テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

年末に”エレキギターの楽しさ・・”を再確認したよ。。。

2012年12月24日 | 日記
読者の皆さんは年末の準備は御済みだろうか?

年賀状作成、大掃除、食材の買い出しetc・・

何かとバタバタしていると思う

早朝からパソコンのネットサーフィンに没頭できる人が羨ましい

私も自分の家事の分担を終えてようやく自分の時間に集中できるのだ




中年になると来年(未来?)よりも過去の事や今年一年の出来事が頭をよぎるようになる

「俺にとってギターって何だろう?」

挽きたてのコーヒーの飲みながら物思いに耽ってみたのだ




ギターを弾き始めて数十年になる

女子にモテたいという『不純な動機』でフォークギターを始めたのがギター道の一歩なのだ

私の動機に共感できるという人も少なくないと思う


ギターを始めてデメリットというものは感じたことがないが・・

”女子にモテモテになったのか?”

という部分に関しては何とも言い難い

微妙なのだ


しかしながら興味ある女子の『初めてのギター購入』に同伴したり、

女子数人に取り囲まれながらギターレッスンをしたという楽しい思い出も蘇るのだ


初めての人前での演奏は学園祭だった気がする

他校からの学生も出入りが自由というアットホームな時代だったのだ


楽曲に関する鮮明な記憶は薄れているのだが・・・

演奏後に他校の女子数人に取り囲まれてサイン?を書いた記憶だけは残っているのだ


他人にサインを求められたのは生まれて初めてだった

ノートに楷書で自分の名前を書いた記憶がある

『ギターって何だか楽しいなぁ・・』と感じた瞬間だった


過去のブログに登場した友人と出会ったのは次の年のクラス替えだった

現在は大手の某楽器店で副店長をしているのだ

常連読者の方々は友人と私の『偶然の出会い』をすでに読まれていると思う



本人は求めないかもしれないが・・・

その友人に多大なる影響を与えたのは私だと思っているのだ

おそらく部下などには飲み会の席でこんな話をしていると想像できる


部下 「副店長って何でギターを始めたんですか?」


副店長「アリスかな・・フォークが流行っていたからな」

   「高校に入ってリッチーとかに憧れたんだよね・・」


まったくの嘘ではないが・・

彼はいつもギターを弾く私の傍らで興味津々に眺めていたのだ

「○○君 ギターって難しいかな? コードって難しい?」

「どんな風にギターを練習しているの? ギターって幾ら?」

とにかく演奏が終わると同時に質問攻めなのだ


彼を自宅に招いてレッスンをしたこともある

当時は簡単にギターを買える時代ではなかったので
ちょっとした交換条件付きで使っていないギターを貸し出したこともあるのだ

中学生だったのでバイトは無理なのだ


数ヵ月後に親を説得して何とか購入資金を調達したのだ

その時にも私が彼の母親を説得したのだ


私の記憶では私と同じモーリスのフォークギターを買ったように思う

初心者に良くある行動パターンなのだ

自分の憧れのギタリストと同じメーカー、モデルを欲しいと思ってしまうのだ


私もギターが上手かったわけではない

しかしながら右も左も分からない超初心者にとって
目の前でコードを抑えてアルペジオを弾いている者は神々しく映るのだ

数十年前はパソコンもなければ、丁寧な教則本も少なかったのだ

ギターを習う唯一の方法は弾ける人に教えてもらう・・

そんなアナログな時代だったのだ


中学生の頃に私に憧れていた(たぶん・・?)も自身もそこそこ弾けるようになり

高校に入学した頃にはもっと上手いギタリストに出会ったはずなのだ


その時点で当時の私のギターテクがショボかった事に気付いたのだと思う



私にも似たような経験があるのだ

初めてエレキを買いに行った頃の話なのだ

「あの・・エレキが欲しいんですけど」

種類もレスポールとストラトしか知らないのだ

フォークはそこそこ弾けたのだがエレキには無知だったのだ


楽器店のお兄さんが優しく問いかけてくれたのだ

「どんなギタリストが好きなの?」

「予算はいくらくらいなのかな?」

質問はこの二つだけなのだ


私はリッチーブラックモアと答えたのだ

当然ながら目の前にはストラトタイプが数本並べられたのだ

「準備ができたよ どうぞ、弾いてみてくださいな・・」


ストラトでフォーク的なストロークを披露?した記憶が蘇る

見兼ねたお兄さんがデモ演奏を申し出てくれたのだ

「リッチー風に弾いてみようか?」

「ハイウェイスターとかスモーク・オン・ザ・ウォーターって知っているよね?」

まるで目の前に本物のリッチー本人がいるような錯覚を起こしたのだ


初心者にとって何でも感動的に映るものなのだ


振り返ってみれば・・

そのお兄さんが特に上手かったわけではないような気がする


以前にもお話したが・・

無理をして自分で演奏するよりも楽器屋のお兄さんに
弾いてもらった方が本来の音を確認できる場合が多いのだ

「自分のギターを他人に弾いてもらってどうするの?」

という人もいると思うがその楽器のスペックを知るというのは重要なのだ


私もイングヴェイのレッスンビデオなどを見るにつけ思うのだ

「ストラトって上手くなればこんな弾き方ができるんだなぁ・・」


上手い人の演奏を見たり聴いたりするのは良い刺激になるのだ


私の友人の話から微妙に脱線してしまったが・・・

言いたい事は賢明な皆さんに伝わっていると確信しているのだ



話は変わるが・・・

皆さんはギター練習のコツは何だとお思いだろうか?

音源を聴きながらTAB譜を追いかけるという原始的?な方法が最良だと思っている人も少なくないと思う


私はもう一歩進んだ練習方法をお薦めしたいのだ

可能ならば、動画を何度も観るのだ

手元の楽譜とまったく同じ動画は皆無だと思う

その辺りは軽く流すとして・・・


上手なギタリストの弾き方を自分なりに研究してみるのだ

指の動きにばかり注目しがちだが実はギターは全身で弾いているのだ

演奏時の姿勢とギターの位置を少し変えるだけで劇的に上手くなる瞬間が訪れるのだ


こんな簡単な上達法があるだろうか?


つまりは他人の意見にまったく耳を傾けないというタイプには伸び代は期待できない

独自の練習法でもそれなりに進歩&上達はすると思うが・・・


素直で柔軟な人の倍は時間がかかるといえる

自我(演奏スタイルやメンテ方法など)を確立するのは相当に先の話でも良いと思う


私くらいの年代になってようやくその領域に到達すると思うのだ

今以上の伸びも期待しない代わりに他人からの影響も受ける必要がなくなるのだ


成長が止まった・・という事だと思う

特に20代、30代のギタリストの人はもっと柔軟であるべきだと思う


素人ギタリストにとって頑固には何の美徳もないのだ

むしろ、他人に影響を受け、他人の意見に左右されるような人の方が向いていると思うのだ


今さら性格を変えることはできないだろうが・・・



もう一つの上達方法は・・

”文章で理解する・・”方法なのだ


ギターに限らず、楽器をマスターする上で≪文章で理解する≫は一つのキーワードになると思う

もちろん相手が音楽故に基本は音源や楽譜になると思う

あくまでも補助的という意味なのだ


音楽雑誌などの特集でギターレッスンが載っていることも多い

私の場合には楽譜と同様に解説の文章を熟読するのだ

演奏のコツなどを丁寧に説明していることも多い


それそ読むだけでも意味があるのだ


以前の私はカッティング奏法を軽視していたのだ

「フォークのストロークと同じだろう?」

つまりはギターソロ、しかも速弾き系にしか興味を示さなかったのだ


ギター弾きとして片手落ちであり惜しい時間を浪費したと悔やんでいるのだ

ある時にファンク系のギタリストの動画を観たのだ


楽曲の中心はスラップベースとストラトのカッティングなのだ

ソロと呼べるものは一切ないのだ


それなのにカッコいいのだ

すぐに真似てみるも・・まったくグルーブ感が出ないのだ


当然なのだ

私のカッティングはミュートが甘かったのだ

「ミュートって何だろう?」

譜面では×という表記で表わされている場合が多い


ここで文章が重要になってくるのだ

ミュートにもいろいろな方法がある


コードを押さえている左手の指を使っているのか?

ピックを持っている右手なのか?

仮に右手だとしてどの部分なのか?


楽譜だけでは分かりにくい


”ミュートを制する者はカッティングを制する!”

これは私の格言なのだ


ちなみにスラップもキモはミュートなのだ

スラップの場合はさらに複雑になってくるのだ


動画と文章の二本立てで理解を深めてきたのだ

手軽に動画を試聴できるパソコンにも感謝なのだ


最近、ちょこちょことハーモニカの音源をお聴きいただいていると思う

「そこそこ吹けるようになってきたよね~」

という感想を抱いている人もいると思う

 

「どんな風に練習したの?」

「俺もハープを吹いてみたいな」

という人はいるかは分からないが・・・

  

不思議な事にブルース的フレーズを紹介した教則本は皆無なのだ

”ブルースハープ初級編・・”

的な教則本ではキラキラほしや聖者の行進などメロディ吹きで終始しているのだ

オマケのように和音奏法も紹介しているがハーピストが吹いているフレーズとは程遠いものだ


私の先生は動画の中のプレーヤーの実際の演奏とネットの解説なのだ

ハーモニカの奏法という形で検索すると画像1割、文章9割というような解説に突き当たることが多い


文章が嫌いな人ならば引いてしまう内容が多い


文章好きの私にとってはこれらの文章解説が大きな手助けになったのだ


ハープの初心者に多くみられる傾向としてメロディ練習が大嫌いらしい

「キラキラ星とかいらないから・・ブルース的なフレーズを紹介して!」

ネットの質問コーナーで多く見られる意見なのだ

「ベンドってどうやるんですか? コツとかありますか?」

これも良く見かける質問の代表例なのだ


私の場合にはドレミファソラシドという音階の練習をしていたのだ

これはある人のホームページの文章から影響を受けたからなのだ

ドレミファ・・を成立されるにはベンドが不可欠なのだ


しかも、このドレミファの位置(穴番号)がもっとも使用頻度が高いポジションであることを知ったのだ


ドレミファ・・という単純音階の重要性を知ったことは大きかった

知らぬ間に音階が吹けるようになっていたのだ

コンビニに行くたびに上達している自分を感じていたのだ


実際のブルース的なフレーズだが・・・

これもあるハーピストのブログに影響を受けたのだ

「フレーズってアドリブなんだよね」

「常套句もあるけど・・ノリっていうか」

ブルースギターに近いと感じられたのだ


自分がどんなキーのハープを買えばいいのか?

これも初心者の悩みなのだ


誰かがポジション説明を丁寧に解説してくれていたのだ

これもギターのカポでポジションを代用する発想に似ていると思えたのだ


ギターとハーモニカ・・

形はまったく異なるのだが音楽的な成り立ちやアプローチが似ているように感じられたのだ


この辺りを頭で理解できたことは大きな収穫だったと思うのだ


現代人で文字が読めない人は少ないといえるが・・・

”文章を正確に理解できる・・”人もそんなに多くないと私は感じているのだ


電話での会話をイメージしてほしい

友達や家族との会話ではない

もっと他人行儀というかビジネスライクなトークなのだ

心の中でこんな事を思ったことはないだろうか?

『この人って俺が言ってる意味を理解してるのかな?』

この場合には二つの問題がある


自分自身が的確に文章を表現できているのか?

相手側が文章を理解できるスキルがあるのか?


という事なのだ


これはメールの文章表現にもいえるのだ


文章は簡潔にすべし!

と学校で教えられた人も多いと思う

間違ってはいない


しかしながら、これは相手に用件(要件)を明確に伝える為の手段に過ぎないのだ


むしろ、文章の最大の魅力は長文にあると私は考えているのだ

自分が伝えたいことを連ねる長文になってしまう

これは仕方がないと思うのだ


常々、気になっていることがある

「すべての人が理解できているかな?」

ということなのだ


すべてにおいて安直な世の中だけに面倒だという人は音源だけを聴いてもらっても構わない

しかしながら、ギターのテク(メンテを含む)や音楽的な伸びを望んでいる初心者の人は
是非とも文章の意味を理解してほしいと思うのだ





またまた、話は変わるが・・・

以前に私のブログで楽曲提供の件をお話したと思う


楽器屋のお兄さんのバンドとガールズバンドも出演する年末ライブが行われるのだ



私が提供した楽曲もアレンジを加えて演奏するらしい

歌モノ中心のガールズバンドにもインストを提供したのだ


「素人の作った曲を演るなら、プロのコピーの方がいいんじゃない?」

と思った人も多いと思うが・・

まぁ、感覚が至って普通だと思う

  

コピー譜がすべて!

というタイプではないだろうか?


おくまでもオリジナルに拘っているお兄さんのバンドは素晴らしいと思う

変わり種というところで私(他人)が作った楽曲を演奏したいのだと思うのだ


アレンジに関しては任せているのだ

特に私が口出しする必要もない


今回はお兄さんのバンドに提供した私の代表作を2曲ほどお聴きいただきたい

一曲目は思い入れがある色々なギタリストに成りきって演奏しているのだ


ゲイリームーア、ジャーニーのニールショーン、スティーブヴァイ、リッチーブラックモアetc・・



なんちゃって風だが・・本人は楽しんで演奏しているのだ



楽しんで演奏(製作)するという事が素人の場合には重要なのだ


二曲目はアドリブ大会のオンパレード的な曲なのだ

アーム無しのレスポールでどれだけトリッキーに聴かせられるか?

という部分に注目してお聴きいただきたい



B'Zの松本氏のライブをイメージして弾いているのだ



観客の歓声をDAWに取り入れるのはおそらく世界でも私だけだと思う

遊び心がある楽器屋のお兄さんはそんな微妙な部分を気にいってくれたらしい



リバーブの感じも東京ドームクラスのようなアリーナ級の会場をシュミレーションしているのだ

6畳の書斎の座イスの上で弾いている演奏に聴こえるだろうか?









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