事がある


通常はこの向きなのだ



この向きでサドルを最後方まで下げた場合、
サドルの頂点が逆ならばまだ下げられる事になる


今回、サドルの向きを逆にセットするにあたり少々懸念される事があった

それはサドルの溝なのだ


6弦側が1弦側に移動する事になる

6弦用の溝に細い1弦が乗る事になる


一方、1弦の狭い溝に6弦が乗る事になる


問題は『ビビり』と『弦外れ』なのだ


幸いにもまったく感じられない

むしろ、デフォルトの状態の方がビビりが大きかった

特に3弦が気になっていたのだ


もちろん、購入時にはそんな音は出ていない

ネックの状態やフレットの状態も影響していると思う


今回、サドルの山型の向き(頂点の位置)が変化した事で気になっていたビビりが解消した

これは思わぬ『副産物』なのだ


現状、120%の満足度なのだ

今後、細弦のビビりが出るようならば、新品のブリッジを購入したいと思う

丁寧に溝を切ってみたい


以前にベースのブリッジも自分で加工したのだ

弦楽器のテンション(弦の張り)は相当なものなのだ


それで弦が落ちないという感じで溝は狭い方が良い

ビビり難いのだ


弦が落ちるという場合、さらに追加で溝を広げれば良いと思う


ABR-1タイプのブリッジをナッシュビルタイプに交換する事は出来ない

アンカーの幅や位置などが異なるのだ


場合によると個体、年代でも異なる

ギブソン社はあえてこの数値を公表していない


理由は不明だが・・

それ故に外付けのパーツを購入するも加工が必要という事も多々あるのだ

穴を埋め、再度穴を開け直すという事もあるのだ


「何で今まで気付かなかったんだろう?」


”デフォルトが正しい・・”

という思い込みなのだ


ギター弾きはもっと自由になっても良いと思う


レスポールも購入時は腫れものに触れるような感じで扱っていた

湿度やキズ付きなどにも神経質になっていた


現在は『道具』なのだ


邪険にしているという事ではないのだ


使い倒す事で理解が深まり、音も変化した

より身近な存在になったのだ


ストラトも同様なのだ


トラ杢の美しさをご確認いただく為に特殊な画像を作ってみた



見る角度で杢が変化するのだ


この模様はバクテリアの仕業だという

それ故に一本たりとも同じ模様がない



レスポールは美しい・・


もっと広めたい


ネットの画像しか見ていない人に実物を見せてあげたい


楽器店を訪れてみては如何だろうか?

都心の楽器店は宝の山なのだ


世界的にもトップクラスの楽器が集結しているのだ

特にお茶の水のギブソン専門店は凄い


見学するだけでも価値がある

きっと欲しくなる


欲しいレスポールに出会えるのだ








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