教師と生徒 圧力と反発

今朝、見上げた空にやっと上り始めた太陽と、沈み始めた月が浮かんでいました。
雲ひとつなく晴れていたので、綺麗でした。古文で良く出てくる有明の月、というものでしょうか。
学校に程近い最寄り駅に到着しますと、今度は遥か向こうに連なる山の姿がくっきりと見えました。山はすぐ傍にあるのではなく、だいぶ遠くの地域にあるのですがこうした秋の晴れた日なんかにはその姿を拝むことが出来ます。
ここまでは、あぁ今日はなんて良い日なんだろう、と思えました。

３時間目。
現代文の時間に、また教科担任が現文の授業から飛んだ話題で延々と一時間話し続けていました。もう、私も流石に堪忍袋の緒が切れまして。
「先生、現代文の授業をしてくださいよ、心理学はもう充分なんで」
と一言言いました。言わずにはいられない、ほとんど衝動的です。
何度も書いていますが、私はいわゆる主要５教科の中で何が一番好きかと言われたら、迷わず国語、現代文と答えます。
それだけの理由で先生にお願いをした訳ではありません。

何故、受けるべき授業内容をしないで全く他の話をするのか。
何故、やるべき仕事を放棄してまで生徒を巻き込んで他の話をするのか。

どんな授業でも本題からの脱線という現象は、必ずと言っていいほど起こります。
その程度であれば脳のリフレッシュタイムとして受け入れられるのですが、授業を
一コマ潰してまで、一体、先生は何をしたいのか、と。
この時間はあくまでも現代文という授業を行うための時間なのに、と。
先生は何を教える先生なのですか。私たちが受けるべき授業内容は現代文です、付け焼刃の心理学ではないのです。
生徒と語りたいのであれば現代文の授業ではなく、ＬＨＲの時間に語る会でも開いたらどうなのか、そんなことを思ってしまいます。

一言言った後、先生の反応はもう本当に素っ気無いもので、なかなか気持ちがすっきりしません。そしてこのブログにまで引きずってきてしまいました。
明日には何か明るい話を書きたいと思っています。。。